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ライはライトが睨んでいるのを逆手に笑顔で。
「何ですか?婚約者の弟が俺に睨みつけるなんて。まさか嫉妬してるんですか?」
ライトは嫉妬という言葉に反応して私に抱きついた。私の耳元で囁いた
「僕この人嫌いです」
私はライトの頭を撫でながら
「そうなの?でもこの人は私の婚約者なんだから次期に家族になるだから嫌いにならないであげて」
「分かった。それとこの人に道中何かされてない?」
私は道中のことを思い出して顔がちょっと赤くなったが冷静を保って
「何もなかったわよ。大丈夫だから」
「良かった」
ライはそれを見て怒りが溜まってきてライトの方に手を置いた
「俺の婚約者にもう離れてもらって良いかな?」
ライトは私から離れた。私は空気を和ませようと
「じゃ、じゃあいきましょ。ほらそこの宝石屋とか良いんじゃない?」
私は急いで宝石屋に行く。それに着いてくる二人。宝石店の中はすごく綺麗な宝石が沢山あった。
「すごく綺麗だわー」
ライトはなんか良いいことを思いついた。
「ライ様僕と対決してください。そしてかった方が今夜お姉様と一緒の夜を過ごす」
「良いだろう。で、何の勝負だ?」
「それは、ここの宝石店でお姉様に似合う宝石を見つけてお姉様が気に入った方が勝ちっていうのはどうだ?ネックレスでも指輪でもいい」
「分かった。良いだろう」
私はそれを聞いていて。まあいいか一晩だけだし。私はそれを許してしまった。今夜悲劇が起こる事を私は考える余地もなかった…2人は何を選んで来るんだろうと思っていながら宝石を見ていた。一つの宝石が目に飛び込んできた。
「すごく綺麗な宝石」
「それはブルーライトという最も珍しい宝石です」
店の店主がそういった。
「じゃあ『これください』」
と誰かと言った。誰かと思って横を見たら茶色の髪でエメラルドの色の目の男がそれがユウタだと気づいた。私は咄嗟に
「ユウタ久しぶり」
「アンナも久しぶり。元気で良かったよ」
「仕事は?」
「終わった。やっと休みが取れたからアンナに会うために戻ってきた」
ユウタは私の初恋の相手でもあり他国の王でもある。ユウタは笑顔で
「大きくなったな」
ユウタとの歳の差は5歳差。昔はよく一緒に遊んでいた。ユウタと会ったのは太い木下。私が木下で本を読んでいたら、突然ユウタが出てきた
「君、何してるの?」
「本を読んでいるんですわ」
ユウタは私が見ていた本を覗き込んで
「その本面白い?」
私はユウタに気を見せなかった。
「ええすごく。貴方も一緒に見る?」
ユウタは嬉しくて
「うん」
と頷いてユウタは私の隣に座って一緒に読んだ。それからもたまに会っていた。そしていつの日かにユウタは他国の王子だと教えてもらった。それと告白をしてくれて大人になったら結婚しようと約束していた。でも私はそれを信じなかった。それからずっと会ってなかった。そして今に至る。
「ちょっときて」
とユウタに言われて手首を掴まれ宝石店から出る。
「どうしたの?」
店と店の隙間に入りユウタは私を壁にやってユウタは腕を壁につけ私の顔に顔近づける。
「な、何?」
「まだあの約束覚えてる?」
「え、ええ」
ユウタは笑顔で
「良かった。じゃあしよ結婚」
私は焦った。まさかあの約束って本当だったの?
「ちょっと待ってくれない?」
「待てない」
ユウタは私に顔を近づけて唇が触れ合おうとした瞬間…
ユウタは倒れた。私は倒れたユウタを見て座ってユウタの頭に手を当てた。汗がすごいし熱い…
「ユウタ聴こえる?」
と言って。ユウタが声を出そうとしていた。それを見て私はまだユウタが聞こえてると分かり、手に魔力を集めて聖女の力を使う。それでも治らなかった。
「どうしよう」
と焦っていると、ライとライトが店にいないことが分かりこっちに来た。
「姉さん何してるの?」
と慌ててライトが駆け寄って来た。私が大声で泣きながら
「この方を馬車に乗せて!」
「こいつ誰?姉様の知り合い?」
「早く!早くしないと」
ライはその言葉を聞いてユウタを持ち上げて馬車に乗せた。私はその馬車に付き添った。私はユウタの手を掴んだ。
「ユウタ …」
ライとライトは一緒の馬車に乗って悪い空気になってるとも知らなかった…
屋敷に付いて私はすぐにユウタを空いてる部屋に移動してとメイドたちに命じた。
「お嬢様、お医者様は…」
「いらない。連れてこないで!それと誰も入らせないようにして!」
と私は大声で言った。私は誰も居なくなった事を確認しユウタの上の服を脱がす。
「やっぱり…」
黒い薔薇の模様がお腹の脇の方にあった。
これは昔見せてくれた呪い…
そう昔一緒にいた時に見せてくれた呪いだった。
昔はこんなに大きくなったのにどうして…あの時はまだ聖女の力が解放されてなかった時だったから救えなかった。
「今だったら救えるはず」
多分多く力を使って何日間は起きないと思う。そのために手紙を魔法で書いておきましょう。
私は手に魔力をためた。手から光が出てきて部屋の中が光で包まれた。
私のところに行っていたライはその光をドアの隙間から見えて急いで部屋の中に入ってきた。
その時私は倒れていた。
「アンナ!」
私が倒れているところを見つけたライは急いで私の所に急いできた。
私が気を失ってると気づいて安心したライは一回ユウタを睨んだ。
そしてライトも私のところに駆け寄った。
「お姉様」
「気絶してるだけだ」
「良かった」
ライはライトに怖く
「こいつ、どうする?」
「待ってお姉様の近くに手紙が落ちてる」
ライトはそれを読んだ。
“みんなへ
私は数日くらい目が覚めません。
この男の人を罪に問いたり牢屋とかに入れてあげないでください。この人は私の…
アンナより”
それを読んだライトとライはすごく怒りが込み上げてきて。二人で心の中で
『こいつ絶対に 許さない‼︎』