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最後なんて言おうとしたんだ…?
まふゆぅぅぅぅぅ!
フォえ?ふぇ?ん?んんん??
94日目
あ~眠いよ~!!
でも寝るのももう飽きたし…誰かに会いに行ってこようかな!
ふっふっふー!驚かせちゃうぞ~!
♪瑞希♪
タッタッタッタッと廊下を歩く。
誰か居ないかな~なんて呑気に辺りを見回していると、グイッと腕を掴まれた。
『わっ、!?』
「……瑞希、久しぶりだね」
ニコッと不気味にまふゆは微笑む。
『わっ、ま、まふゆ~!』
『久しぶり、だね…』
そのままボクはまふゆに連れられ、まふゆの病室に行くことになった。
『……ぇ、』
まふゆの病室には赤く染ったカッター、少し赤いベッド、赤い液体が入ってる瓶。
……謎のものが沢山あった。
嫌な予感がした。
その予感通りに、まふゆはカッターの刃を出して手馴れた手つきで手首を切った。
『まふ、ゆ……?』
ボクは止める事も出来ず、ただただ其れを見ている事しか出来なかった。
そしてまふゆは傷口から垂れる血を啜った。
少し顔を歪ませながらも血を水と混ぜて、一気に飲み干した。
『な、なに…やって、、?』
「ゴクンッ゛……ふぅ、」
まふゆの口からは赤い水がポタポタと垂れる。
「……瑞希、何して遊ぼっか 」
静かな病室にまふゆの声が響く。
とても、怖かった。
逃げようと扉に手を掛けると、まふゆに手首を掴まれる。
『やだ…!離して……!!』
ボクがそう言ってもまふゆは手首を掴む手の力を強めるだけ。
怖かったし、逃げろって本能が言ってる。
「…遊んでくれないの、、、?」
冷たい声でまふゆは言う。
ボクはまふゆの手を振り解き、扉を開けてそのまま逃げた。
「……やっぱり貴方も逃げるんだね」
「…まぁ、それが」