青柳冬弥体調不良
地雷さんグッバイ進級後
いい方はGo
冬弥視点
冬弥「キャンプ、..ですか?」
司「ああ、丁度8人用のキャンプができるのが手に入ったから一緒に誰か誘ってやろうとえむに言われてな」
彰人「それで俺らを誘ったわけ、っすか..」
どうやら俺達と一緒にキャンプに行かないかというわけだ
俺は絶対行きたいな
草薙や神代先輩、鳳さんとも話せるチャンスだし、
何より前ビビバスの皆で一緒にいったキャンプがとても楽しかったからな
司先輩と一緒に自然を見て疲れを取る、とか
司先輩がたに自然の豊かさを使って色々な体験をしに行くとか
司先輩が関わっているならもしかしたら父さんにも長々と議論しなくても許可が得られるかもしれない
類「僕はいいよ、賛成だ」
司「まあ類は断らないよな、他はどうだ?親に連絡しないとわからない人もいるだろうが..」
寧々「私も大丈夫、だけど、えっと..あと一人って?」
司「ああ、お前ら3人行くのに小豆沢だけ来れないのは嫌だろう?」
杏「こはねを連れてきてもいいんですか!?」
司「ああ、人数的にも丁度良くなるからな寧々と仲良くしてやってほしい」
寧々「小豆沢さんか..うん私も類も大丈夫だよ」
司「類に聞かなくていいのか?」
寧々「..何年一緒にいると思ってんの?大体わかるよこれぐらいならね」
彰人「へー、すげーな..確かに俺も結構絵名の考えてることはわかるかもしんねぇ..」
最後の方は小さかったが俺にははっきり聞き取れた
成程、やはりあの二人は仲がいいのか..
司「おお二人共すごいな、まあ確かにそうだな、俺もわかるぞまあ他はどうだ?」
杏「はーい!私も大丈夫だと思う!予定がなにかと被ってなければ大丈夫です!」
彰人「俺もです、多分行けます」
司「よし!白石と彰人もOKだな、..冬弥はどうだ?」
冬弥「俺も父さんの説得ができれば大丈夫です、絶対に説得するので行けます」
司「おお..すごい自信だな、まあこれで皆行けるようだな!小豆沢の方もえむが話してOKが出たようだ!」
彰人「うし、じゃあこれでみんな行けるようになったってことっすね」
杏「なになに〜?彰人くんすっごい乗り気だねぇ〜?みんな一緒で嬉しいの〜?」
彰人「うるせぇ、冬弥が行きたいって行ってんだ付き合うに決まってんだろ」
冬弥「!そういうことだったのか、ありがとう彰人」
彰人「..まあ、相棒だしな..」
少しだけそっぽを向いて照れたようにつぶやく
俺はその言葉を聞いただけでも嬉しいのだぞ、彰人
司「まあ詳しい情報は後で連絡する。既に全員を入れたグループラインが入ってるはずだ」
杏「わっ、本当だ!いつのまに!?」
類「流石だねぇ寧々瞬速じゃないかい」
寧々「まあこういうのは得意だし..」
どうやら今俺達が話してる間で瞬時にグループラインを作ったようだ
本当に瞬速だ
司「まあとりあえず飯食べるぞ、腹の虫が鳴いている」
彰人「..そ〜っすね..まあ腹は減ったし別にもういいか..」
冬弥「じゃあみんなで一緒に食べれるな」
杏「そうだね!よし食べよ〜!」
こうして、俺達はみんなで一緒にキャンプに行くことになった
ここまで大人数のキャンプは初めてだし、今からとても楽しみだ
すっ飛ばしてキャンプの日
冬弥「集合場所は..ここで合ってるよな」
とある駅の西側の改札で少し大荷物な俺は呟いた
周りは社会人や俺と同じ旅行客で賑わっている
彰人「ん、冬弥、はよ」
少し離れた所から俺と同じ少し大荷物の彰人が小さく手を振りながら挨拶をする
冬弥「彰人、おはよう」
彰人「他は?まだ来てねえか?」
冬弥「まだ来ていないと思う、まだ25分ほど集合時間より早いしな」
彰人「そーだな、まあ集合25分前にもいるワクワクを隠せていない高校二年生もいるけどな」
冬弥「..彰人はすごいな、全てあっている」
彰人「はっ、まあ相棒だしな」
昨日いった言葉とは全く違うトーンでノリノリの彰人が答える
ちなみに、ワクワクを隠せていない高校二年生は彰人も入るのだろうか?
多分入るだろう、彰人が珍しく首飾りをしている
彰人は時々楽しみな事に気合を入れるためにアクセサリーをつけてくることがある
それが大きければ大きいほどその分気合を入れている、ということだ
それにしても、流石に少し早すぎただろうか?
此処に来るまで電車に乗ったから一応トラブルに備えて早めに出たが..
楽しみすぎてかなり早く着いてしまったのだ
もしかしたら彰人もそういうことなのかもしれないな
司「おいえむ!!ちょっとまて!走るな!迷子になるぞ!」
そんな事を考えていたら聞き覚えのある大声がした
えむ「えっへへ〜!びゅんびゅーん!」
寧々「ちょ、ちょっと本当に迷子になっちゃうよ!」
類「大丈夫だよ、一応駅の中で迷子にならないように朝渡したアクセサリーにはGPSがついているからね」
寧々「、..こわ….私達が生まれた世界線が戦闘タイプのだったら類無双じゃん」
4人揃って仲良く話しながら司先輩がたワンダショの皆さんが来た
えむ「およ?あれは彰人くんと冬弥くんかな~?」
司「おお、もういたのか俺達が一番乗りだと思ったのだがな」
類「おや、本当だね、やあ二人共」
神代先輩がにゅんとした顔で手をふる
神代先輩は身長が高いからとても良くわかりやすい
少し人混みに酔っている草薙を自然とエスコートもしている
流石、神高一の天才なのではないかと噂されているだけあるな
…いや、これはあまり関係がないな
冬弥「おはようございます、..ほら彰人も」
彰人「..おはよーございます..」
彰人にしっかりと挨拶をさせて改めてワンダショの皆さんと合流する
司「俺達はもういるってことは後は小豆沢と白石だな、まだ来ていないのか?」
冬弥「小豆沢達はまだです。一緒に行くといっていたので多分もうすぐ二人揃ってくると思います」
司「そうか、まあまだ25分前だからな、気長に待つとしよう」
近くにあった8人座れるベンチに座り、そこに草薙や神代先輩も座る
鳳さんは荷物はおいているがまだ周りをキョロキョロ見渡している
えむ「ねえねえ、冬弥くん!此処に来る途中にね!おっきいぬいぐるみのユーホーキャッチャーがあったの!」
冬弥「なに?それは本当か?..彰人取りに行ってもいいだろうか」
彰人「流石に帰りにしろ。今から行くのキャンプだぞ」
冬弥「そ、そうだよな、鳳さん、帰りに取りに行こう」
えむ「そっかぁ〜、でも確かにそうだよね!帰りにしよ〜!」
俺は帰りにまで楽しみが増えてしまったようだな
杏「えっ、?もうみんないるの!?ごめ~ん!」
こはね「ほ、本当だ、みんな早いね」
どうやら小豆沢達が来たようだ
司「おお、来たか!それにしてもまさか20分前に全員集まってしまうとはな!」
えむ「それだけみんな楽しみだったんだね!よ〜っし!じゃあ、出発進行〜!」
寧々「は、早くない?新幹線使うから時間に設定あるんじゃ..」
えむ「ほえ?」
類「そうだねぇ、新幹線前の手続き分も時間に入れていたからあと1時間20分ほどまたなきゃだね」
杏「は、はやっ!私達早すぎない!?」
こはね「ま、まあなにかして待ってればすぐなんじゃないかな?私、トランプあるよ」
彰人「まーそれでいいだろ、トランプでもして待ってれば」
司「では、第一回トランプ王決定戦開催だな!」
えむ「いいね!トランプ大対決だ〜!負けないぞぉ〜!」
こうして俺達のキャンプは幕を開けたみたい、だな
今からとても楽しみだ
え〜、まさかの四話構成…です
あらー?どうしてかしら
そして俺すごくない?一日で一話書き終えたわ
いつも少しサボり気味なのがバレてしまう..
まあまた次回
またお会いしましょう
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