テラーノベル
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「何だよ、、これ、、」
目が覚めたそこにあったのは、この世のものとは思えないほど大きい高校だった
〜一週間前〜
部屋中にゲームの音が鳴り響く
カチッ カチッ カチャカチャ
「右から来てるカバーして」 「任して」 「一旦回復する」
カチッ カチッ カチャカチャ パリンッ
「詰めろ‼詰めろ‼」
「よっしゃーー!!ついにやったんだ!!ついに世界1位だー!!」
「ナイス!!」
僕の名前は、石田志向 志向と書いてしこうと読む
僕のコンプレックスの一つだ
年齢は15歳 身長169cm 体重は59kg 性格は強弱が激しい
まあ他人からみたらゲームに没頭してニートみたいな生活をしている中学3年生
だがしかーし!!他の人とは違うところがあるッ
それはプロゲーマー事務所に入っている今最も話題のプロゲーマーッ!!
(オーナーにもあってないけど)
さっきからやっているゲームはいわゆるFPSというやつで仲間と一緒に、チャンピオンというものを目指すもの、そして!いま世界大会が僕たちの優勝で終わったところだッ
そしてインタビューなども終わり解散するところである
「いやー最後のところよく詰めれたな、やっぱり並行思考《複数的思考》のおかげ?」
チームの先輩が僕に言う
「まあそうすね、でもこれ疲れるんすよね思考を同時に展開するんで」
「にしてもすげー心力だよな」
もう一方の先輩も頷いてる気がする
ここで言う心力とは体の一部の能力が発達したものである
例えば僕のだったら数学の問題を考えながら理科とかを考えたりたくさん考えるので、脳もデカくなり記憶力が人よりいいとかそういう感じである
「ハハ先輩たちにはかないませんよ」
そう言って僕は通話を抜けた
「はーーーーこんな能力持って何が楽しんだ」
そうこの能力のせいで僕は死ぬほどつまんねー人生を送ってきたのだ
「だってテストも勝手に思考が回って答えが出てくんだぞ!100点だぞ!一夜漬けだぞ!おかしいだろがー!」
そのせいか僕は勝手にクラスのみんなに不正を疑われて勝手に離れていって、人間不信になって
クソつまんねー中学校生活だった
「だがしかーし僕はこのクソつまんねー生活から抜け出す!!なぜならあの心力学園に入学できるのだから!!」
心力学園とはこの心力が当たり前になった世界で、学校側からの推薦だけで受かるのがとても難しいらしい
「だけど急に推薦状が届いたのはすげーびっくりしたなー」
「完全寮生活ッ女の子と仲良く慣れるチャンス!、、、でもなんでか授業内容だけはわからないんだよなーネットで都市伝説になってるくらいだし、しかも推薦状には集合時間と場所しか乗ってないなんてな」
「まあ大丈夫だろ」
この時僕は気づいていなかった、とてつもないものに巻き込まれそうになっていることを
「あっオーナーに辞めること連絡しなきゃ」
〜入学当日〜
「久しぶりに外出たー」
僕がいるのは推薦状に書いてあった場所の市民体育館
入口にあったスマートウォッチ?のようなものを手首につけ言われたとおり集合した
あのあと僕はプロゲーマー事務所をやめ高校に入る準備をした後、家に帰ることができないので大家に色々頼んできた。
これで俺も晴れて高校入学やったーだったはずなのだが人が全然いない
「もしかして集合場所間違えた?いや推薦状にはしっかり書いているよな」
「でも1、2、3、4、5、、、、、、、、」
ここで僕の意識は途絶えた
「何だ、、、これ、、、」
次に目覚めたのはこの世のものとは思えないほど大きい高校だった
ばかでかい時計に、無数にある校舎そして何と言っても
「金ピカな校舎、、、?」
そう僕がぼーっとしていると校舎の方からある声が聞こえてきた
「ご入学ありがとうございまーす!!」
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