よく仰られている発言から思いついたものです。完全妄想です。
※n/m/m/nです。苦手な方はご自衛を。
※強.姦表現有
生放送中
ky「高校の頃の先輩とカラスは怖いんだよなあ…」
ふと零した言葉に沢山の反応が返って来る
『結構前から言ってるけど、なんで先輩怖いの?』
『先輩になんかされたのー?w』
右から左に流れるコメントは同じような質問ばかり
俺はそれを見て小さくため息を吐く
怖い理由ね
言えるわけないんだよ
……………………………
入学初日のことだった
新しい環境にドキドキしながらも一日を終え、さあ帰るぞという時
先「1年生、ちょっと来てよ」
茶髪の、なんだか圧のある先輩らしき人に声をかけられた
ky「は、はい…?」
驚いたのと、何かされるんじゃないかという不安で声
が詰まる
俺を見つめてニヤニヤ笑うその人が凄く怖くて不気味で、出来ることなら逃げ出したかった、逃げなきゃいけなかった
そこからは早かった
訳も分からず手を掴まれてグングン進む先輩に着いて
行って、人気のない体育館倉庫に放り込まれて
まずいと本能で感じ抵抗しようとしたら突き飛ばされて
尻もちを着いたところに先輩が跨ってきて、乱暴にキスをされた
ky「ん゙ぅ…は、ぁ゙」
何にも気持ちよくない、ただ不快感しかしなかった
舌でめちゃくちゃにされた口内は異物感に襲われ平気なんかじゃない
なんでこんな事になってんだと冷静な頭が考えても答えは出ず
熱い液体が目から流れるのを感じた
先輩と目が合って、唇を離される
その後は、もう…思い出したくもないことだ
ky「はぁ、嫌なこと思い出しちまった…」
浮かない気分で放送を終え、椅子を引く
なんか疲れたし、もう寝ようか
重たい身体を起こしてベッドに向かおうとした時
ピンポーン
玄関から機械音が鳴り響いた
なんか荷物頼んでたっけ
いや、頼んでいない
そもそも置き配にする筈だ
けど、寝ぼけてたのと疲労とで何も疑いもせず玄関に向かった
この日はおかしくて、普段なら絶対にするマスクもしないまま扉を開けた
「よお」
姿、声、表情
全てで気づいた
ky「…先輩」
先「覚えててくれたんだな」
閉めようとした扉の隙間に足をガッと挟まれニヤッと笑った
鳥肌が立つ
待って、これやばくないか
さっき思い出したばかりの記憶が再度フラッシュバックする
先「俺の事ずっと怖い怖い言ってたからさ」
先「来ちゃった」
扉が大きな音を立てて閉まる
逃げられるわけもないのにダッシュで奥の部屋へ駆け込んだ
バタンっと扉を閉めて抑える
鼓動が早くて痛い
どうする、どうしたら
扉越しに声が聞こえる
先「開けてよー」
先「時間稼ぎのつもり?」
時間稼ぎ…
そうか、助けを呼べば良いんだ
思わぬヒントを得た
運のいいことに逃げ込んだのは先程まで放送をしていた部屋で、スマホもある
が、気づいた
スマホがあるのは机の上で、扉から距離がある
ky「…はぁ」
やっぱり運が悪かった
絶望した時、扉に衝撃を与えられたのか俺は軽く吹き飛んだ
咄嗟に扉を見ると開いていて、不気味に笑う先輩の姿があった
先「無意味な抵抗してないで、俺との再会を喜べよ」
先「本当は嬉しいんだろ?あんなに俺のこと話して、意識して、またあの日みたいに襲って欲しいんだよな?」
ゆっくり俺のもとに歩み寄る先輩の狂気的な姿はあの日と変わってなかった
冷や汗が首筋を流れて、心臓が破裂しそうなほど鼓動を高める
様々な感情と疑問と恐怖が頭の中で駆け巡る中、俺はせめてもの抵抗で先輩を睨む
しかしそれは先輩を煽ることに等しいようで、頭を掴まれるとキスをされた
まただ、またあの時と同じ…
何も変わってない乱暴で不快なキスが、呼吸を妨げる
段々苦しくなって頭が回らなくなって、もう最悪だ
ky「はぁ、っ、は…っ」
限界の寸前でやっと顔が離れた
服の袖で口元を拭い必死に頭を働かせる
どうする、どう逃げ出す
先輩は不気味な笑顔をしたまま俺を見つめている
きっと楽しんでいるのだろう
…果たして、こんな奴から逃げることは可能なのか?
この状況も、状態も全てが先輩を有利に立たせているのに
先「そろそろ諦めたら?」
先「俺を受け入れろよ」
先輩の言葉に揺らぐ自分が信じられない
もう抵抗しないで身を任せた方が楽なんじゃないかと
でもそんな、そんなことは…
先「なあ、俺に好き勝手されたいんだろ?」
ky「…されたい、です…」
こうするしかないんだ
本当の理由は、こんなものではありませんので誤解しないでくださいね!
コメント
4件
やべぇw最高すぎて笑いが止まらねぇ(?w)
僕こういう系も好きなんですよね(?)ありがとうございます!!!