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時は15世紀。ハンガリーでのお話
???
「あはは…美しい…なんて可愛らしい…」
「おとうさまおとうさま!もう朝ですよ!!」
彼女はマリア。主人公である。12歳だ
父
「おうそうか…毎朝起こしてくれてありがとう。マリアはパパの宝物だよ」
マリア
「えへへぇ」
コンコンコン…
父
「誰だろうな?出てくるからお待ち」
マリア
「うん!」
父
「はい…って祖国様!」
ハンガリー
「私のことをご存知のようで何よりです」
「ところで最近若い女の子が行方不明になることが多々あります。お子様に不要な外出を控えるように伝えて欲しい」
父
「ええ。わかりました」
マリア
「おとうさま!誰だったの?」
父
「祖国様だよ。それでね祖国様が悪い人が沢山いるから外には出ちゃダメって言ってたからね。」
マリア
「えー…わかったぁ…」
マリア
「それじゃあ私お友達に手紙書いてくるね!」
アンナへ
最近悪い人が沢山いるから外へは出ては行けないとおとうさまに言われました。
私は不服だけどその判断に従います。
アンナと一緒に遊べるようになるのは一体いつなんだろうね
それじゃあアンナも悪い人に見つからないように気をつけてね
マリアより
マリア
「ふぅ…こんな感じかな!」
マリアは父に頼んで配達してもらった。
しかし返事が来ない。いつもは2日も経てばくるのに。どうしてだろうか?
10日後
まだアンナから返事がこない。探しに行こうか
20日後
アンナは今どこにいるのだろうか。
もう待つことはできない。探しに行こう
マリア
「…」
がちゃっ…
マリア
「アンナ〜?アンナはどこ〜??」
マリア
「アンナー!!!」
村人1
「おおマリアちゃん。アンナちゃんはね先月から行方不明なんだ…」
マリア
「そうなんですね…。」
マリアは自宅への帰路に向かった。
???
「そこのお嬢さん私のお城にきませんか?」
マリア
「誰ですか…ってエリザ様!!」
エリザ
「そういえばなぜ貴方はここにいるの?」
マリア
「友達のアンナが居なくなっちゃって…」
エリザ
「そう!その子なら私のお城にいるわ!!」
マリア
「ほんとですか!?じゃあお城に行っても…」
エリザ
「もちろん!」
父
「なあ…マリアがどこにもいないんだが」
母
「私にもわからないわ…」
父母
「…(顔を見合わせる)」
マリア
「わぁ!綺麗なお城…」
エリザ
「そうでしょう?それじゃああなたの部屋を教えるわ」
マリア
「なに…ここ…暗い…牢屋じゃない!」
エリザ
「貴方のような子、嫌いじゃないわよ」
「それじゃあね」
マリア
「私…どうすれば…」
侍女
「私について来てください」
マリア
「うん」
エリザ
「待っていたわ。それじゃあはじめましょう」
ぎゃあああああああああああああ
エリザ
「あはは…美しい…なんて可愛らしい」
ハンガリー
「っていう感じだ」
ハンガリー
「その女は吸血鬼だったのかお化けなのかは各自の判断に任せる」
日本
「夏って感じがしますねー…」
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