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主の勝手なお話です。通報❌

何でも大丈夫な方だけどうぞ~




エントランスでエレベーターの

到着を待つ

聞きなれた声が聞こえてきた



j「ただいま、戻りました」



ra「あっまあさだ!ただいま~」



完全に間違えていた兄と

幼い天使が帰ってきた



ra「え…めぐろ君?

明けましておめでとうございます

今年もよろしくお願いします」



j「めぐろ君

明けましておめでとうございます

今年もよろしくお願いします」



me「明けましておめでとうございます

今年もよろしくお願いいたします

お疲れ様です」



ra「ありがとう♡………ああ、かめなし君

のところにきたの…………へえ~確かに

僕も間違えたことあった!ねえ!2人で

並んでみてよ!」



素直に従う2人



「わああ…そっくり、身長はじろうの方が

少し大きい…服だって…皆、同じブランド」


-皆で、私達の服を着てくれてうれしい♡

……この手の顔ねえ…



偶然にもかずや君、りょうた、じろう

めぐろ君が横一列に並んでいる



ra「まあさ?やっぱり、この手の顔が

好きなの?」



「ん?」



ra「ふっかさんが言ってたよ!まあさは

この手の顔が好きらしいって」



「ラウ、皆さんの前で失礼だよ」



ra「あ…ごめんなさい」



「皆、イケメンだもんね♡おしゃれだし♡

全員大好きだよ♡ニコ))そろそろくるかな…」



me-うわっ!まって…俺のことも…

大好きって…ヤバい…社交辞令なのに…

胸が…苦しい…かわいい…

その笑顔…破壊力ありすぎ…



hi「…まあさ…1番は俺でしょ?」



「アハハハハ、皆が1番!」



m「もしかして…」



「ん?りょうた…なにが…」



エレベーターの番号が1に切り替わった



ピーンッ))



扉が開き、少年達が降りてきた



「あ~ここにいたんすか?」


細身 斜に構えた態度

歯にきせぬ物言い

治安の悪さを感じる



「かめなし君とだてさん

遅いんですもん、探しにきましたわ~」



-あ…ふじわら君だ



ひかるがひであきと私をサッと抱き寄せ

りょうたが前に立った



-ん?なになに…そんなに心配なの?



hi-なんで俺まで?本能的に女性を

守る行動なのか



ka「お前ら、留守番しとけって言ったろ?

ふみとは?」



「かわい君が行ってこいって…」



jo「だって、かめなし君、俺達と

しゃべっとるのに突然、スマホ見て

「まあさ?」言うて、だてさんと

一緒にいなくなりましたでしょ?」



「そりゃ気になるっしょ」



ka「ああ~わかったよ!もう行くから…

その前に、皆さんにご挨拶…」



「…あっいた!めっちゃかわいい♡

ステージ終わったら、声かけようと

思ってたのに、かめなし君の彼女だった

なんて、ショックすよ…え?もしかして

お姉さんも一緒?スゲー美人!」



jo「じゅり、失礼やぞ!」


-さっきから残り香だと思ってたけど

彼女なんか…るうに似てるにおい…

流行りなのかな…でも…こーじは、香水は

つけてないって…それに、彼女に

お姉さんはいなかったはずや…誰やろ…

たきざわ君に似てる…

なんだ…繋がりそうやけど……女装してる

たきざわ君や!ほお~そないして、側に

付きそうとるのか…流石や…尊敬する…

俺…推しにおうたのに…全然やわ…

まあ…るうのこと、大好きやねんから

仕方あらへんわ



-クリスマスライブにいたんだ…

わからなかったな…ふじわら君…

まあさを見ても誉めない…

主様…るう!やったね!



ひかるの手に力が入った瞬間

どやどやと、たなか君が近付いてきた

りょうたがさらに前に出る



「だてさん!退いてよ!なんで!

俺が声かけるんだから!」



jo「待て!じゅり!挨拶が先やぞ!」



-だよね…私達に挨拶もしない…

それにりょうたは先輩なのに…



hi-まあさが息を吐いた…見物だな



「うるさい!かずや?後輩の躾も

ろくにできてないの?さいてー

こんな子どもに、私が興味あるわけ

ないでしょう?挨拶もできないし、

他所でもこんな気軽に女性に声を

かけようとしているの?

事務所がこういうの許してるの?ハハ

恥ずかしい…かずや…こんな後輩ばかり

に好かれてるんなら私、別れるからね!

ちゃんと勉強させないと!

そこを空けなさい!」



i「…俺も行きます!」



「早くしてよ?荷物!忘れないで!」



皆が茫然と見守る中、後ろも見ず

ひーくんとたろうに荷物を持たせ

エレベーターに乗り込む



hi- 一瞬目配せしたな…やっぱり俺の

責任だよな…高飛車なお嬢様か…いいね…

舞台楽しみ!



「はあ~?なにあの女!

自分がちょっとかわいいからって!

こどもって1個しか、かわんねーし

かめなし君!あんな女と付き合って

るんすか?」



jo「美人さんやね…やっぱり優しい

んやな…じゅり…ちゃんと諭してくれ

てんぞ?彼女、絶対あんな風じゃ

あらへんもん!いつもニコニコしてて…

それは女優さんやからか笑」



「じょお…お前なあ、彼女のことが好き

だから…騙されてんだよ!こっちがホント

なんじゃねーの!」



jo「…じゅり!皆さんの前で…

推しやから…俺…もう他に好きな人

おるんや」



「え?そうなのか?やったじゃん!

付き合うの?美人?」



jo「うん…付き合うよ、まだやけど

今までに見たことないくらい美人」



「うわ~ええ…まあさよりってこと?」



jo「お前…そうやな…人間じゃないみたい

だった…天使か悪魔か…とにかく

めちゃめちゃ綺麗なんや…」



m-ん?…まあさよりも美人なんて…

まさかな…



ka-まあさより美人なんて、それは

もう天使か…え…もしかして…りょうたが

言ってた…マジか



「そんな美人、いつの間に!どこで

会ったんだよ!現場?」



jo「…いや…あの…皆さんいるし…俺の

話はええよ」



「なんだよ!言えよ!」



ra「…じゅり君?僕も聞きたいなあ」



-よしっ、かかった!


jo「…ラウールまで…ここのマンションの

エントランスで自分の着物姿を

撮ろおとしてるこがいて…四苦八苦

してたんで、声かけたんや…そしたら

仲良うなって…お互いに一目惚れや」



me-俺が到着する前かな…つばきやま

さんしかいなかったもんな…じょう君

カッコいいし、優しいから…

良かったなあ…



ra「へっへ~素敵だね!着物って…

何色だった?」



-動揺しとる…やっぱり…ここか


jo「おおきに…色…なんて…ああ

あそこの綺麗なお姉さんとおんなしや

柄は大きい薔薇だったけど…そう言えば…

つばきやまさんと、おんなしやった

ような…流行ってるんかね…わからんが」



ra「…そうなんだ…そっかあ…僕のさ

勝手なイメージだけど…きっと髪も

真っ黒で長かったんじゃない?

かきあげちゃたりなんかしちゃって

いいにおいだったでしょお笑」



jo-相変わらずキュルキュルやな…

ホンマは治安悪いんやけどな笑

ラウールは天使か…納得やね…去年の

夏頃入所してきて、あっという間に

固定のグループに選ばれて…この金色の

瞳…皆を魅了するんやろうなあ…

なんでここにいるんやろ…るうを

追いかけてきたんか…でも、堕天してる

訳じゃないんやな…


jo「ラウールのイメージどおりやなあ

流石や…大人やね…俺なんかガキで勇気も

あらへんわ…1個しか違わんけど…甘くて

めちゃめちゃいいにおいだったわ…

…流行ってる香水なんか?つばきやまさん

とおんなしにおいやったな…でも彼女は

香水はつけないって、こーじが…

なんやろな」



ra-完璧に主様だ…お好みだったんだな



m-主様だな…そうか…年下大丈夫なのか

ん?お互い一目惚れ?はああああ?

俺とあんな誓いしといて…くうう



hi-じょうにも姿見せたのか…こーじ

大丈夫かな…



ka-同じ色、柄、いいにおいって…

やっぱりそうだろうな



ra「ねえ?写真!写真とかないの?」



jo「ああ~あるよ…でもなあ…はずいて…」



「見せろよ!」



ra「じょう君!」



ka「俺も見たい!」



jo「…かめなし君まで…そんな…盗らん

でよ?……………なあ?綺麗やろ?」



4「…………………綺麗…」



「じょおおお!お前!やったなあ!」



jo「ああ…ありがとう」



ra「じょっじょう君…良いなあ…

うらやましい」


-女体の主様…やっぱり、めちゃめちゃ

綺麗…騎士団か…良いなあ…くそっ



m「…綺麗な方だねえ」


-女体か…初めて見たけど、やっぱり

綺麗だったな…胸が苦しそう…夜が楽しみ

だ…じゃあ、じょうにも声かけないと

ダメかな…どこまでしたのかな…え…

…油断してたな…え…まさかな…さすがに

でも…どうなんだ…俺のものなのに…

俺のものなのに!くそっ



hi-めちゃめちゃ綺麗だな…まあさとは

また違う…瞳は一緒だが…じょうは騎士団

かな…まあでも、こいつが幸せなら

良いんだ…可愛がってるし



ka「スゲー綺麗じゃん!おめでとう!

今度こそ永く続くといいな!」


-女体ってやつだな…胸が苦しそう

早く夜にならねーかな…そうか…じょうに

も声かけんのかな…同盟も入れなきゃな…



me「スッゴく綺麗な方ですね!

おめでとうございます!」


-どうしよう、どうしよう、俺…

まあさが…どうしよう…綺麗…綺麗…

え…一目惚れ?まあさにも彼女にも?

そんな…俺ダメじゃんか…2人の瞳…

似てたな…それかな…え…両方望み

ないよ…えええ…いや、まあさが

好きなんだろ!




jo「皆さん、おおきに!」



「じょお!おい!チュウしたの?」



jo「…さあなあ…そないなこと…大事な

ことやろ?あせらんでもよかろ?」



ra-うわ~お堅いところまで主様

の好みにぴったり…



hi-はああ?キスを許したのか…

それに、お堅いじょうが珍しい…



「お前ねえ…そんなんだから、いつも

振られちゃうんだぞ?」



jo「大丈夫や…るうはそないなこと

きにせーへんよ」



「え?るうちゃんて言うの?

めっちゃかわいい名前だな」



jo「そうやね、ホンマにかわいらしい」


-うわ~一気に殺気だった…やり過ぎた

か…だてさん、こわ…てことは…

るうは、やっぱり皆さんと関係が深い…

彼女だけが、たきざわ君とだてさんしか

知らないと思ってる…2人が同じマンション

にいるのに、特定の人しか知らないとは

考えづらい…るうはいつもは表立たへん

のかな…2人が同じ着物を着る…自分の

ために誂えたって言ってたけど…胸が

苦しそうやった…ちゃうな…つばきやま

さんの着物や…ぴったりやったもん…

2人は1人?多分そやな…その理由は

わからへんけど…あんなにきいつかい

なんやから、気まぐれってことは

あらへんな…



「お前…ちゃんと捕まえとかないと俺に

とられちまうぞ?」



jo「ハハハ、絶対、彼女はそんなこと

せーへんわ!指切りまでしたんやから」



「ああ?指切りって、あの子どもの?

ふ~ん…相変わらずだなあ…

どーだかね!」



ra-知らなかったとはいえ…主様と

小指の約束なんて…人間て怖い

永遠の契約だよ…まあ…良いのかな

じょう君、優しいし…僕もお慕いして

るのにな…



jo「それに…じゅりはつばきやまさんが

いいんだろ?ちゃんと謝らんと?」



「はん!あんな女、こっちから願い下げ!」



ka「じゅり?それ本気でいってんの?」



「そうっすよ!」



ka「……ここまでとは…じょうはともかく

俺も恥ずかしい…なあ、だて?」



m「ですね…彼女が本当はなにが

言いたいのかわからないなんて…

勉強しなおしですね…

若いじゃすまされません、事務所も

背負ってるんだし…」



ra「キャハ、アイドルの卵なのに…

そんなのもわかんないんだ!ハハハ」



me「ラウール、お前も失礼だぞ!」


-彼女…カッコ良かったな…

じゅり君もじょう君も、たきざわ君が

女装して、ここにいるなんて想像

できないもんな…



ra「だって~めぐろ君…まあさが

悪者になって、他所で恥ずかしい思いを

させないように注意したのに…先輩の

だてさんにも失礼な態度とってたし…

なんで彼女があんなこと言ったのか

ちょっと考えればわかるでしょ?

ああ…考えてわかるんなら最初から

やらないか…アハハハハ」



「この!煽ってんなよ!」



jo「じゅり!…ラウールも言いすぎやぞ」



ka「やめろ!じろう…一緒にお願いしても

良い?」



j「ええ、もちろんです!私のかわいい

お嬢様がせっかく諭してくださったのも

わからないなんて…びしばし、お勉強

しなおしましょう!ラウールも!」



ra「ええ~じろうさん、僕は大丈夫~

遠慮します♡」



me「ラウ?俺も行くから…お前も勉強

しなおさないと…」



ra「ええ~めぐろ君、ひど~い」



hi「じゅり…いい加減にしろよ…」



「え?…お姉さん?…聞き覚えのある声…」



ka「ハハハ、じゅり…1番見つかっちゃ

いけない相手の前で、いきってたん

だよ!」



m「フフ、たきざわ君だよ」



「ヤバ」



jo-やっぱり!





続く

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