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昨日書けなかったので2つ上げますっ
ちなみになんですけど、記憶障害の明那は自分が記憶障害って言うのも分からない状況にあります
それではいってらっしゃい
不破side
明那「…..ごめんなさい、どちら様ですか?」
その一言は、俺を一瞬で現実に引き戻すものだった。
不破「あ、えっと….」
明那「あと、明那….って、俺のことですか?」
嘘だ。名前も忘れてるなんて。
不破「貴方の名前は明那、三枝明那。俺の名前は不破湊。ふわっちって呼んでくれたらいーよ。」
明那「ふわっち、….さん」
明那side
すごい。
俺、初めてこんなに綺麗な人に会ったかも。
髪がサラサラで、顔も整ってて、手がすっごく大人びてて綺麗。
俺は思わず見とれていた。
不破「あ、明那?どうしたの?」
明那「あ、いや、なんでも….」
不破「そっか。すぐに忘れちゃうかもしれないけど、今の君の状況を説明するね。」
明那「はい…..」
不破「…..つまり、今君は記憶障害なんだよ」
明那「なるほど…」
どうやら俺は記憶障害らしい。
覚えることと思い出すことが出来ないみたいだ。
確かに、昨日あったことも、それ以前にあったことも覚えていない。分からない….
不破「だから….俺と一緒に、今からたくさん思い出を作ろう。 」
明那「え?」
不破「すぐに忘れちゃうけど…色んなことをして、明那に「楽しい」とか、「嬉しい」とか一瞬でもいいから、思って欲しいんだ。」
見た目が素敵な人は心も素敵なのか。なんて優しい人なんだろう。
明那「一緒に、作りたい、です….思い出…」
不破「ありがとう、明那。じゃあまずは… 」
不破side
不破「明那、どうだった?」
明那「えっと….俺って今、何を…?」
不破「ッ!……….ううん、やっぱ忘れて」
明那「え、あ、はい….」
外を見るともう日が沈みそうになっていた。
不破「あ、俺、もうそろそろ帰らなきゃ。ありがとね、明那。また明日も来るね。」
明那「は、はい….!」
ガラガラ
不破「………明那、俺、頑張るから」
明那「あ、そうだ。これからは……」
おかえりなさい!
どーでしたか?
結構いい気がするよぉ〜?⤴︎
次もまた見てください!
コメント
2件
ふわっちの「すぐに忘れちゃうけど……」って所流石に切ないし、物事の記憶維持が出来ない状態は辛すぎだけどめちゃくちゃ続き気になる!