【竜蘭】
*蘭嫌われネタです
*梵天軸
*みんなで住んでる(た)
・病み
・リスカ
・過呼吸
・キャラ崩壊
・捏造しかない
・誤字脱字
・自己満
なんでも大丈夫な方のみご覧下さい🙇♂️
◎前半ほぼ竜胆しか喋ってません
◎蘭壊れます。竜胆も少し壊れます。
《竜胆side》
兄ちゃんが寝てる間に幹部を集めて話すことになった。
兄ちゃんに口止めされてたけど、やっぱりこのままじゃダメな気がしたから。
ココ「それで話ってなんだ?」
竜胆「…兄ちゃんがね、リスカ…してて…」
全員「?!」
ココ「え…なんで、?!」
三途「…」
竜胆「実は今回が初めてじゃなくて…」
マイ「前もやってたってこと…?」
竜胆「…はい」
ココ「何かあったのか…?」
竜胆「昔から兄ちゃんは俺の事ばっかり気にしてずっと守ってくれてて」
竜胆「親は兄ちゃんに興味なかったから俺のことしか気にしなかったんだよね」
竜胆「でも守ってくれてるのは兄ちゃんだから俺が怪我すると兄ちゃんのせいだって怒るの」
竜胆「俺がいるところでは少し怒るくらいだったんだけど俺がいないところでは殴ったり叩いたりしてたみたいで」
竜胆「そのせいで俺が泣いたり怪我したりすると自分のせいだって思うようになっちゃって…」
竜胆「何年か経って親は殺したけどそれでも俺が怪我すれば兄ちゃんは自分を責めてばっかりで部屋に篭もるようになっちゃった」
竜胆「何日も出てこないから心配になって無理やり部屋入ったらリスカしてて…ポロポロ」
ココ「大丈夫…無理に話さなくてもいいから…」
竜胆「ごめん、大丈夫…」
竜胆「学校でも俺の事守るために色んなやつから恨み買ってたみたいで…虐められてたんだって…ッ」
竜胆「親が死んでからもずっと夢に出てきて寝れなかったみたいで隈すごくて…もう寝たくないって言って寝ようともしなくなっちゃって…」
竜胆「たまに寝ても2時間位で目覚ましちゃって過呼吸なっちゃうの…」
ココ「そんなに…」
竜胆「毎日兄ちゃんの腕に傷増えてって…体は細くなっていって…笑わなくなっちゃった…」
ココ「…ッ」
竜胆「何年もかけてやっとリスカもやめてご飯食べれるようになって前みたいに笑えるようになったの…」
竜胆「でも兄ちゃんって人前で泣かないでしょ?」
ココ「確かにな…」
鶴蝶「見たことない…」
竜胆「それに辛い時辛いって言わないからみんな気付かない」
竜胆「兄ちゃんが辛い時気付けるのは俺だけだから俺が兄ちゃんを守ってあげようって思ったの」
竜胆「なのに…大丈夫だって思っちゃった…ポロポロ」
竜胆「もっと早く…兄ちゃんの家行ってあげてたら…力になれたかもしれなかったのに…ポロポロ」
鶴蝶「竜胆…!!」
三途「お前は悪くねぇだろ…!!全部全部アイツらが…」
竜胆「わかってる…でも何か出来ることあったかもしれないじゃん…ッ」
ココ「怪しまれれば蘭の命が危うかったんだから仕方ないことだ…」
竜胆「それで兄ちゃんが自分から命捨てちゃったら仕方ないで済まないでしょ!?」
三途「それはもちろんそうだけど一旦落ち着け…」
竜胆「兄ちゃんはずっと辛かったの!俺が…俺がもっとちゃんとしてれば…!!」
鶴蝶「それなら俺たちにだって非はある。お前だけが悪いわけないだろ?」
竜胆「兄ちゃんが辛い時1番早く気付けるのは俺しかいないの!!それなのに俺は…ポロポロ」
蘭「りんどー…お腹空いたー」ゴシゴシ
ココ「蘭…!!」
蘭「大声出してどうした…」
蘭「え…竜胆…?」
竜胆「ポロポロ」
蘭「あ”…ぁ…ごめ、ごめなさ…ップルプル」
三途「蘭、落ち着け!それと竜胆…!蘭来たから…!」
竜胆「俺のせいで…ッポロポロ」
ココ「だめだ聞こえてない…!」
蘭「やあ”ぁッ!!やめ”てッ殴んないで…ッ!!」
鶴蝶「蘭、大丈夫だ。誰もお前を殴らないしお前のせいじゃない」
三途「竜胆、1回違う部屋行くぞ」
竜胆「もうやだよ…兄ちゃんには笑ってて欲しいの…なのに…俺のせいで…」
三途「竜胆…」
蘭「ごめんなさい…ッ!生きててごめんなさ…ッ」
ココ「蘭!!幻聴だから…誰もそんなこと言ってないから…!!」
蘭「死んじゃえばいいなんて…俺が1番わかってる…ッ」
マイ「蘭…!!」
三途「竜胆!!チッどうすればいい?!」
鶴蝶「三途、蘭がそろそろまずい…!!」
三途「分かってる!!でも竜胆が…」
竜胆「…兄ちゃん、なんで泣いてるの?」
ココ「竜胆…?」
蘭「ひゅっ…ぁえ…ッごほっカヒュヒューッは…ッ」
三途「ッやべぇどうすりゃ…」
竜胆「にいちゃ…」
鶴蝶「様子が…」
蘭「かひゅ…ッあ”ぅ…はひゅ…ヒューッ」
竜胆「ん…大丈夫、大丈夫…」
蘭「んぐ…っん”ー!」
竜胆「ごめんね…」
蘭「んっ…はぁっ、はぁ…ッ」
ココ「治まった…のか?」
竜胆「うん、もう大丈夫だよ」
鶴蝶「良かった…竜胆、大丈夫か?」
竜胆「ん…ごめん…」
蘭「はー…疲れたボソッ」
ココ「蘭、なんか言った…?」
蘭「ううん、何も」
ココ「…?そうか…」
竜胆「兄ちゃん…さっきまで本当に寝てた?」
蘭「…なんで?」
竜胆「兄ちゃん寝れなかったから俺のとこ来たんじゃないの?」
蘭「…ふふっ」
蘭「やっぱ竜胆すごいね」
三途「図星か」
蘭「うん…笑ありがとう」
蘭「疲れたから俺部屋戻るね」
竜胆「うん、なんかあったら呼んでね」
蘭「…うん」
ココ「…何に対する”ありがとう”だ…?」
三途「…」
ドサッ
三途「竜胆ッ?!」
竜胆「うっさ!何いきなり大声出して…」
三途「あ、いや…倒れたのかと思ってよ…」
竜胆「荷物置いただけだしw」
竜胆「俺は身体丈夫だから倒れませーん」
三途「心配して損したわ」
竜胆「はぁ?!」
ココ「竜胆…蘭1人にして大丈夫なのか…?」
竜胆「え?」
ココ「なんか心配で…」
竜胆「なんかあった?」
ココ「いや、そういう訳では無いけど…さっき蘭を見て隈が凄かったから…」
竜胆「…そうだね、1人にしたら兄ちゃんは」
竜胆「__壊れちゃう」
《蘭side》
疲れた。
特に何がという訳でもなく
ただ呼吸をするのが面倒だ。
寝たくても寝れない日々が続いて気付けば睡眠欲が無くなっていた。
食欲も湧かないし人に会いたくない。
ふと部屋を見渡せば全身鏡が置いてあった。
そこに映ったのは醜い自分。
生きる価値の無い、誰にも望まれない自分。
嫌だ。嫌だ嫌だ嫌だ
近くにあったリモコンを鏡に投げつけた。
バリンッッ!!!
ガラスの破片が飛び散って少し体に当たった。
痛みを感じなかった。
本当に自分は生きてるのだろうか。
そこら中に飛び散った破片を掴み、自分の腕に当てみる。
ザシュッ
腕から血が流れてきた。
あぁ、自分は生きているんだ。
そう思った。
それでも痛みを感じない。
まるで生きた屍のようだ。
このまま切り続けても痛みを感じないのなら、何も辛い思いをせずに死ねるのではないか。
そう思い破片で腕を切り続けた。
ガチャ
竜胆「にいちゃ…」
あ、竜胆だ。
急に固まってどうしたんだろう。
竜胆「兄ちゃん…!?その腕…!!」
何をそんなに驚いているのだろう。
俺に傷がついていたって何もおかしいことは無いのに。
竜胆「ココ!!三途!!」
会議でも始まるのかな?今日は会議の予定はなかったはずだけど。
三途「ンだよ…蘭?!その腕どうした…?!」
ココ「これ、ガラスの破片…?」
騒がしいな。
まぁいい。もう少し切れば死ねるかな。
再び破片を持って切り続ける。
ザシュッザシュッ
ポタポタ
竜胆「____!!」
ココ「__!!」
三途「______!?」
うるさいうるさいうるさい
全部きっと俺への罵声だ。
聞きたくない。聞き慣れすぎた。
きっとこの後は殴られるんだろう。
熱湯でもかけるのか?
それとも冷水?
何をされたってどうでもいいんだ。
どんな痛みから耐えても俺の望みは叶わない。
誰にも望まれない。
それでもみんなの望み通り、この世界とお別れをしてあげるの。
誰にも望まれない人間が、人の望みを叶えてあげるの。
いい事をすればきっと来世では報われるよね。
いや、生まれ変わりたくもないや。
もう二度と、人生なんて歩みたくない。
早く死なないかなぁ。
腕から血が溢れ出てるのに、
いつになったら死ねるの?
なんで竜胆の腕からも血が出てるの?
…竜胆?
ココ「竜胆!!やめろ!!」
三途「お前までンなことしたら…!!」
竜胆「ッ…!!にいちゃ…」
蘭「__え…?」
ここまでー!!
眠い中頑張った!!
投稿遅れちゃったので一気に2つ上げてます
それで許してください🙏🙏🙏
ばいばいっ
コメント
16件
口角取れて無事死にましたこんな神作品をありが……とうドサッ
うわぁ好き
やばいもう神回としか言えないΣ(゚д゚;)