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佐藤視点
お姫様抱っこで上田を寝室へと運ぶ。すやすやと寝息を立てる上田は普段の仏頂面の愛想の悪い上田とは違い、なんとも愛らしい。いや仏頂面も割と可愛くて好きだが。
上田「んん、」
今起きられたらまずい。完全にセクハラだ。と心配しているうちにまた寝息を立て始めた。やはり酒は強い。酒様々である。
そもそも僕がなんで後輩にここまでするのか?
それは上田のことが好きだからである。入社当時、上田を教育したのも僕だ。そのおかげか上田は割と僕と飲みに行ってくれている。内心すごく嬉しい。
実を言うと上田を抱く妄想をして普段抜いているくらいには上田のことが好きだ。なので今回の状況、まさに願ってもない神的状況であるのだが…
まぁ、抱けるわけがないわな
上司だし。酒入ってるし。上田絶対ノンケだし。トラウマを植え付けて拒絶されたら僕はきっとどうにかなってしまうだろう。
…僕も少し酒に酔っていたらしい。無防備な彼の頬に、キスを落とした。