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リクエスト消費しますよ〜‼️
タイトル通り、今後日帝♂がひたすら米帝をリョナるだけ。
寝惚けながら書いてたので、おかしいところあるかも。読み直して気づき次第修正します。
他人の地雷と解釈に配慮してません、地雷の方回れ右。
今回は政治的、経済的な話ばかりです。今後も含め一部の方以外読まない方がいいと思います。
まぁ読んでもらっても構いませんが、読んだあとは自己責任でお願いします。
・この作品は、戦争賛美・政治批判等の意図はございません。
『日本が、EEZ内にある豊富な海底資源を効率良く採取出来る機械の開発に成功した。』
ある日、在日米国大使館の職員から唐突にアメリカにそう報告があがった。
「まじ!?ついにか!!」
この報告は、アメリカにとっても朗報だった。
日本は、資源に乏しい国であると諸外国からも国内からも言われる程、資源に恵まれて居ない国の1つであることはご存知のことだと思う。
『私のせいじゃないのに…もう、言われすぎて耳にタコが出来るんじゃ無いかって最近思い始めましたよ…。』
これは、酒の席での日本の言葉である。
まぁ確かに、自身が資源に乏しいのは否定することの出来ない事実ではあるので、素直に認めざるを得無いのだが…。
全く無いという訳では無いけれど、それでも資源エネルギーのほとんどを海外に依存しているのが彼の現状だった。
しかしそれは、地上から採取出来る資源に限定したらの話ということであり、更に深く掘り進めて行けば逆に資源大国になりうるであろう可能性を彼は大いに秘めていた。
日本のEEZ内に眠る莫大な海底資源
海底資源とは、深い海の底に存在する鉱物やエネルギー資源のことを指す。
日本は、世界第6位という広域なEEZを領有している。
資源が眠っているのは、何も地上だけに限ったことでは無い。
海の方にも目を向けるのであれば、今や生活の必需品である石油や天然ガス・発電や都市ガスの燃料として使われるメタンハイドレート・希少性が高く採掘や精錬が困難だが、ハイテク製品やグリーンテクノロジー製品の生産に欠かせない、そして幅広く活用されているレアメタル等。
実情、宝の山は彼のすぐ目の前に広がっていたのだった。
「あいつもやっと資源大国の仲間入りだな!
ここまで来るのに、まじで長い道のりだったな…。」
地上採掘と違って、優れた技術や工夫が必要で簡単にはいかない海底採掘。
生産コストと見合わないという点やその他様々な理由から、今までずっと手をこまねいていた。
困難に直面して、その度に挫折をして、それでもまた立ち上がって。
それを幾度も繰り返しながら、開発を始めてから既に早数年が過ぎてしまったけれど。
それでも、彼の企業ならやり遂げてくれると信じていた。
やっと、念願叶って効率良くかつ低コストで採掘出来る機械を日本企業が開発したらしい。
彼の唯一で一番の同盟国であり、ずっと傍から見守っていて、時には協力して来たアメリカにとっては何よりも喜ばしいことだった。
それに新たなる輸出先の開拓によって、最近後退して来ていた日本の経済状況もこれで右肩上がりになるだろう。
いい事づくめではないか。
「今すぐ、日本をここに呼んで祝杯を上げるぞ!!」
「イギリスやカナダにも連絡入れとけよ!」
(……日本にとっても俺にとっても、こんなに喜ばしいことは無いはずなのに。)
いい事づくめ。
そうだ、悪いことなんて何一つない。その筈なのだ。
それなのに…何故か、自分の心の内に言いようのない漠然とした不安が影を落としているような気がして。
表には、決して出さないように取り繕ってはいるけれど。
(気の所為だよな…)
そう思い込まなければ、何時までもこの不安がつきまっとってしまいそうで。
アメリカは、その不安から逃げるように祝会を上げるための準備に思考を切り替えた。
『日本の半導体事業復活』
これは今朝、アメリカが購入したニューヨーク・タイムズにデカデカと書かれていた見出しである。
普段は、新聞等購入しない性なのだがこの時ばかりは好奇心が先行してしまって、新聞を手に取り足が自然とレジに向かってしまっていた。
適当に近くにあったカフェに入ると、待ちきれないと言わんばかりに新聞を急ぎ取り出してじっくりと読み耽る。
日本は、かつては半導体王国と呼ばれる程半導体市場でその頭角を現しており、全盛期の時は世界シェア率50%以上を占めていた。
その勢いは本当に凄まじく、他の国々に当時の日本の事を聞けば皆口を揃えて
『正に飛ぶ鳥を落とす程だった』
と言うことだろう。
…まぁ、そんな輝かしい栄光も長くは続く事無く。
色々な思惑と要因が交差して、時が経つにつれて日本の半導体事業は衰退の一途を辿り80年代に50%もあった世界シェア率は、今では10%にまで落ち込んでしまっていた。
現在は、日本の代わりとして彼の技術を受け継いだ台湾と韓国が台頭しており、彼らで世界の約半数を補っている形になっている…のだが。
韓国は、政権が変わる度に国内が大荒れしてしまい、またその影響で国際的な立場もあやふやになってしまう傾向にあった。
いつ立場が変わるかも分からない奴に全信頼を置けるかと言われたら、アメリカもYESと言い切る事が出来なかった。
台湾に関しては、国内は安定しており昔から一貫してアメリカ寄りの立場を保ってきた。
その為、大幅な信用と信頼を彼には置いてはいるが…やはり気になるのは中国との関係だろう。
もし仮に、中国と台湾の関係が今以上に悪化してしまった場合、台湾の半導体事業に影響が絶対にないとは言いきれない。
半導体が作れる国は、限られていてしかもそれがアメリカを除けば日本、中国、韓国、台湾と全て東アジアに集中している。
そして半導体は、今では絶対に無くてはならない部品である。
そのため、政治的にも国際的にも安定していて継続的に供給出来る国が欲しい。
でも、丁寧に時間をかけて教える暇もないしある程度ノウハウがある奴がいい。
そう考えたアメリカが白羽の矢を立てたのが日本だった。
「日本、台湾から半導体の作り方教えて貰って半導体作れ。
ちなみに工場の場所はもう決めてある。
熊本な!俺もお前に投資するから。
ちなみにお前に拒否権はねぇ。」
そう言って、アメリカは無理矢理熊本県に工場を建てた。
また、アメリカが日本を選んだ理由は、先に伝えた理由の他にもうひとつ。
日本は、大々的な発明品を開発するのは苦手だけれど、元々あるものを更に質の良いそして利便性のあるものに改良するのが大の得意であった。
資源が少ないので限りある物を大事にする&物を長く使うといった日本特有の習慣を知っていたアメリカが、捉え方を変えればそれも強みになるのでは?と思い試しに実行に移したのである。
結果はと言うと。
なんかもう、めちゃめちゃ歯車が噛み合ってしまったのである。
そして、観察力も優れていて吸収能力にも長けていた日本は、台湾から教わった技術も直ぐに習得。
日本国内に工場を次々に設立し、惜しみなく投資を行い、人材育成にも力を入れた。
かくして彼は、見事に半導体事業のトップに再び返り咲いたのである。
その結果が載せてあったのが本日のニューヨーク・タイムズであった。
それを見たアメリカは、やはり俺の目に狂いは無かったと満面の笑みを浮かべながら深く何度も頷く。
読み終えた新聞を鞄にしまったアメリカは、暖かい日差しにつられて視線を外に向ける。
カフェのガラス越しに見上げた空は雲ひとつ無く、あまりの空の青さに一瞬目を奪われた。
ハッと我に返って時計を確認すると、もうそろそろ店を出なければ会社に間に合わない時間帯になってしまっていた。
急ぎ店を出ると、足取り軽く自身の職場がある方向へと歩き出す。
普段はしない早起きをして、珍しく徒歩で仕事に向かう甲斐があったというものだ。
今日は、素晴らしい一日になりそうだなと吹き抜ける爽やかな風を、身体全身で感じながらアメリカはそう思った。
今の彼は知る由もないだろう。
未だに心を覆う影が、払拭されていないどころか広がってしまっているという事実から目を背けてしまったことに。
その時の自分を殺してくれと、懇願したくなるほど後々後悔することになるなんて。
何時もは1話完結なんですけど、最初で最後のリョナだと思ったら、色々やりたくなっちゃって長くなりそうなのでシリーズ化します。
全力でリョナるしグロくするから楽しみにしててね🫰❤️
恋愛とかえろ絡まないの書きなれてないから、下手くそだったらすみません😭
ほなまた✋
コメント
14件
やだっ!続き気になって昼と夜しか眠れないっ!(?)
物語の初めからとても引き込まれました。 そもそもアメリカが日本の半導体事業を潰した癖に世界情勢が悪くなったからと言ってまた日本に強くさせる何て都合のいい話過ぎるんだよな。 アメリカがその半導体事業をある程度戻したから日本のアメリカを許そうなんて気概になるとは思えない てかあまりにも米帝が身勝手過ぎて…日本は半導体事業を復活させるために米帝を利用するだけ利用してそっからリョナろうとしてるのかな…??
日本って半導体50%閉めてた時期あったんだ、すげぇ