昨日にゃんにゃんにゃんの日なので
野良猫に猫語で話しかける高校生とそれを目撃した大人二人
BLというよりは庇護欲とか過保護とか親の愛情。
文才なんかありません。
案の定駄文。駄文。
cpはどこかに記載してます。
主はにわかです。解釈違いがあると思います。
※ご本人様には関係ありません。
『にゃー…みゃ?…にゃん、にゃー』
「「…….」」
はて、この状況を誰が予想出来ただろうか。
自分の尊敬する先輩であり、媚びないことを信条とする剣持さんが、野良猫に猫語で話しかけているなんて。
ねえ?ハヤト、なにこれ??
私に聞かないで下さいよ、夢追さん。
剣持さんだよね?あの。え?まじで剣持さん?ゆめお疑っちゃってるんだけど。
紛れもなく剣持さんですね。
え??媚びじゃないの、これ。え??あの剣持さんが???
いやまあ気持ちは非常に分かります。なんなら私も若干疑っていますけど…でもなあ、あの人無自覚でそういうことするときあるんだよなぁ…
隣にいた夢追さんと視線だけでやり取りを交わす。恐らくこれまでに無いほど意思疎通が出来ていたと思う。
というか何故事務所近くの路地裏でこんなことをしているんだ剣持さん。
私達が困惑している間にも、剣持さんは猫語を発している。いや可愛いな、本当に高校生なのかこの人は。
ぼく、ロリコンはロリって迷信だと思ってた。本当だったんだね。
なんか危うい所に思考が行ってません??
この光景一枚くらい撮ってもバレないと思うんだけどハヤトどう思う?
シャッター音気をつけてくださいね。それと私にもください。
シャッター音を鳴らさないように、夢追さんが写真を撮る。すぐさまdiscordで共有された可愛らしい画像に、しばらくホーム画面はこれでいいな、などと考えた。
だが、いくら珍しくとも、不躾にジロジロと見るものでは無い。ましてや成人男性二人が。
夢追さんの方を見遣れば、同じ考えに至ったのか、こちらを見てこくりと頷いた。
足音を立てないようにそろそろと後ずさる。このまま気づかれないうちに立ち去ろう。
カランッ…
「「あ」」
足がそこら辺に落ちていた空き缶に当たり、割と耳に留まる音が鳴る。
当然剣持さんも気づくわけで。
『…….見てた?』
「…..ッスー」
「ぁー…..その…..」
俯いた剣持さんの顔がみるみるうちに赤くなっていく。とうとう耳や首まで赤くした剣持さんがバッと顔を上げこちらを睨みつけた。
『忘れろ!!!!媚びてない!!!僕を見るなァ!!!!!あ”あ”あ”“ああ”ぁぁぁ”!!!!!』
「待って!!待って剣持さん!!!ここで竹刀振り回さないで!!!」
「一旦落ち着いてください!!ってい”ったぁ!?なんで私だけ執拗に殴るんだこの人!!」
「はやとぉ!!」
落ち着かせるのにかなり時間がかかった。
コメント
5件
実際にやっててほしい…
相変わらずの大遅刻とよく書く人達