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僕は墓地を彷徨っている幽霊だ。そんな僕にも仲間がいた。彼の名前は『ジャック』優しい風貌の幽霊だ。当然人間には全く見えないが僕には見える。凄くかっこいい美青年だ。
「おー、また来たのか。ランタ」
僕の後ろをひょこひょこと着いていっては人間が来ないことを祈っている。この前の石碑や墓石が急激に熱くなっていた日には深夜に人間が来ていた。突然のこと過ぎて急いでジャックに伝えると僕の手を握って遠くの影から人間を観察することにした。
どうして彼は身を潜めたのだろう。気になっていると彼は
「あれ、俺の両親。小さい頃すぐに亡くなったから、両親のことは1ミリも覚えていないけれどすっごく優しかったことは覚えてる!」
と、眩しいほどの笑顔で言った。
彼の隣の墓石にお水が撒かれた。ほんのりと蒸気が上がった。ジャックと話していると成仏出来そうなほど癒される。
彼の両親はきっとジャックと同じで優しくて人見知りだったんだろう。
だが、ジャックが次の瞬間僕の心を震わせる恐ろしいことを言い出した。
「墓荒らしだね。こいつ」
墓荒らし……??
「ジャック、隣の墓は他人のだろ?」
「え、ぱぱとままのだよ?」
右を指して
「これが僕のお墓」
え、えぇ?
意味わかったかな?
久しぶりに書いてみたけども。
結構震え上がった☆(・∇・)
初心に戻ろうぜ☆