どうもみなさまお久しぶりです!!
リクエスト作品、大変遅くなり申し訳ございません…!!
ノベル短編集、前から作りたかったので作らせていただきました。
そして、このリクエストはノベルの方がいいなという判断からノベルにしましたが…難しかったです。
病みを書くというのもなかなかに難しく、終わらせ方はすごく迷子になりました。そして無駄に長いです。視点もコロコロ変わります。一応、 青様→桃様→青様→黄様 という順番です…!
気に入らなかった場合は言ってくだされば全力でリメイクします!!
それでは注意事項へ!
⚠️注意事項⚠️
これらが嫌な方、またnmmnへの理解がない方は、申し訳ございませんが閲覧をご遠慮ください。
この作品はiris様のnmmnです
青様の病み表現有り
リストカットの表現有り
アンチの表現がありますが、製作者はそんなこと思っていません。
子供組の出演ゼロです
駄作注意
誤字脱字、キャラ崩壊の可能性有り
⚠️最後に⚠️
この作品は、ご本人様とは一切関係ございません。
コメント欄では、伏字等のnmmnルールをお守りください。(例:青様、🤪くん)
それではスタートです!
青「はぁ…」
なんだか、生きるの疲れた。
頭をよぎるのは、俺へ宛てた数々のコメント。
“いふってやついるけど、声が好きじゃない”
“英語の発音悪すぎ。これでといっく満点、英検一級だったら苦労しない。”
“完壁なエリートですみたいな雰囲気出してるけど、落ち着きなさすぎて嫌い。”
“成人してまで甘い声出してるとかキモすぎ。まじで無理。”
俺に対して否定的な意見。通称“アンチ”というものが、最近増えてきていた。
俺が悪いのもわかっている。俺がもっと努力しないといけないんだ。
声だって、出し方を変えれば変わるかもしれない。
英語だって、もっと勉強して、もっと練習すれば必ず変わるはず。
落ち着きだって、大声を止めれば治るかもしれない。
甘い声だって、出さないようにすればいいだけの話だ。
全て俺が悪い。そんなことはわかっている。
青「はぁ…」
俺が何もできないからだ。
ライブももう直ぐ始まるし、これからも頑張らなきゃいけないのにな…
俺のせいで、メンバーにも迷惑をかけてしまうだろう。
青「ははッ…やっぱり、俺ってダメやなぁ…」
そう独り言をこぼした。すると、俺が持っていたスマホに水滴が落ちていった。
青「何泣いてるんやろ…」
俺が無能なのが悪いのに。
そう思いながら、周囲を見渡した。 なんでかなんて、自分でもわからない。
そうすると、机の上に乱雑に置かれたカッターが目に入った。
青「ちょっとくらい…」
俺はそうこぼしながら、机に置かれたカッターを取り、ソファへ移動した。
そして、カッターの刃を出して、自分の手首を切り付けた。
やり場のない、この不甲斐ない感情を吐き出すように。
綺麗な赤い液体が、ドロドロと溢れ出す。
青「はぁ…、これで死ねるんかな…?」
なんて言葉が不意に出た。
何を言っているんだ。これからも、ずっとずっといれいすに居続けなければならないのに。
青「でも…」
俺が、メンバーに迷惑をかけているなら。
俺が、メンバーに必要とされていないなら。
死んでしまってもいいのではないか。
青「いや、ダメやな…」
俺が死んでしまうことで、さらに迷惑をかける可能性がある。 なら、死んでしまうことは無理だ。
それでも…今日は、少し深くやってみることにした。
脈を避け、手首を深く切り裂く。
青「はは、…これ、結構ええな…」
少し、ハマってしまいそうだ。
このまま脈を切れば、死ねるのだろうか。
青「だめやな…」
もうカッターを使うのもやめよう。そういう思考にしかならなくなる。
俺は新しくできた傷から出ている赤い液体を軽く拭いた。
そのあとにカッターについた血を拭い、机の引き出しに戻そうと立ち上がる。
すると、俺の視界が傾いた。
そのまま俺は、気づいたら地面と目線が同じになっていた。 それを理解すると同時に、俺の瞼はゆっくりと落ちてくる。 俺は重たい瞼に逆らうこともできず、意識を落とした。
ピーンポーンと、インターホンが軽快な音を立てる。
俺ことないこは、俺の相棒であるまろこといふの家に遊びにきていた。
いつも突撃される側なんてらしくないし、プチドッキリということでカメラも回している。
まあ、写せるのは足元から下半身くらいまでだが。
桃「…出ないなぁ…」
先ほどから、まっっっったく家から音がしない。
まさか不在なのか?いやそんなはずはない。だって今日は日曜日だぞ?あいつが外出するとも考えられない。
そう考えながら俺は、ダメ元でドアノブを捻った。
桃「は?」
ガチャ、そう音を鳴らしながら、目の前のドアは開いた。
鍵閉めてないのかあいつ…まあ、りうらから合鍵もらってきたんだけどね。
鍵は閉まっていると思っていた。だから、合鍵もしっかり入手した。
桃「お邪魔しま〜す…」
一応言いながら入ってみた。
靴を脱いで、しっかり揃える。久しぶりに来たまろの家には、生活感が一切なかった。
本来、まろの家はものが少ない。だから、綺麗なのはわかる。でも、これは違う気がする。
考えたってわからないから、とりあえず部屋へ入る。
するとそこには…
桃「まろっ!!」
カッターを持ち…手首に傷をつくった、顔色の悪いまろが倒れていた。
俺はまろの名前を叫び、すぐさままろのもとへ向かった。
カッター…手首には切り傷…確実に自傷行為をしている。
いや、そんなことはどうでもいい。とにかく、今はまろの対処をしないと。
青「ん…はぁっ…」
そう考えていると、まろの声が聞こえた。
桃「まろっ!?」
頼むから無事であってくれ。そう思いながら声をかけた。
青「んぁ…は、?…ないこ…?」
桃「そうだよ、ないこだよ。」
青「は、!?…な、なんでおるん…」
俺、何してたんだったかな。
確か…手首を切って…それで、カッターを片付けに立ち上がって… あ、それで倒れたのか…
おそらく、原因は貧血だ。手首を切ったことで貧血を起こしたのだろう。
なんとか整理がついた。それにしても、何故ないこがここにいるのか。
青「!!」
俺は気づいてしまった。俺の手首の傷も、俺が持っていたカッターも見られた?
どうしよう、どうしようどうしよう。 俺の“これ”が知られたら、絶対迷惑かけるよな。
どうしよう、どう誤魔化せばいいんだ。
桃「まろっ!?」
青「へ?ぁ、なんや…?」
思考を巡らせていると、ないこに呼ばれた。 随分と大声だったな。
桃「なんで…あんなとこに倒れてたの?」
やっぱり、聞かれるか。
青「ちょっと…貧血でな…w」
桃「…そっか」
とりあえず、笑いながら答えた。 いつのまにか、慣れてしまった。
どういう時に、どういう笑い方をすればいいかまで、完全に覚えられるようになった。
大丈夫っていう魔法と共に、無理矢理笑う。
…笑えていた、はずだった。
桃「まろっ…ねえまろ…笑えてないよ…?」
青「…ぇ、?」
なんで、どうして。
ちゃんと、想像できてた。自分の笑っている姿。
桃「泣いてるし…、苦しそうな顔してる…」
俺、また泣いて…
ないこはそう言って、俺の涙を拭ってくれた。
桃「なんか、悩んでたんでしょ…?
カッターだって持ってた、手首には傷がついてた…、アニキも呼んでるから、話聞かせて…」
青「ッ…だいじょぉぶ…やから…」
見苦しいってわかってる…それでも…
不安そうな顔をしたないこを安心させる方法なんて…これしか知らないから…
桃「ッ大丈夫になんて…見えないよ…」
ないこの顔が、さらに歪んだ気がした。
青「ごめんッ…ないこ…」
桃「謝んないで…」
青「…ごめ…」
桃「だから謝んないで?…ありがとうがいいな…」
ありがとう…か
青「ぁ、ありがとう…」
桃「うん…!」
そのとき、扉が開いた音がした。
黄「ないこー?」
…アニキの声だ。
ないこから急に連絡来たかと思えばまろの家にこいなんて言われた。
理由を聞いてみると、まろにプチドッキリを仕掛けるらしい。
面白そうだから、もちろん了承した。
すぐに軽く持ち物を準備して、そのまま移動した。
着いたから、インターホンを鳴らしてみる。なのに、反応がない。
まろ、おらんのかな。いや、あいつインドア派やし、それはないか。それに、いなかったとしてもないこがいるはずだ。
とりあえず俺は、ドアノブを捻ってみた。 そうすると、 ドアが開いた音がした。
あいつ、鍵閉めてないんか。
とりあえず、俺は家へ入ることにした。
黄「邪魔すんで〜」
邪魔すんなら帰って〜、そんな言葉を期待したのだが…ダメだった。
やっぱり、何かあったのか。頭の中を最悪の考えがよぎる。
黄「ないこー?」
ないこの名前を呼びながら、扉を開けると…
静かに涙を流すまろと、まろを心配そうに見つめるないこがいた。
桃「ぁ、アニキ…!」
黄「来たで〜…どうしたん?」
とりあえず現状を把握したくて、そう聞いてみた。
桃「ちょっと…まろのことで、話聞きたくて…」
黄「…そうか」
やっぱり、そうなんや。
俺も、部屋に入った時から気になっていた。顔色は悪いし、床にはカッターが落ちている。
チラッと見えたまろの右手首には、しっかりと線が刻まれていた。
おおかた、自傷行為というところだろう。
桃「まろ…話してくれる?」
青「ッ…わかった…」
まろは、ないこにされた質問に、少し顔を歪めながら答えた。
やっぱり、頼ることには抵抗があるのかもしれない。
これも、直していかんとやな。
青「ちょっと…アンチが増えてきて…辛くなっちゃっただけ…、やから…大丈夫…」
大丈夫そうになんて見えないけどな。
相変わらずやけど…笑うのは下手になったな。
桃「…話してくれて…ありがとう…
やっぱり大丈夫には見えないよ…まろは、もう限界だった。休まないといけないの…無理してる。俺は…まろが苦しいのも辛いのも嫌だから…お願いだから、無理しないで…」
ないこはそう言って、まろを抱きしめた。
黄「そうやで。誰かに頼るんが難しいのかもしれんけど、やからって無理すんのは違う。それに、迷惑とかそんなん、かけてなんぼやから。俺からもお願いや、休んでくれ。」
俺はそう言って、まろの手を握った。
青「…ご、めん…」
まろは、小さくそう言葉を吐いた。
桃「謝んないで…俺こそごめん。気づけなくて。」
黄「やっぱ、謝罪より感謝よな。」
青「ぁ…ありがとう…」
とりあえず、まろの悩みの原因は聞くことができた。
だが、これからどうしようか。
自傷行為もやめさせなければならないし、そもそもとしてアンチをなくすことなんて俺たちにはできない。
でも…
黄「 とりあえず、一旦は解決か?」
桃「…そう、だね。
まろは、とにかく無理をしないこと!」
青「わかった…」
黄「…せっかくまろの家来たんやし…なんかするか?」
桃「たしかに、それいいね!…ゲームとか?」
___とにかく今は、この状況を楽しもう。
こんな感じでーす!!
リクエスト、同時に二つを受けてしまっているので同時に制作していましたが、そのせいもありものすごく遅くなりました…。
これからはこのようなことがないようにしたいなと思ってます。
それではお疲れ様でしたー!
コメント
7件
時差コメ失礼m(_ _)m まじ、好きすぎます 推しの病みが大好物💕😋😍💕 めちゃちゃに好み♥️
まじで好きです🤭❕ ほんまに神作!!✨✨ 書いてくれてありがとうございます!! やっぱ病みっていいですね笑