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「…いつから、なの?」
阿部は宮舘の腕の中で柔らかい表情で眠る佐久間を見ながら問いかける。
「いつから、って何が? 付き合い始めたとき?
それとも俺がいつから佐久間をすきだったか?」
宮舘は阿部に視線を向けて、問い返す。
「両方」
答えたのは、深澤だった。
「佐久間のことはずっと前から好きだったよ。でも、ライバルが多すぎて諦めかけてたんだけどね」
にこり、と笑いながら視線を上へと動かす。
「付き合い始めたのは、佐久間の告白が10回目の時だから、半年くらい前かな?」
と、腕の中の佐久間がみじろいだ。
「ん…涼太……」
「佐久間おはよ、翔太たち帰って来たよ」
「…帰って……って、うっにゃゃ!!」
帰って来た、の言葉に反応して慌てて宮舘から離れようとするが宮舘の腕の中から抜け出せない。
「ち、ちょ、ちょっと…離してっ」
「無理です」
「ムリじゃないし、離して、よっ」
「え? 逃がさないって言ったよね? それに…」
「それに?」
「全部見られちゃったし」
「は!? どういうこと⁉︎」
「だから、ぜーんぶ見られちゃった。キスしてたところも」
宮舘の嬉しそうな顔に
「ありゃ、じゃあもう、いっか」
と諦めた佐久間は宮舘の首元に顔を埋める。
「俺らも誰かさんたちのキスシーンみちゃったしねぇ」
うふ、と小さく笑みをこぼす佐久間に宮舘も微笑んだ。
「誰かさんたちって、メンバー同士ってこと?」
阿部の言葉に小さく頷き、宮舘も続けた。
「ちょっと意外だったけどね」
「いくら死角になってるとは言え、スタジオではさすがにしないよねぇ」
なんて言いながら佐久間と宮舘はにこにこと笑い合う。
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