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*名前を変更しました(桜さく→サクラ咲く)(理由は簡単、コッチの方が響き的に好き!!あとなんか「さくさく」の作品みたいに聞こえるから誤解しないように!!←私さくさくまだ読んだ事なくて分からないです!!すみません!!)


「へぇ〜、じゃああんた外の人間なのか…」

なんかソースの付いた黄色い物を乗せた皿を俺の前に置きながら、俺に礼を言った女は独り言みたいに話し始めた。

ってか、、、な、なんだよこの状況、、、




〜遡ること20分前〜


「それでさ、、、あんたお腹空いてない?」

「はぁ、空いてねーし!!」

そう言った直後、腹が鳴った。

熱い顔が何故かもっと熱くなり、そいつから思わず顔を背けた。

「空いてんじゃねーか。何か食べないとお腹壊すよ、私の店近いしついてきな。」

「う゛っっ、、、」

な、何言い出してんだよこいつ?!さっき目の前で男5人ボコボコにした奴に、み、店についてこいって言わねぇだろ普通!!

「お、俺は行かねぇ!!」

「へぇ〜、私の作る“絶品の”美味しいオムライスとかサンドイッチとか食べたくないの〜?卵がふわっふわで甘くて美味しいってこの辺じゃ有名なのにな〜」

「卵が、、ふわっふわ???」

ふわふわ、、、卵が???こ、こいつ、、、そんなこと出来るのか?

甘くて、美味しい。甘いもんなんか食ったことねぇからどんな味か想像出来ねぇな、、オムライスっていうやつは、ふわっふわで甘くて美味しいのか、、?



(釣るの簡単すぎだろ!それも食べ物で!)

ことはは未知の世界に入り込む顔をしていた桜を見ながら、(案外ちょろいな)、などと考えていた。


ことはからの視線にやっと気が付いた桜はハッとした。

「ヨダレ垂れてる。」

「あ、あ゛?!」

「何でキレんのよ」

口から垂れたヨダレをゴシゴシと手の甲で拭きながら、頬を恥ずかしさからか赤らめる桜。そこでことははやっと分かった。

「桜、あんた照れやすいわね。」

「うっ、うっせぇ!!」

なるほど、と一人納得していることはに桜は言い返せなかった。何故自分の顔が熱くなりやすいのかは分からないが、謎に熱くなりやすい自覚が本当になんとなくあったからだ。

「まぁとりあえず私の店に来なよ。ことは様のオムライス、特別に無料で食べさせてやろう。」

「…」

こいつがこんなに胸張って言えるぐらい美味いのか?だったらい、一回だけ、、、一回だけだったら、、、



た、食べてみても良いかもしれねぇ。



〜それで今に至る〜

「…」

「そういえば、あんたの名前なに?」

「っ、」

言おうとした口を閉じた。今まで名前なんて誰にも呼ばれたこともなければ、呼んでくれる人もいなかった。もし、こいつが俺の名前を知ってたら、、、


…あのクソ野郎どもの所へ連れてかれるのか?

そんなことになったら、、その時は俺は、どうすればいい?

「…」

俯いたまま口を閉ざした桜を見たことはは、皿置き隣にある棚の一つからスプーンを取り出し、オムライスの皿の横にそっと置いた。

「私は橘ことは、よろしくね。」

召し上がれ、そう言い、桜の眼をジッと見ながら話し始めた。

「あんたって名前あるの?」

「あ?!あるに決まってんだろ!!」

「ふーん、じゃあ何で言えないの?」

「っ、それは、、、お前に関係ねぇ、、、」

苦虫を噛み締めたような顔を見て、これは何かあるな、とことはは一瞬で分かった。

「…あんたねぇ、私にずっとあんたのこと『あんた』って呼ばせる気??」

「べ、別にそんなつもりはねぇよ!!だぁ〜〜〜っ、」

それから桜は頭を深く下げながら、小さく呟いた。








「、、は、はる、か」

初めて言った。他人の前で。下の名前、、、は、はるかってそんなにいるのか??思った以上に名前を言うのに緊張し、顔が今日だけで数えきれないほど熱くなったのは分かる。

「???」

驚いたような、分かっていないような顔で、少し安堵したのか、もう一度、先程よりも大きな声で言ってみる。

「はるか。そ、それが俺の、、、“なまえ”だ。」

「…はるか、か」

名前をやっと分かったことはは、嬉しそうに言った。

「あ、冷めちゃうから早くオムライス食べな。」

手元にある食べ物をすっかり忘れていた桜は、急いでスプーンを取り、その黄色い物を初めて見たからかゆっくり取って一口食べた。

「うまっ!!!」

思わず声に出た。今までこんなにちゃんとした美味しい物を食べたことはなかったからか、桜は生まれて初めて感動した。お腹も空いていたからかすぐに完食した。

眼をキラキラさせながらことはに聞く。

「この店ってテイクオフできんの?」

(テイクオフ???テイクアウトのこと????)

「は?できねーよ。テイクアウトだろ?できねーよ。」

「!そっそうか、できねーのか」

こりゃあこれから習うこといっぱいありそうだな、と遠い目をしながら不覚にもキュンとしてしまったことはだった。



本当に小さいおまけ


ことは:はるか、あんたの名前、多分こう書くのよ:遥(紙に書いて桜にみせる)

桜:なんだこれ?

ことは:あんたの名前の書き方だよ。自分の名前ぐらい書けるようにならなきゃね。

桜:じゃあここの名前なんて言うんだよ。

ことは:東風商店街。

桜:こちしゅおーてんがい、か。(無自覚)

ことは:呼び方可愛い…

桜:あ?なんか言ったか?

ことは:なーんも。(舌足らずなの可愛いかよ、、、)







真面目な話、「こちしょうてんがい」か「とんぷうしょうてんがい」か未だに分かんない、、だけど「こちしょうてんがい」の方が可愛くない(?)??

(。「´-ω・)ン?

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