テラーノベル
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続きです
轟家でのエンデヴァーのセクハラ(?)を毒舌で一蹴し、一行はついに住宅街の一角にある爆豪家へと到着した。
インターホンを押す前から、中からは聞き覚えのある怒鳴り声が漏れ聞こえてくる。
爆豪 「っせぇな!! 分かってんだよクソババア!!」
光己 「誰に向かって口聞いてんのよこのクソガキ!!!」
ガチャリ、と勢いよく扉が開く。
出てきたのは、顔にまだ神野の傷跡が残る爆豪だった。
彼は相澤とオールマイトの姿を見るなり一瞬たじろいだが、
その視線が二人の後ろにいる永久に止まった瞬間、顔を真っ赤にした。
爆轟「、、てっ、、めぇ、なんでここにいんだよクソ永久!!」
永久 「家庭訪問。、あと、その呼び方やめろ。勝己」
爆豪 「あぁ!? 誰がてめぇに許可出した!! 、、っつーか、その格好!!」
爆豪の視線が、永久の着ているTシャツに釘付けになる。それは、永久が「服がない」と言い出した時に、
爆豪が投げつけた、彼の私物だった。
サイズが大きく、鎖骨のあたりが少しはだけ、短パンから伸びる脚が余計に強調されている。
永久 「似合ってんだろ。文句あんのか」
爆豪 「ねぇわボケ!! 早く入れ!!」
居間には、母親の光己と、父親の勝が座っていた。
勝 「うちの息子が、本当にお騒がせしました、、」
光己 「、、永久ちゃん。あんた、あんな無茶して。勝己から聞いたわよ、
あんたが自分を盾にしてこいつらを逃がしたって、」
永久 「別に。」
永久がいつもの無気力なトーンで答えると、光己はフッと笑った。
光己 「相変わらずね。でも、ありがとう。、、この子が戻ってこれたのは、あんたがいたからよ」
相澤が本題を切り出す。
相澤 「、、、爆豪お前は、雄英の全寮制に同意するか」
爆豪 「行く。行くに決まってんだろ」
爆豪は膝の上で拳を握りしめ、絞り出すように言った。
爆豪 「俺は、永久をあんな地面に転がしたままじゃいられねぇ。
次に何かが起きた時、俺が俺の力で、守る。絶対」
爆豪の意志を確認し、相澤は深く頷いた。
相澤 「分かった。保護者の同意も得られた。爆豪。寮では今まで以上の規律を求めるぞ」
爆豪の家庭訪問を終え、相澤とオールマイトが車へ向かう中、永久と爆豪は玄関先に残された。
爆豪 「おい。」
永久「何。」
爆豪 「そのTシャツ。もうやるよ。洗って返そうなんて思うなよ、気持ちわりぃ」
永久 「最初から返すつもりないもーんだ。これ、落ち着くし」
永久がTシャツの裾を少し引っ張ると、爆豪はバッと顔を背けた。
爆豪 「、、クソ。死ね永久。絶対にてめぇより強くなってやる」
永久 「やってみれば。返り討ちにするけど」
二人の間に、神野の夜にはなかった「未来」への温度が漂う。
オールマイトは車の中からその光景を眺め、少し寂しそうに、けれど嬉しそうに呟いた。
オールマイト 「、青春だなぁ、相澤くん。私も、あんな風に誰かのために強くなりたいと
思える相手が、学生時代にいればなぁ、、」
相澤 「だからダークマイト、漏れてますよ!、、行きますよ」
永久 「次、デクでしょ、オールマイト。あんた一人で話して。
2人だけで話したいこともあるでしょ。何を隠してんのかは、知らんけど、けじめつけろや。」
オールマイト 「、、あぁ。ありがとう。」
車は静かに走り出す。永久はサポーターの巻かれた右腕をそっとさすった。
胸の奥で、荼毘の手紙と、爆豪の怒鳴り声が交差する。
相澤 「朝から悪いな。緑谷の訪問が終わるまで、寝てていいぞ。」
永久 「あいあい、おこしてよ、、、」
はい、どうでしたか~~~~~~
1574文字!終わります。
コメント
14件
相澤が本題を切り出す」の次 爆豪になってるので多分相澤では? おもろかったです! 続き待ってます👍
さすがに無理w まぁ今回も良かったよ!続き楽しみにしとるね〜
永久ちゃん気がきく!!もしかしたらオールマイトとでっくんの関係にもう気づいてる、? オールマイト前回からダークマイトになっております(笑) 永久ちゃんは、どっちを取るんだ!?(荼毘達と爆豪達のこと) 続き楽しみに待ってる!