テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
ねぇねぇ。君さ。僕は警官の格好をした君の腕を、後ろからつんつんってする。
びっくりして駐車違反の書類を放り投げる君が可愛くて、僕は瓶を傾けたあと腹を抱えて笑った。
君は不機嫌。僕のことをその車のボンネットに頭と手を掴んで押し付ける。
「あなたの車?帰りはどうするつもり」
「運転手いるから」
遠くから風見と目が合った。でもやつも満更じゃないみたいだし、まあ、いいんじゃない。
「僕逮捕されるの?」
クスクス笑うとさらに頭に力が入る。
「言うこと聞いて。今すぐその瓶はゴミ箱、運転手を呼びなさい」
「やだ」
「はあ?」
一瞬で振り向いたら彼女が銃に手をかけるより速かった。彼女は叫んで、僕を押し倒してるみたいになっちゃった。
ちょっと赤くなったの見逃さないよ。
ねぇねぇ?さっき言おうとしてたこと知りたい?
君の運命の相手って僕じゃないーー?
だから今夜はパーティーなんだよ。
風見がいるから君も飲んじゃえば。って言ったら「ばかなこと言わないで、今すぐわたしの腕を放さないと…」
公務執行妨害?じゃ、手錠をかけられるのは君だ。僕だって仕事中なんだから。
君のパトカーのドアを開けてあげる。
ああ、こんな歌聞いたことないだろ?
一晩中かけてあげられるのは僕だけさ。
君にはそういう男が必要なんだよ。わかったら僕の上からどいて……手錠をかけさせてあげるから。超あがるよね。同じ気分にさせられるのは僕だけだ。
僕は君の運命の人だよ。わかってるんだろ?
さあパトカーに乗って。僕を逮捕したら、もう君が逃げられない。僕は簡単だけどね。君は僕の運命の人だから。
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
11,815
2,967