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「ふわぁぁぁぁ…」

寝覚めが悪い。霧も晴れていない…少し晴れているか、まあいい。

とりあえず、昨日インクで汚れた服を洗うとしよう。くっそ…朝ともなると、かなり水が冷たい。触るだけで凍ってしまいそうだ。

冷たい水を必死に我慢しながら、服を洗い終わり、一際大きな木の枝分かれに服を干す。

乾くには遅くなりそうだな。代わりの服を着て、少し周りを探索する。

昨日は霧が濃くてよく見えなかったが、1つ気づいたことがある。明らかに目立っているあの館。

全体的にとても紅く、存在を強調しているような感じ。あそこに近づくにつれ、霧も紅くなっていく。あそこに寄るのはやめておこう。

それにしても…どうしたものか。ここがどういう場所か調べるのも1つの手だが、霧があり見にくいし、見たところ、湖はかなり広めだ。すごく広いというわけではないが、普通の湖より大きいだろう。この広い湖を調べるのは流石にきつそうだ。それに、この広い湖だけでなく、あの森や、この世界のことも調べないといけない。時間がかかりすぎるし、現状では無理だろう。

そうなると限られてくるのは…やはりあの館。

めちゃくちゃ近づきたくないが、この案しか思いつかなかった。

「行くしかないのか…」

濡れた服を異空間に入れ、館に行くための準備をする。

「よし。武器はすべて揃っている。身軽な装備にして…行くか。」

そう呟きながら、霧の湖をあとにした。

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