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「人魚」
「すみません、、、!お待たせしました!!」
と言う声とともにガチャリとドアが開く
「今回動物の上に希少なものですので、少々やることが多いんですよ〜」
そう言いながらてきぱきと机の上に書類やらなんやらを置いていく
「あ、このあとご予定とかありますか?」ニコ
あるとは言わせねぇよ?と言う圧を感じる社交辞令じみた笑みを浮かべながらそう聞かれる
まぁ今帰られたら色々面倒なのだろう
pn「、、、特には」
sn「一応聞いときたいのですが、何分くらいかかるんですかね、、、?」
恐る恐ると言った具合にしにがみがそう尋ねると、まるで聞かれることがわかっていたかのように
「大体1時間くらいですね!」時計見
と言う
分単位ですらねぇのかよ
「ではまずこれとこれにサインを〜」
あークロノアさん達に確定で何やってたか聞かれるなぁ、、、
「これどこに運べばいいんすか?」
「購入した人の車がここにあるから〜」
何やらGo⚪︎gleマップを見せて後輩に説明しているようだ
結局あのあとあの美少女に落札され、小さめの手押し車の上に乗っている水槽に入れられている
「てかあんなまだ成人もしてないような子供がよくあんな大金払えましたね〜」
「お前しらねぇのか?」
「知らないって何がですか?」
「あの方、天乃財閥のご令嬢だぞ?」
「え、天乃財閥ってあの車作ってる会社ですか?」
「そうそう、なんか最近は服とかにも手を出してるらしいな」
「へぇー」
え、あの子財閥の子供なの?まじ?
どうりで億単位がポンと出てくる訳だ、、、
rd「、、、」
「おい、」
rd「、、、」
「おーい、お前だよ」
rd「あ、あた、わたしですか?」
「いやちょっと暇だしさ三人で喋ろうぜ」
rd「えー」
めんどくさー、、、
「いいじゃないですか!俺、海の話とか聞きたいです!」
rd「あー、えー、、まぁじゃあちょっとだけな、」
こいつら仕事で疲れてるんかな
「では最後こちらの書類にハンコを押していただければ完了となります!」スッ
pn「長かっ、、わかりましたー!」
あっぶねぇ、間違えるところだった
あれから色々話を聞いてきたがほとんどカタカナで、何一つとして理解できなかった
そのことを話したら
「あー、まぁ、自分が話してることは大体この書類と同じことなので」
とあたしがサインさせられてる大量の書類を指差した
じゃあその資料のまま喋ってくれ、カタカナ苦手なんだよ
「天乃様が落札したものはスタッフに天乃様の車の近くに運ばせました」
手際がいいな、、、としにがみと2人して感心する
pn「わざわざありがとうございます」
「いえいえ、車に乗せるのを手伝うために同行させていただけませんか?」
pn「大丈夫です、ちょっとわたし急いでいるので、、、」
部屋から退出するまで笑顔を保っておく
ガチャ
pn「、、、やっべえしにがみ今何時?」走
sn「走ってる最中に聞かないでください!!」
そう言いながらも走りながらスマホを取り出すしにがみ
sn「、、、え”」
pn「、なに?」止
sn「おふたりからめっちゃli⚪︎eきてる、、、」
pn「おまえ、グルラに送ってないの?」
sn「いや人の話聞く時はまずいかなって、、、」
pn「いやべつにお前がサインとかするわけじゃないんだからいいだろ!」走
sn「でもぺいんとさん話聞いてなさそうなんですもん!!」走
pn「失礼な!!返信は車の中でするから走れー!!」
「いっやー、海ってそんなことになってるんだー!!」
rd「あたいやっぱ話すの上手いわ〜」
そう話しに花を咲かせているとなにやらドタバタという音が聞こえてくる
「誰か来てるんすかね、、、」
rd「めっちゃドタバタ言ってるけど」
「天乃令嬢だったりして!」
rd「令嬢って走るモンなの?」
「令嬢をなんだと思ってんだ」
??「しにがみたともうちょっとだ走れー!!!」ダッシュ
??「まって、ほんとっ、、はぁ”早っ」走
rd「、、、あれ令嬢マ?」
確かに惚れた顔だ
「すげえ令嬢のれの字もな、、、」
rd「どちゃくそ可愛い、、、」
「あぁまじかこの人魚」