世界線捻じ曲げてます 。
もし 、 天乃刑事が単独だったら 。
もし 、 猿山が天乃刑事のことを覚えていて 、 尚且つ激重感情を抱いていたら 。
そんなもしもの世界線ですので 、 頭空っぽで見てください 。
今回は序章なので 🔞もなければ短いです 。
この仕事 、 断るべきだった 。
真っ先に浮かんだ感想はコレだった 。
p「 はぁあ ⋯ 幾ら呂戊太の頼みとは言え 断るべきだったわ ⋯ 」
現在 、 自分がいるのは 我が弟呂戊太が通っている小学校 。
昼間ならば小学生が駆け回り明るい雰囲気が漂っているのだが 、 今は丑三つ刻 。 諸事情あって 先生は勿論 、 警備員さえいない 。 そのため 、 暗い 、 不気味な雰囲気が漂っている 。
コツコツ 、 と廊下を歩く自分の足音しか聞こえてこないのが 、 更に不安を煽る 。
何故 、 自分がここにいるのかと言うと 、 先にも言った通り 、 呂戊太に頼まれたのだ 。
‘ 最近夜に校舎に不審者がでてるって噂あって⋯なんか 、 血が落ちてたりとか⋯ 兄ちゃん 、 なんとか出来ない⋯ ? ‘ と 。
勿論 即答した 。 解決は無理でも 原因を突き止めるまではやろう 、 と 。
うん 、 すっげぇ 後悔 。
だって 怖いんだもん !! 俺 ホラーとか無理だし !!!!!
せめて後輩の一人でも連れてこれればよかったんたけどな ⋯ と 、 深く深く 溜息を吐いた 。
r「 今晩和 。 こんな時間まで精が出るね 〜 。 流石 絵斗 。 」
溜息が 悲鳴になり代わるのを我慢できたのは 、 俺の威厳から 、 なのか 。
背後から 唐突に 、 本当に唐突にかけられた声に 心臓が止まるかと思った程に吃驚する 。
慌てて振り向けば 、 一人の男が立っていた 。
それだけ見れば 、 先生かと錯覚したのだと思う。実際ジャージ姿だったし 。
ただ 、 それを強く否定したのは 、 彼が片手で軽く持つ 大きな鎌の存在だ 。
何故 、 ナイフとかじゃなくて鎌なのか 、 とか何処で手に入れたのか 、 など意味のないことが 頭の中を駆け巡る 。
しかも 、 鎌の先端には赤黒い何か 、 そう 、 何かが付着しているようで 。
それを見て 、 混乱状態から我に返る 。
p「 ッ 、 だ 、 誰だ ⋯ !? 」
r「 誰って 、 酷いなァ 。 仲良かったじゃん 、 俺ら 」
そう言って 、 目の前の男はニコニコ笑う 。
笑ってるのに 、 笑ってると感じない 。 嗤っているのが正しいのかも知れない 。 そんな 、 歪な嗤いだ 。
勿論 、 彼のことなんて見たこともない 。 仲良かったなんて記憶もさらさらない 。
p「 な、何言って ⋯ 」
r「 ⋯ 覚えてないの? 」
p「 覚えるもなにも ⋯ 会ったことないだろ 」
その言葉を言い終わった瞬間に背中に鈍痛みがはしる 。
どうやら 、 いつの間にか足を払われ地面に叩きつけられたようだ 。
衝撃で肺から息が漏れ 、 声が出なくなる 。
痛みと衝撃で動けないでいると 、 男は 鎌を側に置き 、 俺に覆いかぶさるような姿勢をとる 。
逃がすつもりはない 、 と示すように 手首に力を込め押さえつけらる 。
p「 や 、 やめろ ⋯ ッ 」
r「 そういう割には 抵抗しないじゃん 。 刑事なら一般人くらい 投げ飛ばせるでしょ 」
お前が一般人なわけないだろ 、 と怒号を飛ばしそうになる 。
鎌持ってるし 、 力おかしいほど強いしさ !?
抵抗したくても出来ねぇんだよ ⋯ !!!
p「 ッ 、 離せ ⋯ !! 」
r「 やだね 。 俺のこと思い出してくれるまで 離さないよ ? てか 、 思い出しても離さないけど 」
淡白にそう言うが 、 目は本気だった 。
深く深く 、 淀んだ青色 。 とてもじゃないけど 、 人間って感じがしない 。
何も言えない俺に痺れを切らしたのか 、 突然 服を剥いでくる 。
p「 ちょ 、 はあ !? 何すんだよ ⋯ !! 」
剥いでくる手を止めようにも手を押さえられてて抵抗が全くできない 。
r「 例え記憶はなくてもさ 、 身体は覚えてる 。 そうでしょ ? 」
そう 、 にんまりと笑う姿に 、 背筋が凍る 。
p「 や 、 めろ ⋯ ッ !! 」
r「 さっきからそれしか言ってないけど 。 まあいいや 。 やだじゃなくて もっとって言えるように思い出させるし 」
next
🔞シーン ( 無理矢理 、 ハピエンとは言えない終わり方 )
→ ♡2,000 . 💬 1 . フォロー +1
まだ続きが書けてない + 多忙なので 厳しめ設定で 。
コメント
4件
好きです、ありがとうございます
こういうシチュ大好物すぎます!!もう美味しすぎますよ✨