元貴「はあっ、、う、、」
ここ数日、元貴の体調が悪化している気がする。
歩くのも辛そうだ。幸い、咳が出ることや呼吸困難になることは無かった。
滉斗「元貴、からだ辛くない?安静にしないと、」
元貴「大丈夫だよ、!」
それから数ヶ月が経ったが、元貴の体調は良くならなかった。体が、徐々に動かなくなっているようだった。
ついに寝たきりになった元貴は、毎日、俺と話していた。
元貴「ひろと、」
滉斗「ん、なに、元貴。」
元貴「あのとき、ちゃんと滉斗のこと好きって言って良かったよ。1回目に告白してくれた時に言えば良かったなぁ。」
滉斗「、、俺も、あの時は元貴がそっけないからびっくりしたよ笑」
元貴「ごめんね。笑」
元貴「滉斗、」
元貴「愛してるよ。」
滉斗「っ…俺も、元貴に会えて幸せだよ。愛してる。」
ああ、そろそろなのかもな、、
元貴は、分かっているのかもしれない。
元貴「もう眠くなってきたなあ。。」
滉斗「そうだね、寝よっか。」
元貴「うん。滉斗、ありがとうね。ずっと元気でいてね。」
滉斗「…うん。おやすみ。」
元貴「ばいばい。」