br×kn
(br:Dom kn:Sub)
※若干アレンジ加えてますが基本は一般的なDom/Subユニバースに即して書いてます
※キャラ崩壊注意
br視点
kn 「せんぱーーい」
kn 「頼まれてた資料できましたよ!」
br 「さすがきんとき〜〜!仕事速いな〜!」
br 「えらい!!いい子いい子!」
kn 「、!!?」
kn 「ありがとう、ございます、っ」
br 「ん、?」
br 「…ねえきんとき、」
kn 「俺、!そろそろ行かなきゃなんで!失礼します!」
br 「あぁ、うんまた後でね、!」
んーー??おかしい。明らかにおかしい!!
ちょーーっと顔赤かったし、少しだけだけどつらそうでもあった。
いつもきんときを見てる僕が思うんだから間違いない。
そしてなにより僕の褒め言葉に反応してた?気がする。
br 「もしかして………」
____
あれからきんときに話しかけようと試みてはいるもののタイミングが合わず話せていない。
仕方ない…こうなったら上司命令を発動するしかないか…
直接は無理そうだからチャットで…っと
br 【昼休みに第2会議室に来て。】
br 「よし!これで完璧!」
kr 「なーにが完璧だ!お前まだ仕事残ってるだろーが!!」
br 「ごめんてきりやーん、」
kr 「はぁ、、お前要領はいいんだからやる気さえ出せばすぐこんなん終わるだろ」
br 「そーだけど今日はちょっと色々あって、、」
kr 「まあなんでもいいけど、金曜だし終わったら飲み行くんだから残業だけはすんなよ!?」
br 「それだけはしません!きりやんくんに誓ってしません!」
kr 「それでよし!じゃあまたなーー」
br 「はいはーい」
br 「よーーしがんばるかーー!」
____
昼休み。
ちゃんときんときは来てくれるだろうか、、
チャットは既読になってたし大丈夫なはず、
ガチャ
kn 「お疲れ様です先輩。」
kn 「企画の打ち合わせっすか?」
br 「あ〜〜…いやちょっと聞きたいことがあって、」
kn 「…?」
僕が本題を切り出そうとしたときだった、
ガタッバタンッ
br 「え!?きんとき大丈夫?!」
きんときが倒れてしまった。
kn 「だいじょうぶです、」
kn 「すみません、ご迷惑を、、」
br 「…やっぱり、、」
kn 「え、?」
br 「こんな状況で聞くのもどうかと思うんだけど、」
br 「もしかしてきんときってさ、Subだったり、、する?」
kn 「?!、なん、」
br 「しかもパートナーいないし最近プレイもしてないでしょ?」
kn 「いやだからなんで、!?そうですけど、」
br 「なんでパートナー作んないの?」
kn 「……」
br 「話したくないなら全然!話さなくても大丈夫だから、」
kn 「先輩のこと信頼してるんで話します、。その代わり誰にも言わないでくださいね、?」
br 「うん約束。絶対言わない。」
kn 「俺、後天性のSubなんです。」
____
きんときが話してくれた内容を要約すると、
通常、Dom/Sub/Normal の第2性は思春期頃に判明するもので、それが覆ることはほとんどない。
きんときも最初はNormalだと診断され、Normalとして生きてきたけど、数ヶ月前にSubに転性してしまったと、、そういうことらしい。
____
br 「そっかぁ、、原因は分からないの?」
kn 「分からないんです、、病院にも行ったんですけど分からないって、」
kn 「Normalに戻る可能性も低いって言われちゃって、」
br 「それはつらいねぇ、、」
br 「パートナーは?作らないの?」
kn 「それも病院で言われたんですけどやっぱりNormalとして生きてきた身としては違和感と言うか、」
kn 「若干の恐怖みたいなものもあって、まだプレイした事ないんです笑 そりゃ体調崩しますよね笑」
kn 「パートナーじゃなくてもいいから早くプレイしろってお医者さんから言われてるんですけどやっぱ恐くて、、最初は信頼してる人としたいって思っちゃうんですよね笑」
br 「…あのさ、良ければなんだけど、」
br 「僕とプレイしてみない、?」
kn 「、え?」
br 「言ってなかったけど僕Domなんだ。」
kn 「あぁ、それはなんとなく感じてました。」
br 「やっぱり?笑」
br 「朝僕が褒めたとき反応してた気がしたから僕も気づいたんだけど、、」
br 「ていうかあれくらいのコマンドも使ってない褒め言葉に反応しちゃうとか相当限界だよね!?!」
kn 「あはは、笑」
br 「笑い事じゃないんですけどーー?^^」
br 「…まあだから少しでも助けになれたらなって!僕のこと信頼してるって言ってくれたでしょ?」
br 「その点では僕適任だと思うんだけど、、どう??僕とプレイしてみない?」
kn 「先輩さえよければ、、お願い、します、」
br 「ん!任せて任せて!どんとこい!」
br 「じゃあ、、いつがいい?できるだけ早い方がいいよね?」
kn 「…明日とかどうですか、?ちょうど休みの日だし、」
br 「おっけい!じゃあ明日ね!夕方頃集合でいい?」
kn 「はい大丈夫です、」
br 「あ、ごめんね?!まだ体調良くないよね、、医務室行って寝てな?課長にはうまく説明しとくから!」
kn 「そうします、、すみませんありがとうございます、」
br 「お大事にね、!詳しいことはまた後で連絡するから!」
____
時計の短針が6を指す頃。
br 「はぁぁああ、、終わったぁ、」
kr 「遅いぞ〜〜??早く飲み行こうぜ」
br 「りょーかーーい」
br 「あ、そいえば今日はきりやんに話したいことあるんだよね」
kr 「えなになに気になるんだけど」
br 「それはお楽しみですよ」
kr 「おいおいそんなん酒なんて待ってらんねえって」
br 「そこは耐えてよ笑」
kr 「んで?話ってなんだいBroooockくん。」
br 「えっとですね〜〜」
br 「僕の好きな人、、覚えてる?」
kr 「きんときだろ?」
kr 「…え!なに進展あったの」
br 「実は、、」
・・・
kr 「はぁーー、、なるほどなー、」
kr 「えてかそれ俺に話してよかったの?」
br 「…だめ、、だけどこんなん相談しないとやってらんないじゃん?!?」
kr 「つまりは俺には黙ってて欲しいのね。はいはいわかったよ」
br 「きりやん神〜〜〜泣」
kr 「で、どうすんの?この機会生かすしかないでしょ」
br 「そうなんだけどさぁ〜〜、、耐えられるかな僕、、」
br 「だって好きな人が僕のコマンドに従うんだよ?!?やばいって、、」
kr 「まあとりあえずやらかさないようにな。俺らDomは良いも悪いも与えられるんだから。」
br 「うん、。肝に銘じておきます。」
kr 「よ〜し!!そうと決まれば景気づけに飲むぞ〜〜!!」
br 「お〜〜!!」
____
翌日。
きんときとの約束が迫ってきてる、、
やばいって僕大丈夫かな、
嬉しいような心配なような複雑な気持ちを抱えながら約束の場所で待っていると、、
kn 「せんぱーい!お疲れ様です!」
私服姿の天使…もといきんときがやってきた。
えなにこの子かわいすぎない、、?
br 「お疲れ〜!体調は大丈夫??」
kn 「まだ万全ではないんですけど昨日よりはだいぶマシになりました、!」
br 「そっかそっか良かった!じゃあ行こっか」
kn 「あの…」
br 「ん?」
kn 「行くってどこに…?プレイってどこでするんですか、?」
br 「あぁごめんね説明してなかったね」
br 「最初だしビジホでどうかな…って思ってるんだけど、、どう?」
kn 「りょーかいです、行きましょ、!」