TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する



tr side___


今日はこーち達が帰ってくる日。

兄弟が帰ってくるだけだから寝巻きでいいや。

てか、まだ眠いし、寝よっかな。


ぴんぽーん


「ただいまー」


寝ようとした瞬間帰ってきた。ほんと毎回タイミング悪い。笑

「 適当に上がっといて。」

眠かったため、一言だけ放って再び部屋に飛び込もうとした時

兄で長男のこーちが言う。

「 ちょっと待って!! 」

「 眠いんだけど? なによ。」

奥から出てきたのは女の子。髪が長く、少しハーフっぽい顔。

鼻も高くて、肌もすべすべしている。

『 は、初めまして、』

こんなかわいい子連れてくるなら最初っから言って欲しかったし!!!

少し緊張しているのもまた可愛さを引き立てる。

「 はじめまして!! 誰かの彼女?笑 」

「 そうそう、俺の彼女!んふふふっ笑 」

悪そうに言うこの兄は、俺と双子で五男のじぇしー。

「「 嘘つくなよ。笑 」」

口を揃えて言う2人の兄は三男のじゅりと四男のほくと。

「 なんか、引越しで家見つかるまでいさせて欲しいって 」

全ての流れを回収していくかのようにサラッと事実を打ち明ける兄は、二男のたいが。

『 すいません、いきなりで申し訳ないです 』

人見知りなのかな?男ばっかで緊張してるのかな?などと思いながら

「 大丈夫ですよ! 性別違う関係で大変かもしれないけど、よろしくお願いしますっ! 」

と彼女を安心させようと頑張る。笑

すると彼女のほっぺたは緩み、ディズニーに出てきそうなプリンセスの笑顔のように笑う。

『 良かったです、! 断られちゃうかと思って、ドキドキしてたので..!! 』

「 とりあえず、中入ってー! 」



「 っしゃー!!! 久々に俺の部屋に戻ってきたー!!! 」

「 ただいま…. 俺のコレクションたち… 」

「 バイク最近乗れてなかったからやっと乗れる..!! 」

「 goodnight….zzz 」

「 よっしゃ、よっしゃよっしゃー….!!! 」


個性が強すぎる兄たちは個人の部屋に入り、そんな言葉を漏らした。


完全に彼女と2人きりになった自分は少しだけ戸惑う。

「 あ、名前は? 聞いてなかったですよね? 」

『 〇〇って言います。そちらは? 』

「 しんたろうって言います!! 兄たちと仲良くなったきっかけは? 」

『 学生の時しょうもないいじめを助けてくれて仲良くなりました、笑 』

うわっ、やっぱりこの子笑顔かわいい。表情管理がすごいから引き込まれる。

「 いじめ…? 」

『 ほら、わたしちょっと外人ぽいじゃないですか。

それで、英語話せないの?って言われっちゃって____ って感じですね。』

「 じぇしーいるじゃない。あの人もちょいちょい裏で言われてたらしいからね、」

『 なんか私がいじめられたヤツと同じだったらしくて。』

「 ___って名前のやつだ。」

『 そうですそうです 』________..


彼女と話していたら、時刻は0:00を回っていた。

「 うわっ、ごめんなさい!! 12時回ってましたね。お風呂の場所とか教えておきます。」

『 助かります、ありがとうございます。』


ーー


『 私の部屋はここで合ってますか? 』

「 元々、物置部屋だったからちょっと汚いかもですけど、 」

『 大丈夫です。綺麗ですよ。お掃除されてたんですね笑 』

「 ちょうど1週間前に、笑」


〇〇さんのこと、



“好きかも。”


この作品はいかがでしたか?

156

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚