※MVが実写の世界線。
「お疲れ様でしたー!」
スタッフさんの声でその場の空気が一気に緩む。
撮影が終わり、俺はりうらと共に衣装室へ向かう。
今回の衣装は和風、というか花魁風?
鮮やかなピンク色の着物に、金基調の小物。
露出がちょっと多いかな、とも思ったけど、かなり気に入っている。
隣を歩く彼の衣装は、赤色の着物に同じく金基調の小物。彼が子供組というのもあってか、露出は俺よりも少ない。
衣装室に着き、名残惜しさを感じながらも着替えようとしたとき。
りうらに腕を引っ張られ、壁に押さえつけられる。
所謂、壁ドンとでも言うのだろうか。
「ほんっとないくんえろすぎ。よく耐えたと思うよ?りうら。褒めてほしいくらい。」
欲の色を覗かせたルビーの瞳とかちりと視線が合う。
腕を抑えていた彼の手が首元に伸びてきて、首筋をなぞる。
「ひっ、ぅ……ッ//」
と、小さく肩を揺らせば、無防備、と零すりうら。
突然、艶やかな雰囲気を纏ったりうらに困惑していると、口を塞がれ、中途半端に開いた唇から舌が侵入してくる。
「んっ、ふ……、//り、ぅッ、……ん、っ//」
熱い吐息が上がり、唾液を舐め取るかのように動く舌。
ふと、両耳を塞がれ、厭らしい水音と聞きたくもない自分の喘ぎ声が聞こえてくる。
脳が快楽に支配され、自分からも舌を絡ませに行く。
「んっ、は……っ♡かわいい、ないくん、♡」
口を離せば、銀の糸が互いの口を繋ぐ。
「りう、ぁ……、つづ、き……っ//」
袖を掴み、続きを求めれば耳元で
「衣装汚れちゃうでしょ?」
と囁かれ、お預けを食らう。
「続きは、お家でね……?♡」
※+♂楽しみだ!!!
※タイトルにはなんの意味もないです。
コメント
3件
好きです…涙出てきました
下の方に同じくっ
好きです、神作すぎますね 赤組裏ではこうなっててほしい!私は壁になって見守ります☆