Mafioso x ChanceでChance受けです。若干鬱…?そうでもないかも
…時は遡る、襲撃の時へ…
「…Mafioso…?」
C00lkiddの後ろに佇む巨体を見つめて、007n7を守るようにして立つChanceは呟く。両者は互いに見つめ合い、銃を握っているChanceの手は震え始めた。
「…Chance…」
Mafiosoは不敵な笑みを浮かべて彼の名を声に出す。
「か、彼を知ってるの…?」
「パパ!」
「ぐえっ?!」
恐怖におののきながらそう尋ねる007n7にc00lkiddが突進するように抱きつく。
「Mafioso…俺…」
Chanceは今までのラウンドでMafiosoを見たことがなかった。彼はChanceがいる時は姿を見せなかった。
その代わり、夢の中では何度も会った。
MafiosoはゆっくりChanceに近づくと、コートごと腕を広げて彼を優しく包み込んだ。銃を手からこぼしてしまったら、もう抱きしめ返す他なかった。色々な感情が込み上げてくる。
「…会いたかった…」
ChanceはMafiosoを病的に愛していた。できるだけ早く会い、できるだけ一緒にいられる時間を長くするため、体に悪いにも関わらず、近頃は毎晩睡眠薬を浴びるように服用していた。彼といられるなら死んでも良い。そう思っていた。
今日、ようやくMafiosoはChanceの前に姿を現した。
「…なんでもっと早く来てくれなかったんだよ」
声が震える。
「今が一番好都合だったんだ。」
対してこちらは声色一つ変えずに言う。
「…会いたかった」
もう一度言った。
「…」
「私もだ」
007n7は不安そうにその光景を見ていた。c00lkiddは不思議そうに007n7を見上げていた。
「パパ?」
「…ん、え?」
声をかけられて咄嗟に見下ろした。
「絵本読んで」
「え」
「Jason絵本読むのへたくそなの!」
「あ、あぁ…そっか…?」
仕方がなくc00lkiddが押し付けてくる絵本を手に取り、開いて読み聞かせはじめた。
「Chance、私のことを愛しているか?」
「当たり前だろ…」
「…ならば私と共に来てくれるな…?」
「おう…」
MafiosoはChanceを抱き上げて、ロッジを出て行った。
なんか前のMafioso x Chanceと雰囲気が違〜〜〜〜〜〜うッッッ!!!と言うお声ありそうですね。気分によって変わるんですわ許してね
コメント
4件
全然関係ないんですけども今日自然災害サバイバルしてたらc00lkidに会いました