テラーノベル
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※あてんしょん ※
・初オリジナルBL作品の為、誤字、脱字、日本語がおかしい諸々暖かい目でご覧下さい
・完全自己満足作品の為万人受けしないと思います
・投稿頻度が多分すごく遅いです。お許しください。
以上の事をご確認致しました上に先にお進み下さい。
<主な登場人物説明>
主人公 皇碧
・弟に比べ優秀と周りから称されることが多い
・幼少期は弟と比べられることを可哀想だと思っていたが徐々に周りの環境が染み付き弟のことをクズ、弱者と罵っている
双子の弟 皇奏
・幼少期から兄と比べられてきたことで自暴自棄になり横暴を繰り返し周囲から見放されている
碧「 」
奏『』
「ほんっとうにどうしようもないクズだな」
「同じ血が流れている兄弟だと思いたくない」
そうして俺はいつものように弟を罵った_。
俺は幼少期から周りと比べ何に対しても人よりできたの方だった。
勉学、芸術、話術、剣術…あらゆることで周りと差をつけてきた。
周りと言ってもいつも比べられていたのは俺の双子の弟である”奏”だった。
初めは俺が優秀が故に大人達から罵られている奏を見て可哀想だと思っていたし、普通に接していた。だが徐々にこの環境で育って行くにつれて同じ双子なのに何故こんなに差ができているのだろうと腹立たしく思うようになった。
いつからだろう。そんな環境に奏は嫌になったのか鍛錬もしなければ遊び歩いてばかりになっていた。
俺はそんな奏をまた哀れんでもいた。
今日は親に連れられて舞踏会に来ていた
奏は…来てはいたのだがどこに行ったのか分からない。周りの大人はそんなことに興味が無いようで色んな人が俺の元へ挨拶に来た
__のだが、 何かがおかしい
さっきから挨拶をしてくる奴らは妙に女性の割合が高い気がする。いや、女性しか居ない。
「…はぁ。」
大体予想は着く
「父上、失礼ですが1つ質問させて頂いて宜しいでしょうか」
【ああ、いいぞ。】
「先程から挨拶に来られる方の大半を女性がしめている気がするのですが、何か関係ございますでしょうか。」
【さすが我が自慢の息子だ。これはお前の婚約者を見つけるための舞踏会だ。】
やっぱり。そんなことだろうと思った。
【せっかくの機会だ。姫君達と踊ってくるがいい。お前とのダンスを望む人は大勢いるだろう】
「お心遣い感謝します。」
とはいえ俺が今婚約者を作る気もなければ女性に興味などさらさらない、が、まぁいいか。
欲求消化には丁度いいだろう
その夜は俺に好意を向けてきた1人の女と寝た。こういう機会は結構あって、婚約者を作るつもりは無いが欲求消化の場として使わせてもらっている。世の中は俺のような人間をクズと言うのだろうが知ったこっちゃない。いいよったのはあっちだ。利用して何が悪い。
稀に抱いたからといって婚約者だと勘違いする馬鹿がいて、裏切ったとかをほざくが勘違いも甚だしい。
さて、鍛錬にでも向かうとするか、
『兄さん。』
その時、背後から奏に話しかけられた
「兄さんと呼ぶな。何度言えばわかる。お前と兄弟だと思うだけで反吐が出る」
『まぁまぁ、兄さんに見せたいいいものがあるんだ。ちょっとこっち来てよ。』
そう奏は手招きをした
「それで俺が見るにふさわしくないくだらないものだったら承知しないからな。」
『もちろん!くだらなくなんかないさ、保証するよ。』
そう奏は言い、一瞬、不気味な笑みを浮かべた気がする。
「で、なんだ。」
ガチャ_そう言って奏の部屋に入ったと同時に鍵を締められた。
『これ、見覚えない?』
不気味な笑みを浮かべた奏は地面にとある写真をばらまき、音声を流し始めた。
「は、?」
それは、間違いない、俺と過去ヤってきた女の行為の写真と、最中の音声だった_。
第1話_完 2話へ続く
おかえりなさい?なのかな。
初のオリジナルBL作品読んで頂きありがとうございました!第1話と言うよりは本編への導入と言った方が正しいかもしれませんが楽しんで頂けたら幸いです。
2話からはガッツリBL入ります。
1話からもわかる通り作者の好み全反映作品ですが最後まで見ていただきありがとうございます。まだ2話でお会いしましょう。
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