オレはメキ!現在ムクに追いかけられてます☆
学校の廊下で髪を下ろしっぱなしにしてた所をムクに見つかったんだよねぇ〜
すこぉし肩についてるだけなのに!
生徒会の下っ端がなんだよ!
どうせ足の速さはオレの方が上だもんね〜♪
しばらく走って完全にムクを撒くことに成功!
ルンルンで教室に帰ろうとしたその時
「痛ってぇ!」
思わず声を上げてしまった
目の前には大きな壁!
ではなくオレの担任の先生だった
先生は何故かニコニコ微笑んでる
嫌な予感…
オレの勘は的中
そのまま生徒会室へと連行されてしまった
生徒会室に着くとムクが既に待っていた
イラついてるのか笑ってるのかよく分からない
オレが今分かるのはこいつが変な顔だってこと
そんなことを思っていたら荒ぶった声でムクが喋りだした
ムク「お前は何度言ったらわかる!?家ではまだしもここは学校だぞ!校則をしっかり守れ!オマケに廊下を全力で走りやがって!」
ガミガミうるさいなぁと感じていた頃
先生が口をようやく開いた
先生「ムクさん、髪結んでないのは怒ってもいいけど廊下を走ったのはメキだけじゃないよね」
先生の言葉でムクは固まった
こいつの事だから意味が分かってないんだろう
オレはムクから逃げるために全力で走った!
んでムクはオレを捕まえるために追っかけてたんだよね
でもムクは走ってるオレをどうやって捕まえようとしたか覚えてないんじゃない?
つまりムクも廊下を走ってたの
それも結構なスピードで!
まぁオレには追いつけなかったけどw
実はオレさっき先生を味方につけたんだよね〜
廊下走ってたの俺だけじゃないです!って
いや〜これでムクも怒られる羽目になるぞ!
ざまぁみろ!
30分後
オレは先生からネチネチと説教を食らっていた
ムクは少し叱られただけ
なんで!?おかしいでしょ!
オレは先生に異義を申し立てた
しかしその異議も一瞬で無駄になった
そうだオレは校則違反をしたんだった
【肩に髪がついたら結ぶ】っていう学校のルールを破った
ルールを破ると罰が下る当然の結果…
オレはこれから誓うよ
学校では髪を結ぶ!
ムクと先生が見てる間だけね☆







