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10 - 第10話 探し物はこちら?Pebbleとveeの追いかけっこ編

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2025年09月23日

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Veeが机の引き出しをガタガタ探している。

「おかしい……どこにもない……」


棚、カバン、ソファの下――どこを探しても見つからない。

肩を落とし、ため息をつくVee。


「……仕方ない、今日はもう諦め……」


ふと視線を向けると、Pebbleが「ワン!」と尻尾を振りながらUSBを咥えている。


「!! それ! 返しなさい!」


だがPebbleは「ワンッ!」と元気に鳴いて、そのままダッシュ。


「ちょ、待って! 返してーーっ!!」




Pebbleは机の下をくぐり、イスを飛び越え、棚の上に飛び乗る。

それを追いかけるVee。

Veeは全力でPebbleを追いかけるが…

スピードもスタミナもPebbleより全く無い為、一向に追いつかない。



「はぁ、はぁ……!待って…返しなさいったら……!」


数分後、ついにVeeはバタンと床に倒れ込みダウン。

Pebbleは楽しそうに走り回ったまま。



そこへDandyが現れ、ひょいっとPebbleを抱き上げる。

「おっと、確保~!さて、このUSBは……」

Pebbleの口からUSBを取り、それを眺める。

息も絶え絶えのVeeが必死に叫ぶ。

「…それは、見ないで、早く返して……!」


「うん?何か見られたくないものでも?」

Dandyはニヤリと笑い、そのままパソコンに差し込む。




画面に映し出されたのは……

Veeが誰にも気付かれないようにこっそり集めていた、みんなとの沢山の思い出の写真や動画。

料理の失敗で粉まみれになり恥ずかしそうに笑うSprout、恐竜語りに夢中で楽しそうにしているShelly、本を読んでいる最中こちらに気付き軽く手を振るAstro、犬かきするPebble……そして、全員で笑っているシーン。


しばらく見つめた後、DandyはそっとUSBを抜き、Veeに手渡す。


「……この事は、今日だけは特別に秘密にしておくよ。」


Veeは拗ねたような表情で受け取り、視線を逸らした。

「……本当に、誰にも言わないでよね。」



「なんの話してるの…?」

「騒がしかったから来てみましたが…… 何が起こったのですか?」

「そのUSBは?恐竜の動画?!」

「いや、お菓子のレシピとか?!」


「絶対に秘密!!」


ギャイギャイと、それでも楽しそうにしている皆を眺めるDandy。

Dandyはふっと微笑み何も言わない。


その場を収めるようにPebbleが「ワン!」と鳴く。

Veeは恥ずかしそうにUSBをぎゅっと握りしめた。

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