テラーノベル
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温かくて気持ち良い
ロウは寝ちゃうかな‥‥
仕方ないよな
もう2時になってたし
徐々に身体を沈めていく
カチャッ‥‥
「お前、危ないだろ」
「ブハッ!ゲホッ‥‥ロウ?」
急に扉を開けてロウが入ってきた
白い湯気の向こうに‥‥裸で?
「何、風呂まだだった?」
「いや、入ったよ」
「え?だったらどうして‥‥」
「クリスマスだから一緒に入ってやっても良いかなって思って」
ロウは浴槽に脚を入れ、俺の隣に座った
俺はすかさずロウの腕を掴んで自分の膝の上に座らせる
「いつも一緒に入るの嫌がるのに」
「だから今日だけ特別だって。クリスマス‥‥したかったんだろ?」
「そうだけど‥‥え、ロウがプレゼントって事?」
「まぁ‥‥お前がそれで良いなら」
「俺はいつだってロウが良いんだから」
「そうかよ」
ロウが俺の頬の際をなぞり、唇を重なる
すぐに離れようとする頭を引き寄せ、更に奥へ舌を絡めた
「んっ‥‥ローレン、湯あたりするから一回だけな?」
「やだよ。じゃあ続きはベッドで」
「疲れてるんだから‥‥上がったら休めよ」
「俺が貰ったプレゼントなんだから、そんな簡単に手放さない」
すでに後ろで弄っていた2本の指を孔の中で開く
俺の肩に掴まったロウの手に力が入る
「それやめろっ‥‥気持ち悪‥‥」
「ん?嫌?じゃあ自分で開いて俺の入れて」
「‥‥見るなよ」
「お湯の中だから見えないよ」
波立つお湯の中、ロウが後ろに腕を回す
もう片方の手を俺のものに触れ、自分の後ろに導く
眉を顰め、伏せ目がちに俺を見ている
「これで‥‥良いのか‥‥?」
「ん‥‥自分で動ける?」
「‥‥こうか? 」
ロウが上下し始めると、浴槽に水が大きく跳ね上がる
そして時折前後に腰を動かすと急にロウの中に強く締め付けられた
「っロウ‥‥わざとやってんだろ」
「違っ‥‥んっ、あっ‥‥待って‥‥」
きっと自分の良いところに当たったんだ
俺はロウの腰を掴むとその体を動かし始めた
「やっ!ローレンっ‥‥そこばっかやめ‥‥ああっ!」
「なんで?いいんでしょう?」
縋るような目で俺を見つめる
俺を欲しがるロウの瞳
「‥‥気持ちよくしてあげる」
「ローレンっ‥‥んっ‥‥」
口付けをするとくぐもった声が口内に伝わる
鼻に掛かる甘い声
その声に堪らずロウを持ち上げると自分の腰を強くぶつけた
「んぁっ!あぁっ‥‥ダメっ、いくっ! 」
「‥‥っ、もう‥‥俺もっ‥‥っ!」
仰け反るロウの体を抱きしめ、何度もその中に放っていった
「‥‥ロウ大丈夫か?」
「だから一度だけって言ったのに」
ロウは俺が渡した冷たい水を口に運ぶ
その間に俺はロウのおでこに手を当てた
「大丈夫だ。逆上せただけ」
「‥‥今度はもう少し温いお湯でしよう」
「向上心だけは人一倍だな」
「勉強熱心だからな、俺」
そう言いながら俺もベッドへ入る
そしてロウを抱きしめた
「くっつくなよ。まだ暑いんだから」
「湯冷めしないようにしないと」
「あー言えばこう言うだな。もう寝よう」
「でも良いクリスマスだったよな?駆け足だったけど」
「そうだな」
「先生?」
「ん?」
「メリークリスマス」
「フフッ、メリークリスマス」
来年は先生から何してもらおうかな?
END.
コメント
2件
積極的な こや って誘うの得意で好きです✨️こや と ローレンの関係も好きすぎる