4月某日
俺の名前は目黒蓮。あ、間違えた、今日から雪村蓮なんだった。というのも、俺のお父さんが一昨年に病死したから母さんが再婚するんだ。
今日はその再婚相手の家族との顔合わせ会みたいな感じだって聞いたんだけど…どうやら相手の家族には8人も兄弟がいるらしい。しかも全員男子。俺は一人っ子だったし人と関わるのはあまり得意じゃない。だからめちゃくちゃ緊張してる。しかもなんか豪邸だし、家でかいし、庭広いし。こんな金持ちの家に住んでる人達と仲良くできるのかな…。
そんなことを延々と考えていたら母さんに呼ばれた。
母「蓮~?もう行くわよー!」
🖤「はーい!今行く」
母「広いお家ねぇ~みんなと仲良くするのよ?」
🖤「うん。わかってる」
母「お邪魔しま~す!」
いらっしゃい、と出迎えてくれたのは母さんの再婚相手で、これから俺のお父さんになる人だった。威厳があるけれど、優しそうな笑顔を浮かべている。怖くは無さそうな雰囲気に俺は少しほっとした。
父「蓮くんも入って。子供達も今日は全員揃って いるからね。みんな少し個性が強いが、仲良くしてくれると嬉しい。どうぞよろしくな」
🖤「はい!」
母 「あ、そういえば言い忘れてたけどお父さんは海外での仕事が多いから私もついていくのよ。蓮は兄弟達と仲良くね!」
🖤 「え?は?!そんなの聞いてないんだけど」
俺は動揺を隠せずに、思わず小さく叫んでしまった。ということは俺は雪村兄弟と、母さんが帰ってくるまで一緒に暮らさなきゃいけないってこと?まだ会ってもいないのに?母さん俺の性格分かってる??俺がそんな質問も言えない程混乱している内に、母さんは「がんばれ~」とか言いながらお父さんと仲良く手を繋いで車に乗り込んでしまった。
だだっ広い玄関に立ち尽くしている俺は途方に暮れていた。
🖤「これからどうすればいいんだ…」
長いのでこの辺で切ります!
次回に続きます…