私もゾムさんも傘を持ってなかったから、雨が止んでて良かった
このじめっとした空気は好きじゃないけど
いつも通り、家まで送ってもらい家の前で少しお話をする
ゾム「もうこんな時間か、」
ゾムさんの時計を覗き見る
17:52
時間が経つのは早いな〜
ゾム「好きやで(名前)、また明日な」
「うん、また明日」
ゾムさんの姿が見えなくなるまで手を振る
鍵を閉めて夜ご飯の準備を始めようとする
するとキッチンから何やら物音
もしかして!
急いでキッチンへ向かうとそこには
「お母さん!今日は帰ってこられたの?」
いつもこの時間には居ないはずのお母さんの姿
母「(名前)!ただいま!その事なんだけど後で話があるから聞いてくれる?」
なんだろうと思いつつ、うん、と返事をする
いただきます。
ハンバーグを頬張る
久しぶりにお母さんのご飯食べたな、やっぱり美味しい
次々とハンバーグを口に運ぶ
母「私とお父さんが同じ会社って事は知ってると思うんだけど」
うん、と頷きながら聞く
母「実はお父さんの所に手伝いに行かなきゃならなくてね、」
うんうん、……ん?今なんて言った?お父さんの所?外国だよ??
コメント
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毎週金曜日更新なので次回も是非ご覧下さい!