最近かけてなくてすみません。
語彙力がないので大目に見てください
死ネタ
ふわぐさ
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バタバタ…
母[ちょっと、階段はゆっくり降りなさいってば…]
fw「んぁ、母さん!」
母[今日は三枝くんとお出かけでしょう?朝から怪我しないでよね]
fw「んぁ〜い」
歯を磨いて
お気に入りの服を着て
完璧なヘアセットして
すこーしメイクしてみたり…
お気に入りの香水をつけて
いざ!
fw「…っし」
母[気をつけて、行ってらっしゃいね]
fw「わかってるってばぁ〜」
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AM:9:30
ぁ〜〜…
待ち合わせ時間は10時だぞ俺ぇ〜、
早く来すぎた…
…
ざわざわ
〜〜
今日は平日だけどやけに人が多いな
…あっ、今は夏休みかな?だから学生さんも…
ak『ふわっち〜!』
fw「!?あき」
ak『どぅあっ』
fw「んちょちょ、飛びついてくんなぁ!」
ak『えっへへ…ていうかふわっち早いね?』
fw「〜〜…(目逸らし)」
ak『……ぁ、もしかして俺に早く会いたかったんだ?』
fw「…………(図星)」
ak『無言になった…ふわっち壊れた…あのふわっちが…うるさいふわっちが…』
fw「最後いらねえ」
ak『いっよーし!予定より早いけど行こっか!』
fw「…うん!」
明那に差し伸べられた手を強く握り色んな所を巡った
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ak『今日は楽しかったなぁ』
fw「うん!ほんとね!」
ak『…あ、6時くらいから雨降るらしいよ、早めに帰ろ!』
fw「うぇ!まじ!?てか今5時半よ!?」
ak『いけるかな…w』
ザザー…
fw「…」
ak『…ですよね』
fw「近くにコンビニもないしなぁ…」
ak『…俺が傘なるよ』
fw「…?????」
fw「ちょっと意味わからんからパス」
ak『…』
fw「んー、、でも近いところだと俺の家しかないもんな」
ak『おけじゃふわっちの家で』
fw「はや」
ダッダッダッ
fw「滑るで、気をつけや」
ak『わかってるってぇ!』
fw「そうやって人間はフラグ回収す」
ak『ぉわッ………!?』
fw「!?明那!!!」
キキィーッ
信号を渡ろうとした途端、信号無視をしてきたトラックが突っ込もうとしてきた、
ドンッ
俺は明那の背中を押した。
精一杯でさっき滑るぞ、なんて言ったこともすっかり忘れていた
ak『…は、はぁ…はー…、』
ak『ふわっち、ふわっち…?』
fw「大丈夫か?明那」
ak『ふわっち…』
fw「……笑 俺はおるで」
ak『…は、ッぅ、はぁーっ…』
…
相当焦ったのか顔はサーッと血の気が引いて青くなっている
明那の手を見ると擦り傷があるのがわかった
二の腕には花壇に当たって少し紫色になっているのもわかる
明那から大粒の涙が出ていて、数分間止まらなかった
俺は必死によしよし、と頭を撫でて慰めた
……びっくりした衝撃で腕の感覚なくなっとる〜!折れてはない。
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数日後
母[…湊、]
fw「…?」
母[……三枝くん家行こっか]
fw「へ…ぁ、うん…」
〜明那家〜
母[この度は誠に申し訳ございませんでした…]
fw「ぁ、えと…手とか腕とか傷つけて本当にごめんなさい!で、でも明那が無事でよかったです!」
明那父〈こちらこそあんな事に巻き込んで本当に申し訳ございませんでした。なんと謝罪しようか…〉
そう言って手を強く握った
父〈私には大丈夫、と声をかけることくらいしかできませんが、何かお役に立てることがあればお構いなしに言ってください。〉
fw「…っ、」
父〈明那の部屋…見に行きますか?〉
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ガチャ、
そこにはベットで仰向けになって休んでいる明那がいた。
腕には湿布、手には絆創膏、…足には包帯
母が父に聞くと足を挫いていたことがあとから分かったらしい。
帰り少しゆらゆらしてたのは気のせいじゃなかったんだ。
母[は…ああ、本当にごめんね、]
ak『ふわ、…っち。』
fw「…」
明那は俺の顔を見てくれない。
ak『ごめん、ごめんね…ふわっち、?』
fw「な、なんで明那が謝んの、俺がもっと早く気づいていれば良かっただけだし……ぇと、」
明那だけではなく母、父も目に大粒の涙を溜めて流していた
…泣けないって辛いな。
母[湊…ごめんね]
fw「…?なん…」
母[止めときゃ良かったよね…]
fw「……」
ak『俺の…せいだ、ッヒグッ、』
fw「だから明那のせいじゃ…」
母[…湊……ごめんね……っ、ごめんね…………]
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数日後
母は何かを前に自分の手を強く握りしめていた。
(仏壇…?)
確か仏壇は辛い時や苦しい時、早く抜け出せるように、穏やかに暮らせているときはそれが続くように毎日祈る…だとか。
明那怪我しちゃったしなぁ。早く治るといいな。
てか仏壇俺の部屋に置くなし…
まるで俺が死んだみたいじゃんか。
コメント
4件
無意識に「え…ッ?」って声出しちゃいました……、、、やだ悲しい。好きだけど辛すぎる。
話の作りが天才すぎません…? めっちゃ好きです…