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4件
この作品すごく好きです✨
【竜蘭】
*蘭嫌われネタです
*梵天軸
*みんなで住んでる(た)
・病み
・リスカ
・過呼吸
・キャラ崩壊
・みんな酷い
・誤字脱字
・自己満
なんでも大丈夫な方のみご覧下さい🙇♂️
《蘭side》
やっと竜胆の分の資料終わった…
あと残りは自分の分…
家でやってもいいかな。
いいよねどこでやったって。
俺なんてどこにいたってどうでもいいんでしょ
仕事やって言うこと聞いてればそれでいいんでしょ
前までこんなんじゃなかったのに。
なんで俺の人生はこんなに上手くいかないの?
俺は嫌われるために生まれてきたの?
そんな人生今すぐ捨てちゃいたい。
蘭「いっその事死んじゃいたいな笑」
つい声に出してしまった。
誰もいないしいっか。
聞かれて困る人もいないし。
蘭「ここって案外高いんだな。落ちたらすぐ死んじゃいそー」
蘭「…帰ろ」
《竜胆side》
ココ「おい竜胆!!」
竜胆「なに?」
ココ「これ、声録ってたんだけどさ…」
『いっその事死んじゃいたいな』
『ここって案外高いんだなー落ちたらすぐ死んじゃいそー』
竜胆「…そろそろ限界か」
ココ「限界って何が…」
竜胆「ココ悪いけど今日の飯当番よろしく」
ココ「は!?今日お前担当だろ!」
ココ「…いねぇし」
追いつけるかな…兄ちゃんは多分車だな。
愛車乗ってっとバレるから部下の車で出させよ
一応合鍵は貰ったから家に入れないことは無いな…
ただ問題は何をどう話すかだけど
今考えてもしょうがないか…
部下「竜胆さん、到着致しました。」
竜胆「ありがと。」
《蘭side》
さてと…ファンデ落としてから風呂はいろ…
隈とリスカを隠すために毎日ファンデ塗ってるけど、案外バレないもんだな。
そもそもみんな俺に興味が無いのか笑
蘭「うわ…流石にやば…」
首領よりちょっとマシなくらいか?
人に見られたら少し驚かれるくらいかな
どうでもいいや。
蘭「こっちも酷くなってきたなー」
昔竜胆に止められて辞めたけど、
もう止めてくれもしないだろうし
何より辛いからまたこうして自身の体に傷をつける。
蘭「汚い腕…」
自分で見るのすら嫌だから、家にいる時でも長袖を着てる。
梵天のアジトの方に住んでた時も
昔のリスカ跡があるからバレないように長袖着てたからどうってことないけど。
蘭「少し、暑い…」
そういやもう8月なのに冷房つけたことないや
こんくらい余裕だしいっか。
蘭「はぁ…」
仕事行きたくないな。
みんな冷たくて俺がいるだけで空気を汚しちゃってるみたい。
結局俺は昔からどこにいても邪魔でしかないってことだよね
蘭「そんなの自分が1番分かってるよ…」
なのにみんな優しくしてくれてたから、勝手に期待しちゃってたのかもしれない。
“自分はここにいて良いんだ”って
俺の居場所なんでどこにもない。
期待なんてしちゃダメ。
誰かに最期まで愛されてみたかった。
誰かを最期まで愛してみたかった。
蘭「竜胆…ポロポロ」
竜胆だけはずっとそばに居てくれるなんて都合のいい勘違いをしていた。
竜胆に嫌われたなら俺だって竜胆を嫌えばいい。
切り捨ててしまえば楽なのに、
どうしてできないんだろう
思い出す度に愛しい笑顔が浮かんで、優しく
“兄ちゃん”って呼んでくれる。
あぁ、やっぱり好きだなぁ…って思う。
竜胆だけは忘れられないの。
嫌われたって忘れられたって、
何したってきっと変わらない。
俺は生涯竜胆を愛してるって。
蘭「こんな兄ちゃんでごめんね…」
竜胆への愛を再確認する度、今の現状が辛くて苦しくて逃げ出したくなる。
蘭「竜胆…りんどぅ…ヒクッ…ヒッ、あ…ッはっ…はひゅ、」
ピンポーン
…息上手く出来なくなくなってきた
なのに特に焦りがない。
ここで死んじゃった方が楽なんだもん。
もう疲れたんだよね
拙い呼吸をしながらも腕を切ってるからか、変なところまで切れて血が止まらない。
あ、深く切っちゃったな。
俺ここで死ぬのかな笑
遺書も書いてないよ…笑
まぁどうせ死ねないよね
《竜胆side》
兄ちゃん起きてるかな
寝てたら起きた時ビックリするよね。
飯食ってるかな
案外元気だったりするよね
1人だから気が楽になって、みたいな。
元気だといいな。
テレビ見ながら笑っててくれてたらいいな
好きな物食べて笑ってくれてたらいいな
好きなことして好きなように時間を使って
いっぱい寝て笑っててくれたらいいな
兄ちゃんが幸せでいてくれたら、
それ以上望むことなんてない。
笑ってくれていますように__
ピンポーン
…
やっぱり開けてくれないか。
あ、ココに返事返さなきゃ
三途からも来てるし…
よし、じゃあ入るか。
少し怖いな…
ガチャ
竜胆「お邪魔しまーす」
あれ、いない?
この家広ッ!!
なんて言ってる場合じゃない。
というか…あっつ…
何度だよこの家…
_____ッ…はぁ__っ
聞き覚えのある吐息…
竜胆「兄ちゃん…ッ!」
どこの部屋だ…?多分1階だろうけど…
どこの部屋も電気がついてないから分からない
一部屋だけ扉が開いていた
ガタン!!
蘭「はぁ…ッりんど、…ッハヒュ、はっ…へぅ…」
竜胆「兄ちゃんッ!!」
蘭「ぁう…かひゅッはっ、はぁ…ッかッ…」
竜胆「兄ちゃん、大丈夫…ゆっくり息して…」
蘭「む、り…ヒュッ,ぁッ…はぁ…ッ」
竜胆「ごめんね、」
もうこうなったら手で覆うしかない。
これやると兄ちゃん辛そうにするからできるだけ辞めたいんだけど…
蘭「むぐっ…ん”ん”ッッ!!ん…」
蘭「っはぁ…ッはーっ…」
竜胆「兄ちゃん大丈夫…?」
蘭「んぁ…ごほっゴホッ…」
蘭「…え、?」
竜胆「どうしたの?兄ちゃん」
蘭「なんで、竜胆いるの…?」
竜胆「兄ちゃんが心配で来ちゃった」
蘭「また…いじめるの…」
竜胆「そんな事しないよ」
蘭「うそ!絶対また…っ!!」
竜胆「ッ!兄ちゃんカッター離して!!」
蘭「あ”…ぁあッ…」
竜胆「ちゅっ…んっ…」
蘭「ふぇ…ん…ごくっ」
竜胆「ごめんね…」
蘭「ふぁ…コテン」
念の為睡眠薬持ってきといてよかった。
首領の為に三途が即効性のやつ大量に持ってて助かった。
まずは電気つけて
竜胆「腕手当しちゃうからね、」
竜胆「?!」
竜胆「なに…これ…」
昔切った跡の上から溢れるように流れ出る血。
すごく深くまで切られた腕。
竜胆「兄ちゃん…ッごめんね…ッポロポロ」
やっぱりやめておけば良かった。
こうなることを考えていたはずなのに、それが分かるのは俺だけなのに。
兄ちゃんの思いを優先したせいで
兄ちゃんを苦しめた。
竜胆「もうこんなことしなくていいように…俺が守るから…」
ベッドに寝かせて傷の応急処置をし終えた俺は、兄ちゃんの今の状態を皆に伝えるか悩んでいた。
後回しになんてできることじゃない。
メールで伝えるより直接話した方がいいだろう
証拠撮っとくか…
写真を撮るため兄ちゃんの腕をもう一度めくると、先程巻いたばかりの包帯に血が滲んでいた
竜胆「やっぱり出血量が多すぎる…」
病院連れてった方がいいよな…
三途呼ぶしかないよな…
蘭「パチッ…」
え…なんで起きたの…?
少なくとも2時間は寝てるはずなのに…!
まずい…暴れる…!
蘭「…竜胆?どうしたのそんな怖い顔して」
え…?
竜胆「兄ちゃん…?」
蘭「なぁに、竜胆」
記憶が無い…?
竜胆「…さっきまで何してた…?」
蘭「さっき…仕事かなぁ?急に寝ちゃったから覚えてない」
やっぱり…!
この様子だとここ数週間のこと忘れてるのか?
竜胆「…兄ちゃん、昨日三途となんかあった?」
蘭「昨日…特に何も無いと思う…けど」
一時的な記憶障害か?
そうじゃないとしても今までのことは言わないでいるべきだろう。
今は安定してるんだから、この状態のままでいれば暴れることもないだろうし…
三途を見たら思い出す可能性あるよな…
鶴蝶なら…!
鶴蝶はこの数週間出張に言ってたから、兄ちゃんにあんな態度はまだとってないしきっと大丈夫なはず…!
メールしといて…っと
蘭「竜胆?」
竜胆「…兄ちゃん、腕出して」
蘭「腕?はい、」
竜胆「…血、止まんないね…」
蘭「あ、ほんとだ〜俺やられたっけ?」
竜胆「ッ!うん…裏切り者殺りに行った時ね」
蘭「ん〜記憶にない…」
竜胆「思い出さない方が楽じゃないかなぁ」
蘭「そーだね、」
竜胆「腕の怪我ひどいからこの後病院行くからね」
蘭「うん、わかった」
鶴蝶「竜胆、」
竜胆「お、鶴蝶早いね」
蘭「あ、鶴蝶だ〜!」
鶴蝶「ところで怪我でもしたのか?それとも体調悪いとかか?」
竜胆「兄ちゃんが任務で腕やられたっぽくて血止まんないの」
鶴蝶「腕?…これって…ボソッ」
蘭「?」
竜胆「鶴蝶、後で説明するから話合わせてボソッ」
鶴蝶「あ、あぁ…分かった…」
竜胆「俺たち此処で待ってるから終わったら来てね」
蘭「うん!」
鶴蝶「竜胆、あの怪我って…」
竜胆「はぁ…首領から話聞いた?」
鶴蝶「ある程度はな…」
竜胆「あの怪我はリスカ。で、今兄ちゃんは記憶なくなってる」
鶴蝶「リスカって…!それに記憶がないってどういうことだ…?」
竜胆「…みんなに後で話そうかなって思ってる…」
鶴蝶「分かった。」
蘭「ただいまー!」
竜胆「おかえり、腕大丈夫?」
蘭「うん!痛み感じないから」
竜胆「え…?」
蘭「早く行こ!」
鶴蝶「竜胆、蘭の家前までと一緒でアジトに変更してもいいそうだ」
竜胆「ほんと?!」
蘭「?」
竜胆「兄ちゃん、また俺達と一緒に住んでいいって!」
蘭「何言ってるの?今も住んでるじゃん」
そうだ。記憶が無いんだった
いっそこのまま嘘を突き通せば、兄ちゃんは辛い思いをしなくて済むのかもしれない。
いや、それじゃダメなのか…
蘭「…」
竜胆「よし、着いた」
三途「チッ帰ってきやがった」
竜胆「ちょ、三途!!今は…」
竜胆「兄ちゃん大丈夫だから…あれ?」
鶴蝶「!?蘭は…!?」
ココ「竜胆、蘭今部屋で寝たいらしいんだけど布団しらねー?」
竜胆「あ、部屋行ったんだ…良かった…」
ココ「あ、布団あんじゃん。」
鶴蝶「話すなら今じゃないか?」
竜胆「…そーだね、」
鶴蝶「マイキー、竜胆が蘭の事で話があるみたいなんですけど」
マイ「蘭の事で…?幹部全員集めろ」
鶴蝶「はい。」
ここまでです!
投稿するの遅くなっちゃってごめんなさい🙇♂️
お詫びに(?)2つ一気に投稿してるので許してください🙏🙏💦
ばいばいっ