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キーンコーンカーンコーン
理科の授業が終わる。
今日は2時間あるので、もう1時間だ。
俺は保健室にいくために、
事前に写しきれてないノートと、
ついていけてない教科のワークを
理科室に持ってきていた。
立ち上がり、歩き始めようとする。
すると、人気者の隣の席子のところに
何人かが集まってきた。
それと同時に俺に注目が集まる。
みんな俺の仲良しで、プライベートでも遊ぶくらいだ。
だから話すのは苦じゃない。
みんな、他のノートを持っていて気づいてしまった。
モ1「あれ?りうら保健室行っちゃうの〜?」
と話しかけられた。
その時母の言葉が蘇ってきた。
母『保健室にはいっちゃダメだからね。』
赤「いや……実は迷ってて……。」
モ2「え?なんで?」
赤「え…と…、最近親に勉強ついて行けなくなるから行くなって言われて。」
モ3「え!?じゃあ、りうらより新しい悪い俺はどうすればいいんだよ笑!」
赤「えっ…」
モ3「じゃあ、100+100は?」
赤「え?200でしょ?」
モ3「平気じゃん!大丈夫なんだから行っておいで。」
赤「ッッ!」
モ4「wwじゃあ、コイツの名前はw?」
赤「モブ1でしょ笑?」
モ2「えっ!すっご!!天才かよ!」
その後もすんごく簡単な問題を出された。
もうすぐチャイムがなる。
みんな、違う話題で盛り上がっていた。
こっそりと保健室にいこうとした。
モ4「結局いくんだね!行ってらっしゃい!」
それにきずき、みんな俺に行ってらっしゃいと
声をかけてきた。
赤「いってきます。」
なんで、みんなこうなのに。
親はわかってくれないんだろう。
白「あ!りうちゃん帰ってきた!おかえり!」
赤「ただいま。」
それに続いてさっきのメンバーがおかえりという。
それによって俺の胸はすごく暖かくなった。
ただの挨拶なのに。
俺にとっては大事な挨拶だ。