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いつもの部活終わり 、 教室に忘れ物をし取りに行った 。
sha「はぁっ 、 ほんまにさいあくやわ … 」
廊下を全力疾走をしている時 、 C組にだいせんせーとクラスの男が残っているのを見かけた 。
なんだか 、 親しい仲っぽくて何故か嫉妬心が揺さぶられる 。
mb「鬱 、 俺ら付き合わへん ? 」
大先生が地味な男に告白された … 、 ?
sha「 … あの男 、 許せへんわ 、 」
バレないようにC組を通りすぎ 、 忘れ物を取って下駄箱に向かった 。
sha「大先生には俺だけで十分やろ 、 なんで … なんでなん 、 」
ふつふつと込み上げてくる嫉妬と独占欲 。
だが 、 どう対処すればいいのか分からず頭を悩ます 。
ぁ”あ〜 、 シャオちゃんのその表情好きすぎる 、 “ … ♡
俺のこと大好きやもんなぁ ? 笑笑
嫉妬 、 しちゃうよなぁ ? 笑
mb「鬱 ? 聞いとる ? 」
ut「ん 、 ぁあごめんぼーっとしとった笑笑」
こんな地味な奴いらんねん 。
シャオロンだけでええ 。 早く帰って抱きたいんやから話終われや 。
mb「 鬱 、 俺ら付き合わへん ? 」
ut「 は 。 」
mb「俺ら相性バツグンやん ! 」
なわけあるか 。 と思わず出そうになったがグッと堪える 。
mb「な 、 ? ええやろ ? 」
ut「 … きもちわる 。 」
この言葉を吐き捨てて教室を飛び出した 。
一刻も早くシャオロンに誤解だと伝える為に 。
なんで 、 なんでなん 。 俺はこんなにも大先生の事が好きやのに伝わらへん 。 沢山苦しめてやりたい気持ちを抑えて普通に接してるのにこの気持ちは何処で発散したらええん ?
大先生はきっと 、 あの告白断ってないんやろな 。 ほんまは俺の愛人になるはずやったのに 。 マジであの男だるいわ 。 どうせ顔しか見てないんやろ 。
俺は大先生の全てを愛している 。 睫毛も 、 俺の事を見つめる瞳 、 爪の形や色 、 色の位置までしっかり目に焼き付けてるよ 。 左手の中指に白い斑点みたいなのがあるのもしっかり 。
大先生が落とした髪の毛やシャー芯 。 大先生の家に行った時にこっそり貰った大先生の愛用消しゴムも 。 全て綺麗に保存して飾ってるし 、 大先生の体温まで全部把握してる 。
けどあの男はなんにも分かっていない 。 それは愛し合える資格がないのではないのか 。 なのに 、 なのにそんな簡単に付き合えるんは可笑しいやろ 。
絶対に俺のモノにしてやる 。 そんで 、 あの男を苦しめ自殺まで追い込める 。 大先生の為だよ 。 全て 。
変な虫が引っ付かないようにこれ迄やってきたのに今になって変なのつけちゃって大変だね 。 やっぱ俺が見とかないと危なっかしいな 。 大先生は 。
ut「ッ 、 ” … ふぅ … シャオちゃん ! 」
sha「 … どうしたん ー ? 」
できるだけ平常心を保つ 。 愛が零れ出てしまわないように
ut「 俺 、 ッ … シャオちゃんしか見えてへんからなっ 、 ! 」
なにそれ 。 浮気しとるくせに 。
sha「もうええよ 。 大先生」
ut「ぇ 、 や … まって 、 … 捨てないで 、 」
「シャオロンしか好きやないし 、 ぁの … ッ 、 」
sha「 も〜 、 そんな顔せんとって ? 」
ほんまに愛おしいわ 、 ちょっと冗談で呆れただけやのに … そんなに焦っちゃって笑
捨てられる 。 流石にやり過ぎた 。
シャオちゃんは俺から絶対離れられないって思っとったのに 。
ut「捨てないで … 、 」
sha「大先生 、 あんな奴とは離れて頭ん中俺でたくさんにして 。 」
シャオちゃんであたまいっぱいにする 。
すき 、 すきだよ 。 シャオちゃん 。
こんなどうしようもない俺を見捨てないでいてくれる優しい心 。
優しい眼差し 。 暖かい柔らかい手 。
すきだよ 。
楽勝や 。 大先生はもう俺のモノ 。 誰にも奪わせへん 。
終