※注意事項⚠️・妄想強め
・本編とはだいぶずれてる(むしろめっちゃ違う方向かも)
・捏造あり?
・ツイステオリキャラ達は全員出る予定
・ホラーでもなく、恋愛でもない(少しだけ恋愛はあるかも)
・結構暗いかも?(でも、必ずハッピーエンドにする)
それでも良いならどうぞ!!
〜花の街 教会の中〜
リンネ「来たぞ、セーラ」
セーラ「リンネ!」
リンネ「丁度良かったな、俺専用の移動できる鏡があって」
セーラ「ふふっ、そうね。そっちは大丈夫?」
リンネ「ああ。誰にもバレてない。だが、ドラゴンファングとクリスタルアイは?」
セーラ「先に行ってメテアと準備してるわ。私達も行きましょう」
リンネ「おう」
セーラとリンネは鏡に入った
〜鏡の間〜
メテア「セーラ!」
セーラ「メテア、順調?」
メテア「うん!魔法陣ももうすぐ」
セーラ「よし。他の生徒や先生は?」
メテア「職員室や教室に閉じ込めてる。今は気絶してるよ。あ、セーラの言われた通りに1人だけ何もしなかったよ」
セーラ「ありがとう、メテア」
リンネ「…いよいよだな」
セーラ「ええ。やっと…やっと…!」
〜ノーブルベルカレッジ 大講堂〜
トレイン「では、そろそろ帰るとするか。(鏡に入ろうとしたが、入れない)ん?」
リドル「どうしたんですか?」
トレイン「おかしい…。何故か鏡に入れない」
皆「え〜⁈」
ケイト「いや普通にそこから他校の子達、鏡を普通に通ったよね⁈」
トレイ「ああ、俺も見た。どういう事だ?」
ロロ「もしかして…」
マレウス「フランム、まさか…」
ロロ「私は何も知りません。ただ…」
デュース「ただ?」
エース「さっさと言ってくださいよ」
ロロ「…これは私の憶測ですが、鏡は何故かナイトレイブンカレッジにだけ帰れないようにされてるのでは?」
レオナ「…なるほどな。それなら他校は帰れるのに納得がいく」
ラギー「でも、誰がこんな事したんスかねぇ」
ジャック「こんな事する奴、許さねぇ…!」
アズール「本当にロロさんは違うんですか?」
ロロ「断言できる。それにその鏡からは私よりもの凄い魔力を感じる。その者が犯人なのでは?」
ジェイド「!確かに」
フロイド「んじゃあ、犯人は誰なわけ?」
カリム「ん?そういえば…ジャミル。トールとフレイを見なかったか?」
ジャミル「いや、見てない。なんでだ?」
カリム「んー、気のせいかトールとフレイがいない気がするんだ」
皆「⁈」
リドル「ハーツラビュル。アルファいません」
レオナ「サバナクロー。ラピス、ジルコン、グランがいねぇ」
アズール「オクタヴィネル。ミストさん、オルムさん、アイルさんがいません」
カリム「スカラビア。ハルモニア、トール、フレイがいない」
ヴィル「ポムフィオーレ。ハウとヴァンがいないわ」
イデア「イ、イグニハイド。シルディ氏とハルト氏がいない」
マレウス「ディアソムニア。ルミエール兄妹がいない」
エペル「どういう事なんでしょう?全寮にいない人がいるなんて」
ルーク「まるでミステリーのようだね」
オルト「さっきまでダンス踊ったのは見てたよ」
セベク「じゃあ、いつから居なくなったんだ?」
シルバー「分からない…」
リリア「うむ、まさしく迷宮入りじゃのう」
ロザリオ「…あの〜」
リドル「どうしたんだい?」
ロザリオ「居なくなった理由は分かりませんが、居なくなった人達には共通点があります」
皆「⁈」
リドル「聞かせてくれ」
ロザリオ「…恐らく居なくなった人達はドラゴンになれる人達です。それになんの関係があるか分かりませんが、共通点で何か分かる事があるかもしれません」
トレイ「!確かに思い返せば、いない人は全員ドラゴンになれるな」
ケイト「でも、それをどう解明すれば…」
レーベ「分かる人はいるんじゃないですか?」
皆「え…?」
レオナ「レーベ?」
ノワール「そうこの中にドラゴンになれる彼らを理解してる人がいる」
ティア「そうでしょう?ナチュラ・ユグドラシルさん、シエル・ペガーズさん」
ナチュラ、シエル「!」
皆「え⁈」
ナチュラ「どうして…」
リト「だってあの時、長い付き合いって言っていたからね」
ルミナス「それに…番(つがい)って確か夫婦とかだよね?」
ナチュラ、シエル「!」
シエル「どうしてその意味を…」
ルミナス「…教えてくれた人がいたんだ。番は一生側にいる大切な人、愛する人って」
シエル「!…そっか。…そうだよ。意味もあってるし、どうしてオルム達がいないのかも知ってる。もちろん居場所も」
皆「⁈」
ルミナス「どこ⁈どこにいるの⁈」
シエル「…彼らはナイトレイブンカレッジにいるよ。とある目的を果たす為に」
アズール「とある目的とは?」
ナチュラ、シエル「…」
ヴィル「言えない事のようね」
カリム「だとしても、一体誰がこんな事したんだ?」
ナチュラ「…ゼルクレアという方です」
皆「⁈」
エペル「その名前って確か…!」
ラギー「アズールくん達の幼馴染の別名っスね」
ジェイド「そんな、セーラが…」
フロイド「本当なの?タツノオトシゴちゃん」
シエル「ええ。ゼルクレア、君達でいうゼルはセーラという少女の前世の名前だ。そして、現在彼らは彼女の望みを叶える為、行動中」
イデア「その彼女の望みが目的なんだ」
ナチュラ、シエル「…」
マレウス「…どうすれば、セーラに会える?」
ナチュラ「…鏡が無ければ、学園に辿り着いたとして中へ入れません」
ノワール「マジかよ…」
ロロ「…1つだけ打開策があります」
皆「え?」
〜鏡の間〜
クロウリー「貴方達!何者ですか⁈」
リンネ「来たな、獲物が」
クロウリー「え、獲物⁈」
セーラ「貴方には永遠に眠ってもらうわ。ディア・クロウリー」
クロウリー「なっ⁈」
セーラ「まずは…妖精の舞(ニンフィ・ドルミーレ)」(舞を踊り始めた)
クロウリー「な、何を、ッ!」(倒れるように寝た)
リンネ「…今のは?」
セーラ「とある子のユニーク魔法を使って眠らせたの。あとは…(魔法の棺を出し、中にクロウリーを入れた)これでよし」(棺の扉を閉めた)
メテア「こいつどうすんの?」
セーラ「私の中で永遠に眠らせる。とある時が来るまで…。(セーラのお腹辺りがブラックホールになり、クロウリーが入った棺がブラックホールに吸われ、閉じた)これで彼は私の中で永遠の眠りについた」
リンネ「あと厄介なのは教師か?」
メテア「大丈夫。ドラゴンファングがなんとかしたよ」
セーラ「んじゃ、行きましょう。私達の舞台へ」
〜運動場〜
フレイ「あ!主〜!」
アルファ「主様!」
セーラ「皆、準備はいいかい?」
グラン「ええ。この通り魔法陣も準備しました」
セーラ「周りへの配慮は?」
ジルコン「生徒及び教師達は各々の教室に閉じ込め、防衛魔法しっかり張りました」
セーラ「よし。では、皆。配置につけ」
ドラゴンファング、クリスタルアイ「は!」
ドラゴンファングは半人半竜になってから、円の魔法陣を囲むように外側からクリスタルアイ、ドラゴンファングが囲んだ
リンネ「あとは」
メテア「メテア達ね」
セーラ「ええ」
3人は翼を出し、包まれた瞬間に姿を変えた
アニュラス「縁と理(ことわり)を司る神 最古の神 アニュラス」
ギャラクシア「破壊の神獣 星天竜(せいてんりゅう) ギャラクシア」(半人半竜の姿)
ゼルクレア「全ての創設者にして最高神 星命神(せいめいしん) ゼルクレア」
アニュラスとギャラクシアはドラゴンファングの内側に立ち、魔法陣の中心を囲むようにした。ゼルクレアは魔法陣の中心に立った後、少し体を浮かせた
ゼルクレア「では、始めよう。我らの儀式を」(綺麗な舞を舞い始めた)
ハルモニア「綺麗…」
トール「流石主様だ」
数分後、ゼルクレアの様子が変わった
ゼルクレア「ッ!あ”ああああっ!」(苦しみ始めた)
ヴァン「主様!」
ハウ「主!」
ギャラクシア「怯むな!言われただろ?動くな!」
アニュラス「どうしたんだ、ゼル!…!ギャラクシア、ゼルの翼を見ろ」
ギャラクシア「?(見た)こ、これは⁈」
ゼルクレアの6枚の翼のうちの半分が黒くなり始めてる
アニュラス「恐らくこの儀式を成功させるにはゼルの儀式内での力をコントロールするのと精神を統一させ、闇に飲まれないようにしないといけないらしいな」
ギャラクシア「そんな…!」
アニュラス「お前ら!ありったけの魔法をゼルに注げ!少しは闇化の時間稼ぎになる。急げ!」
ミスト「は、はい!」
オルム「分かりました!」
ドラゴンファング、クリスタルアイ、アニュラス、ギャラクシアはゼルクレアに魔力を注ぎ始めた
ゼルクレア「ハァ、ハァ、あ”あああっ!」(更に苦しみ始め、翼も黒く侵食し始めた)
ラピス「ッ!マジか」
アイル「闇化のスピードが早すぎる…!」
リヒト「諦めるな!」
フォス「そうです!諦めちゃダメ!」
シルディ「俺たちは主様に信用され、今ここにいる!」
ハルト「俺たちがやらないでどうする!」
ギャラクシア「その通り!ゼルも抗ってる。なら、我らも共に抗い続ける!」
アニュラス「ああ!」(しっかりしろよ、ゼル…!)
〜街中 北〜
皆、教会に向かって走ってる
アズール「!」
波音「どうしました?」
アズール「少し胸騒ぎがして…」
ジェイド「!…急ぎましょう」
フロイド「うん。その胸騒ぎ、俺もした」
ソル「え⁈そうなんですか⁈」
ルア「てことは、ジェイド先輩も?」
ジェイド「ええ。セーラに関する事は大体野生の勘で当たるんです。それに今回ばかりは大きな事のようです。急ぎましょう」
皆「はい!」
〜花の街 教会前〜
ロロ「ここです」
ローゼ「ここがリンネさんの教会…」
リドル「本当かい?」
ロロ「ええ、よくここに通っていましたから」
シリウス「!誰かいる!」(背中にある聖剣を構えた)
シルバー、セベク「!」(剣を構えた)
???「へぇ?よく気付いたよね」(赤髪の少年)
???「その構え…騎士か」(白髪の少年)
???「どっちにしろやるか」(白髪の少女)
???「あくまで足止めですからね?」(青髪の少女)
ナチュラ「!イグニス、ウラル」
シエル「…ビアンカ、アービー」
トレイ「知ってるのか?」
シエル「…私と同じ神の使い。しかし、4人はサザンクロスの使者、守護神的存在だから強さは厄介よ」
チェミィ「そんな…」
イグニス「シエル。何故そちらにいる?」
ウラル「ナチュラ様もです」
アービー「シエル、貴女は神の使いの1人であるペガサスでしょ?」
ビアンカ「ナチュラ様はこの大地にある世界樹を守る巫女。何故そちら側を味方するのですか?」
シエル「私は…私の意思で彼らの味方をする!」
皆「⁈」
シエル「確かにあの方の望みは叶えって欲しい。でも、もっと違うやり方があると思ってる私がいるの!」
ナチュラ「私もそうよ!」
イグニス「てことは、あの方への裏切りか!」
シエル「違う!あの方はおっしゃった。自分の意思を大切にして」
ナチュラ「今回の事でもそうおっしゃったわ。だから、私達は自分の意思を貫くわ!」
ウラル「なんと…!」
ビアンカ「ッ!この裏切り者がー!!」(シエルとナチュラに襲いかかった)
アービー「ビアンカ!」
???『やめろ』
ビアンカ「ッ!」(手前で止まった)
ケイト「なになに⁈」
琥珀「今の声ってリンネさん?」
エース「でも、ここにいない筈じゃ…」
桜「!見て!」
建物の壁にリンネの映像が映し出された
デュース「あれって」
ハピー「リンネさん⁈」
リンネ『ビアンカ、言ったろ?確かに忠誠心は強いのはとてもいい事だ。だが、人に押し付けるのは違うだろ?」
ビアンカ「申し訳ございません」
アズール「リンネさん!セーラはどこにいるんですか⁈」
リンネ『セーラは少し取り込み中だ。…お前ら、学園に行きたいんだろ?通り道は用意してある。サザンクロスの使者を倒してみろ』(映像が切れた)
ジェイド「やはりここを通るにはこの方達を倒さないといけませんか…」
フロイド「んじゃあ、さっさと終わらせますか〜」
シエル「待って!ここは私に任せてくれない?」
皆「⁈」
イデア「シエル氏⁈」
シエル「ここは私なりにケジメをつけたいの。だから、皆は先に行って」
アテナ「シエルさん…」
ナチュラ「なら、私もです」
シルバー「ナチュラ、お前まで何故、」
ナチュラ「私もケジメです。そして、私の意思でもあります」
フィオナ「ナチュラちゃん…」
マックス「俺たちも加勢するぜ」
ゾーロ「俺も」
マナ「私も」
アレナ「私もやる!」
シンファ「私もです」
ロウ「助太刀します」
シエル「どうして…」
アニムス「少しでも君達が無事になる為だよ」
シエル「アニムス…」
エラ「私も!」
皆「⁈」
ヴィル「エラ⁈」
ダイアナ「どうしてここに⁈」
エラ「追いかけてきちゃった。私もセーラちゃんの事で少し加担しちゃったし、私もケジメつけさせてよ」
ナチュラ「エラさん…」
エラ「さぁ!皆は行って!」
ロロ「ええ!皆さん、こちらです!」(ロロを先頭に教会の中に入った)
シエル「…さて、持久戦と行きましょうか!」
〜花の街 教会の中〜
ロロ「ありました!あの鏡です!小さいですが、通れるはずです」
トレイン(鏡に手を入れた)「通れる」
アズール「行きましょう!」
皆「はい!」
〜鏡の間〜
ラギー「なんとか戻れたっスね」
ラッテ「ですね。でも、なんか学園の様子がいつもと違う感じ…」
ジャック「!どっからか魔力が凄い集まってる」
ラパン「一旦ここから出ましょう」
〜廊下〜
カリム「な、なんだ⁈この魔力⁈」
アルツ「こっちまで魔力のオーラを感じる」
ジャミル「一体何が起こってるんだ⁈」
瑠璃「分かりません。だけど、そこに行けば何か分かると思います」
ジェイド「ええ、行きましょう。きっとそこにセーラ達がいます」
〜運動場〜
アズール達が来た
フレイ「はぁ⁈嘘だろ、おい!」
アルファ「本当にサザンクロスの使者を倒したわけ⁈」
グラン「なんと…」
ジルコン「マジかよ⁈」
ハルモニア「でも…」
トール「邪魔はさせない」
ヴァン「ああ」
ハウ「ここを防がないと」
オルム「我が主の悲願を叶える為に…!」
ミスト「我が主の為に!」
アニュラス「…ドラゴンファング及びクリスタルアイ、その位置から敵を倒せ!」
ドラゴンファング、クリスタルアイ「は!」
色んな魔法をアズール達に放った
ルーク「オーララ!」
フェル「ッ!」(防衛魔法を使った)
エペル「僕も!」(同じく)
妃織「だけど、このままじゃ近づけない」
オルト「彼らの魔力は桁違いだよ。尚更対抗策を考えないと」
アム「どうしよう〜」
ゼルクレア「ッ、あ”ああああっ!!」(半分は黒く、もう半分も黒くなり始めてる)
アズール「!セーラ…セーラ!!」(ゼルクレアの方へ走り出した)
リリア「アズール⁈」
シリウス「何を⁈」
ジェイドとフロイドもアズールを追いかけ走り出した
セベク「先輩方⁈」
シェリア「嘘⁈」
マレウス「僕達も行くぞ」(追いかけた)
グリム「ふな⁈正気か⁈」
シエル「正気だと思うよ」
アテナ「!シエルさん!皆さん」
ナチュラ「彼らが弱っちゃってね。まさかああなるとは…」
シエル「ここからは私達が援護するから早く追って!」
皆「…はい!」
ラピス「な⁈」
アイル「魔法が防がれてる⁈」
フォス「…ナチュラちゃん…」
リヒト「シエルか」
シルディ「だとしても、諦めない!」
ハルト「ああ!」
アズールはなんとか魔法陣に入り、ゼルクレアの元へ辿り着いた
アニュラス「!アズール⁈触るな!」
アズール「僕は…セーラと帰るんです!(ゼルクレアの手を繋いだら、電気が流れた)ぐああああっ!」
ギャラクシア「手を離せ!死ぬぞ!」
アズール「離しません!僕は、僕達は誓ったんだ。彼女を守るって。側にいるって!」
ジェイド(同じくゼルクレアの手を繋いだ)「ッ!…そうです。僕達は家族のような存在。決して見離さない!」
フロイド(同じく)「ッ!そうそう。ね、セーラ。俺たちにも話してよ。俺たちの事さ、もっと頼ってよ。一緒に帰ろうよ…」
ゼルクレア「…ぐああああっ!!」(闇化が深刻化した)
アニュラス「ッ!やばい!」
ギャラクシア「このままだと失敗し、ゼルが闇に飲まれちゃう!」
皆「⁈」
リリア「どうすれば良いんじゃ⁈」
アニュラス「…分からない。ただ俺たちの魔力を与える事でゼルの意識をしっかり保たせれば少しでも闇化を和らげる事ができる」
リリア「そうか。皆、話は聞いたじゃろ?」
リドル「それなら協力するしかありませんね」
レオナ「たく、面倒くせぇ」
カリム「おう!セーラを助ければいいんだろ?出来る事を俺はやる!」
ヴィル「全く、手間をかけさせてくれるわね」
イデア「ハァ…はいはい、やりますよ」
アズール「皆さん…」
アニュラスとギャラクシアは頷き合った
ギャラクシア「じゃあ、リンネの合図と共に皆、魔力をゼルにやって!」
皆「おう!」
アニュラス「カウント!3、2、1、今だ!!」
皆「はぁーーーーーーーー!!」
アズール、ジェイド、フロイドはゼルクレアの手を繋ぎながら魔力を与えてる
ジェイド「…感じますか?セーラ」
フロイド「俺たちの魔力だよ」
アズール「僕達、精一杯貴女を助けます。なので…」
アズール、ジェイド、フロイド「戻って来てくれ/戻って来てください/戻って来て」
マレウス「…セーラよ。我らの所へ、どうか…頼む…!」
リリア「セーラ…」
アニュラス「ゼル…」
ギャラクシア「ゼル、お願い…」
ゼルクレア「…アズール、さん?」
アズール「!…はい。僕ですよ、セーラ」
ゼルクレア「…ジェイド、さん…フロイド、さん…」
ジェイド「はい…」
フロイド「おはよう、セーラ」
ゼルクレア「…おはようございます」
マレウス「!意識が」
リリア「戻ったのか⁈」
アニュラス「!翼が」
ギャラクシア「完全に戻ってる…ゼル!」
ゼルクレア「…うん。御三方、一旦ここから離れてください」
アズール「!ですが、」
ゼルクレア「ここからは少し危ないです。私はやる事があるのです。皆さんも魔法陣から出てください」
皆は魔法陣から出た
アズール「…セーラ!…帰って来ますか?」
ゼルクレア「…もちろん」(言った後、綺麗な舞を舞い始めた)
エメラ「綺麗…」
レオナ「ああ…」
ゼルクレアが光に包まれた
皆「ッ!」
ゼルクレア(光の中から現れ、姿が変わった)「全てを創設し、無限の宇宙と希望を守り、森羅万象を司る者 ネオ•ゼルクレア!」
アニュラス「ネオ•ゼルクレア…」
ギャラクシア「ゼルが…覚醒した!成功したんだ!やった〜!ゼル〜!!」(ゼルクレアに飛びついた)
ゼルクレア「おっと」(ギャラクシアを抱きしめながら地上へ降りた)
ギャラクシア「やったね!ゼル!儀式は成功した!」
ゼルクレア「ええ」
アニュラス「無事で良かったよ。ゼル」
ゼルクレア「ええ。皆さん、ありがとうございました」
マレウス「お前が無事で良かった、セーラ」
エース「しっかし、本当に神様とは」
デュース「ああ、驚いた」
ゼルクレア「さて…」(翼を広げ、学園の上空まで行った)
アズール「セーラは一体何を?」
アニュラス「ん?ああ、彼女の望む事を成そうとしてるんだ」
〜上空〜
ゼルクレア「これぐらいならいいだろう。…黒いインクの悪しきものよ、我の呼びかけに答え、この世から滅せよ(強力な魔法が発動した)…ふぅ、戻ろっか」
〜運動場〜
アニュラス「ん?おー、おかえり。完了か?」
ゼルクレア「ええ」
アズール「何をしたんですか?」
ゼルクレア「簡単に言えば、ブロット、オーバーブロット、ファントムをこの世から消しました」
皆「え、え〜⁈」
アニュラス「まぁ普通驚くよな」
ジェイド「予想斜め行ってますよ」
フロイド「なんでなんで〜?」
ゼルクレア「それは、ッ!」
急に大きな地震が起き、皆しゃがんだ
リドル「な、何事だい⁈」
ローゼ「地震⁈大きい上に長い」
トレイ「一体何故…」
ケイト「皆!スマホニュース見て!」
スマホニュースには各地で噴火や竜巻、津波、地震が起こってるとなってる
チェミィ「嘘⁈」
琥珀「そんな…」
エース「…セーラだっけ?なんとかならないのか⁈」
ゼルクレア「多分なんとかなる。でも…」
デュース「どうした?」
ゼルクレア「…アズールさん達の約束、破っちゃう…」
アニュラス、ギャラクシア「!」
ビキッ(地震による地面の亀裂音)
アズール「ッ!…あ!セーラ!」
先程の地震の亀裂でアズール達とゼルクレア達が分かれてしまった
ゼルクレア「アズールさん!」
アニュラス「ゼル!」(ゼルクレアが向こうに行こうとしたのを止めた)
ギャラクシア「危ないよ!それにこのままだと数分後に…」
ゼルクレア「!…あれを使うしかない…」
アニュラス「?…!おい、まさか⁈」
ゼルクレア「皆を助けるにはそれしかない」
アニュラス「無茶だ!お前は覚醒したばかりだぞ⁈その状態であれを使うのは、」
ゼルクレア「足りない分は私がなんとかする。それにきっと…この状況は私への罰なんだよ…。だから、大丈夫」
アニュラス「…ゼル…」
ギャラクシア「ゼル、ダメだよ」
ゼルクレア「私がなんとかしないと…。皆をお願いね」(空へ飛び立った)
アニュラス「待て!行かないでくれ!ゼルーーーー!!」
アズール「!セーラ…」
ゼルクレア「…スゥ、ハァ…命を、世界を。物語として歩んでいこう 幸せな創造(ティエラ・クレアーレ)」(呪文を唱えた途端、宇宙全てが光に包まれた)
皆「ッ!」
ゼルクレア「…今はゆっくりおやすみなさい…」
???「リンネ!起きるのじゃ。リンネ!」
リンネ「…ん?…ふぁ〜(あくびをして周りを見渡した)ここ、どこだ?」
???「まだ寝ぼけておるのか?リンネよ。ここはディアソムニア寮の談話室じゃ」
〜ディアソムニア寮 談話室〜
リンネ「…え?」
リリア「ほれほれ、急ぐぞ。今日は式典じゃからな」
リンネ「式典?なんかあったっけ?」
リリア「お主、かなり寝ぼけておるな?式典服をしっかり着てるというのに。今日は入学式じゃ。わしら3年生が遅刻だと示しがつかんからのう」
リンネ「そう、だな…(どういう事だ?あの時、ゼルが…)…少し鏡を見てくる」
リリア「うむ。見終わったら、マレウスを探しておくれ」
リンネ「分かった」
〜ディアソムニア寮 リンネの部屋〜
リンネ「…ここが俺の部屋…(鏡を見た)マジでナイトレイブンの式典服着てるな。ご丁寧にメイクまで。ただ俺は入学する為の招待状は貰わなかったはずだぞ?…一体この世界で何が起こってるんだ…?」
“さぁ、新たな物語の始まりだ…”
〜to be conteneu〜
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!