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rd×co
繧ィ繝ゥ繝シ縺檎匱逕溘@縺セ縺励◆
・いよわ様の「きゅうくらりん」をお借りしました
・ドキドキ文芸部のパロです。
(coとmdが配信やってるので見てから読むこと推奨します)
・少し暗いです
・🫂様のキャラ配置をおかりしています
・運営は全員高校生です
↓DDLC知ってる前提でお話が始まります。
co said
ピピピピ……!!!
うるさく鳴いた文字盤を見ていた。
co(今日も寝れなかった、)
体が重い。動きたくない。学校に行きたくない。友達も授業も呼吸もどうでもいい。そんな気持ちを誤魔化すために彼にLINEを送ってみる。たわいもない会話でも返してくれる俺の幼なじみ。
何とか体を動かして鏡の前に立つ。
酷い顔。嫌いな顔。どうしてこんな顔なのだろう
8時過ぎの匂い。
また遅刻する、行きたくないけど彼を待たせているから。
co「……はぁ……はぁ」
明るくしなきゃ、暗かったら一緒に居て貰えないよな…
co「また遅刻しちゃった」
いつも遅刻する俺を呆れたような顔で優しく迎え入れてくれるらっだぁ。
そんなところも好きだと思う。
co「でも今日は追いついたね」
rd「いや今日は俺が立ち止まってあげただけじゃね?」
co「えぇ?何だよそのいつもは無視してるみたいな言い方!w」
co「うん!じゃまたねー!」
らっだぁと学校で別れたあとすかさずトイレの鏡を確認する。
co(しらけた顔変わってなくてよかった、)
ニヤニヤしててキモがられたくないしね、
ピンクの植木鉢のぐちょぐちょした俺の恋心のそばに大きく育った花を咲かせることの無いつぼみ。
結ばれないとわかっていても好きであり続けるのがこんなにも愚かしいなんて、
それでもやり方が汚い俺はらっだぁを文芸部に誘った。少しでも一緒にいる時間が増えて嬉しいしらっだぁの好きな物が増やせるといいな、
部員は部長がきょーさん、副部長が俺、文才なレウさん、そして1年生のみどりくん。
らっだぁはレウさんと仲良さげに一緒に1つの本を2人で読んでいた。
re「そろそろ大丈夫?」
rd「何が?」
re「そろそろページめくって欲しいんだけど…」
rd「あっ……ごめん!一瞬気がそれて…」
re「あっ!ご、ごめん!読書にはあんま慣れてないんだよね?もう少し時間いるなら待つから……俺にはそれぐらいしかできないし、」
2人が仲良くしていることに胸が痛んだ。
誘ったのは俺だしこの恋心が叶わないことだって知った上だった。
らっだぁは気まずそうに目を逸らしたり赤くしたり
co(もしそこにいるのが俺だったらな)
嗚呼、ダメだ。
化石になっちゃう。俺の気持ちが化石みたいに死んでいても長く残ってらっだぁにまとわりついてしまう。
取り繕っていたいな、
co(ちゃんと笑えなきゃ……)
俺はポーカーフェイスの笑顔しか取り柄がないから。
re「……すごい、」
rd「なんか言った?」
re「あ、えっ?!口に出てた?!」
co(レウさん向けの……)
なんで周りが自分に期待してるのか、世界が自分に苦痛を与えようとしているのか全部分からない。分かりたくない…
この恋心の空っぽが埋まらないこと、
らっだぁにバレてたらどうしよう。らっだぁの右隣に居たい。
…俺、きゅうくらりん。
例えば、今夜眠って…目覚めた時に、起きる理由がひとつも……
co(見つからない、)
朝が来たら俺は…どうすれば……?
誰が俺を待っててくれるの、?必要と……
なんで学校に行かないといけないの?
らっだぁのことが好きな自分が気持ち悪い。頭から出ていって欲しい。
うるさく鳴いた携帯を見ていた。
今日もまた眠れなかった。学校になんか行きたくない。らっだぁを想うのも今となっては辛い。
co「…………」
rd「コンちゃん?……なんかあった?」
co「…ううん!ちょっと疲れてるだけ。」
rd「そう?なんかあったら言うんだよ?」
co「……心配しすぎ、俺のことは心配しないで?みんなと話してきて」
rd「…うん、まぁそう言うなら」
co「今日ちょっと早めに帰るね」
rd「コンちゃん、?」
co「きょーさんには気分悪いって言っておいて」
1歩1歩あとずさりして廊下で1人誰にも聞こえるはずがないけどらっだぁに「また明日ね」とぽつり。こうでもしないと明日来るのが余計に嫌になってしまう。
co「はぁ……よかった、」
喜びより安堵が先に来ちゃった。最近、ちょっと辛かったし、
思い出西日越し、夕焼けに沈んだ俺とらっだぁだけの思い出に少しずつヒビが入っていく。
そのヒビがこんなに怖いだなんて思いもしなかった。
rd「コンちゃん?」
co「あっ、らっだぁ〜」
らっだぁの急な来客に少し動揺を隠せないがお互いに少しきまづい空気が流れる。
co「…らっだぁがうち来るのも久しぶりだね」
rd「あぁ……言われてみればそうかも。本当に久しぶりだね。でもあまり変わってないね」
らっだぁは俺の片付ける気が起きずに汚くなって行った部屋を見渡した。
co「らっだぁがもっと頻繁に来てくれたらこんなに散らかることないのにねぇ」
らっだぁが毎日のように俺の元へ来てくれたら、部活で話せないのなら幼なじみの特権で、
rd「そりゃあコンちゃんの代わりに俺が掃除することになるからね」
co「んふふwそういえば今日はなんでうちに来たの?今日はレウさんと会うんじゃなかったの?」
rd「うん、だけど…ってなんでコンちゃんが知ってるの?」
co「きょーさんに聞いた!文化祭の準備で俺が聞いてるのは普通でしょ?」
rd「うん、まぁ…でもコンちゃんは?今日きょーさんと準備するんじゃないの?」
co「ネットで手伝ったよ?だからきょーさんと直接会う予定は無いよ」
rd「じゃあ今日会うのは俺とレウさんだけか、」
co「そうそう、」
らっだぁは黙ってしまった。
rd「…ただ、コンちゃんがどうしてるかなって、前体調悪くて帰ってから連絡取れなかったでしょ?」
co「…………」
rd「コンちゃんのことは俺がよく知ってるから」
co「…そんなの良くないよ、らっだぁ。」
自分の表面しか知らないらっだぁにそう零してしまう。だって彼は俺の汚い気持ちを知らないのだから
co「いつも通りじゃいけないの、?俺が弱かったから……表に感情を出さなかったら…」
らっだぁは困惑するような目でこちらを見ていた。
co「俺がそんな間違いを犯さなければらっだぁは俺を心配することなんてなかったのに…」
何も言わないらっだぁとは裏腹に1度出してしまった感情が一気に俺から溢れ出る。
あぁ、らっだぁが知ってしまう、
取り繕っていたいな、ちゃんと笑えなきゃ…らっだぁとの今の大切な関係が壊れちゃう、
co「らっだぁはここに来なかったのに…考えることもなかったのに、でもこれが自分勝手した罰なんだよね」
rd「こんちゃ、」
co「世界がらっだぁを連れてきたんだよね、世界が俺を苦しめたがってるんだ。」
らっだぁはなんとも言えない顔で俺を見ていた。
co「あはは、」
rd「コンちゃん!!!」
らっだぁは俺の肩を力強く掴んで俺の目をしっかりと見た。
rd「一体何言ってるの?!コンちゃん!自分が何言ってるかわかってる…?」
co「…………」
rd「ちゃんと言ってよコンちゃん…じゃないと俺は、」
co「……あはは、…もう逃げ場なんてないんだね、」
らっだぁは今にも泣きそうな顔で俺の話を真剣に聞いてくれる。
co「でもらっだぁは間違ってるよ、俺は何も起こってないし元々こんなだよ」
rd「……何を、どういう、」
co「あはは…そこまで言わせたい、?……俺実はだいぶ前から重い鬱病を抱えてたんだよ、」
rd「…!」
co「なんで毎朝遅刻するかわかる?起きる理由がないんだよ、完璧に無価値な俺がやることなんてないんだよ。なんで学校に行くの?なんで食べるの?なんで友達を作るの?なんで他の人が頑張った分を俺が無駄遣いしちゃうの、?」
rd「……コンちゃん、」
co「だから俺はみんなに幸せでいて欲しい、俺なんか気にせず幸せになって欲しいんだよ?もちろん…らっだぁにも、」
rd「…………なんで、」
co「ぇ?」
rd「なんで俺に教えてくれなかったの、?もっと早く教えてくれたらコンちゃんを支えられたかもしれないのに、」
co「…………」
rd「そのための友達でしょ?俺はコンちゃんを……」
co「……らっだぁは何も分かってないよ、」
rd「えっ?」
co「俺が今まで言わなかったのはらっだぁに俺のために努力して欲しくなかったから…その努力が俺で無駄になっちゃうでしょ?」
rd「そんなこと、」
co「俺は気使われたくないんだよ、それが俺にとっては辛い、」
rd「…………」
co「だから俺はらっだぁに他の部員と仲良くして欲しかったんだけど…それもなんか苦しくて……どんな道選んでも俺には茨の道しかないんだよ、」
rd「……コンちゃん、コンちゃんが俺に「何も分かってない」って言ったけどほんとにその通りだよ。ごめんね、これから俺も」
co「ううん、これは俺への罰だから…何もする必要なんてないよ」
らっだぁは1度離した俺の肩をもう一度強く持って俺を抱きしめた。
co「!」
rd「コンちゃんが自分勝手とかどうでもいい、コンちゃんはコンちゃんなんだよ。」
らっだぁを抱きしめ返す気力もなく目から勝手に涙が溢れる。
rd「俺はコンちゃんが思ってる以上にコンちゃんが大切なんだよ?」
co「らっだぁ…ゃだ、………やめ、て」
rd「コンちゃんがわがままならさ、俺のわがままも聞いて?」
co「…?」
rd「どうしたらコンちゃんにとっていいのか探させて欲しい、だから……俺にして欲しいことがあったら絶対言ってね。」
co「……わかんない、…俺、」
らっだぁの言葉に俺も抱きしめ返す。
rd「…文化祭楽しみだね、」
co「……………ぅん、」
rd「一緒回ろ?」
co「え、」
rd「俺がそうしたいの!ダメ?」
co「ううん、」
rd「……今日も一緒にいたいけど今日は…」
co「レウさんと予定だよね?大丈夫。準備頑張って」
rd「…うん、じゃあまた明日ね」
co「うん」
幸せな明日の文化祭を願うけど、らっだぁがほかの人に取られちゃうかもしれないって底なしの孤独をどうしよう、
夕方になってらっだぁの家へ向かう。
そろそろ準備も終わって解散する頃だろうし、
家を出て隣を見るとらっだぁより背の高いレウさんが少し屈んでまるでらっだぁとキスしているようだった。
re「……あ”ッッ、」
息が詰まるようだ、
co「…ぁ”あ、」
俺、ぎゅうくらりん
あぁ、虹がかかってる空を綺麗と思いたくて
co(何も感じない、)
恋焦がれても逃げられないこと、それだけでも苦しいのに他の人にとってはどうでもいいこと、もう俺にはどうしようもない。
きゅうくらりん
俺がそばに手繰り寄せた末路。
彼落ちたつぼみがこんなにも汚らわしくていじらしい。
嗚呼、やだ。
呪いみたいにらっだぁを思う気持ちがどんどん重くなっていく。
らっだぁを思う気持ちがノイズになっていって鳴り止まない。らっだぁでしか埋められない俺の心の穴が埋まらないこと、こんな気持ちを抱えていること全部バレたらどうしよう、
あの子(きょーさん)の言う通り終わりなんだろうな、
rd「___好き。」
あぁ、幸せになっちまうよ。
これを失うのが辛い。でも俺の中の雨雲が晴れることは無い。
もし、もし全部ムダになったら愛した罰を受けるから……
rd「また明日ね、コンちゃん。」
co「…うん」
らっだぁと付き合えて幸せなはずなのに明日は楽しみに変わらないし朝起きる理由も無い。
こんな暗くて泣きたくなる気持ちの時に
酷く優しいらっだぁの胸で泣けたならどうしよう、
そんなことを考えながら朝を迎える。
co(……苦しい、)
部屋には自分以外誰もいない。
苦しい、寂しい、辛い、寒い。
……そうだ、今日だけは、…今日、だけは、らっだぁが部屋まで迎えに来てくれたら学校に行こう。
最後見たのはそんな夢、
rd「……なんだよこれ、なんなんだよこれ??」
rd「…これは悪夢なのか、?」
エラーが発生しました。
ky「……どう?面白かった?」
ky「えー!良かったわ!君が楽しんでくれて俺も嬉しいで。」
ky「…ほんじゃ、また他のお話でな。俺はずっと見てるで。」
ky「………スクロールお疲れ様、 また来てな」
ky「縺壹▲縺ィ螂ス縺阪□繧域ーク驕?縺ォ菫コ縺九i髮「繧後↑縺?〒縲」