テラーノベル
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snowman
※ゆり組愛され
…
💙)涼太?朝だよ。
❤️)…寝るの……
💙)じゃあ、ぎゅうはしないよ。いいの?
❤️)バッ!
駄目だよ…?ぎゅぅはするの……!
💙)はいはい…おはよ。おいで? パッ(手広
❤️)!…ギュッ!
💙)チュッ……おはよ…。
💙)亮平も起きてぇ〜?
💚)う!おきてりゅ!
💙)あら起きてた。
俺達は大学生。そして亮平はまだ3歳になったばっかり。俺らは昔からの知り合いで、今では恋人関係。年齢は1個差、俺が兄貴だ。
亮平は捨て子で雨の中公園に1人でおり、俺たちが保護した。今ではもう家族のようになった。
話は変わるが俺らは昔からよくモテる。自慢とかではなく本当の事。
2人もと中性的な顔立ちのせいで身体目当てで近づいてくる大人が多い。
俺も涼太も忘れられない物に遭遇したこともある。
だから俺らは2人で目立たず生きる、そして亮平を大事にする…
そう誓い生活している。
涼太は甘えん坊な彼女。というか俺にだけ。他の人には警戒心Maxで近寄るのすら嫌がる。
反対に俺はそんな涼太を甘やかす彼氏。可愛いから仕方ない。可愛いんだもん…←
だが俺も人とはあまり話さず、必要最低限人と近づかない。
亮平は3歳ながらしっかりしている。言葉もある程度話せるのだ。特に教えもしてないのに何で?笑
…俺らが人に寄らないようにしても人は俺らを好いてくる。俺は涼太や亮平の事を考えて大学を辞めてもいいのだが、涼太はそれを望まない。
どうしても歳が違うから授業は一緒ではない。授業中どうしているのかって…?
そんなのガン飛ばしてりゃ一発。この顔立ちだからこそ怒っている顔は相当のようだ。
💙)涼太寝癖まだついてるよ。
❤️)え?うぅ…しょーたやって。
💙)可愛いお姫様だねぇ〜?ポンポンッ
❤️)ふふっ笑 翔太のお姫様っ!ニパッ!
💙)可愛い……ボソッ
💚)…しょたたち、イチャイチャしてないではやくちて!
❤️)あ、ごめんね亮平?ナデナデ
💚)えへへっ//
💙)ふふっ笑…
女性と言われても文句の言えない涼太の性格。かわいすぎてどうやっても憎めない。
そんな俺達でも癒やしというものはある。
それは〝snowman〟を見ること。
〝snowman〟はアイドルグループ。俺は歌が歌えるし、涼太もダンスがピカイチ。でもアイドルなんてなれない。すべてこの顔のせいで。
俺達は箱推し。誰が好きとかじゃなく全員好き。カッコいいもあるがこのワチャワチャしているみんなを見ているとどうしても癒されるから。
❤️)翔太今日それスノの日だよね。
一緒見よ?ニコッ
💙)うん笑 ここおいで? トントンッ(叩
❤️)うん! ポフッ(座
亮平は?
💙)眠そうだったから寝かせてきたよ。
❤️)そっか!ありがとニコッ
今日なんだっけ?
💙)ん?ダンスバトルじゃなかった?
❤️)ほんと?楽しみ!
💙)…涼太、本当は踊りたかった?
❤️)…コクッ、でも無理だから。
俺はテレビでこういうの見れてるだけで十分!
💙)…俺も、歌,歌ってみたかったよ…ナデナデ
❤️)親を憎んじゃ駄目だからね。逆にお礼言わなきゃだよ…俺たちを会わせてくれたんだからニコッ
💙)そーだな。ニコッ ギュッ(肩寄
❤️)ふふっ笑
これは俺たちの合言葉。〝親を憎んじゃ駄目〟
産んでくれたから俺は翔太に会えた。だから何とも思わない。でも…1つ言うのであれば、自分の夢の道を閉ざさないようなカタチで生まれてきたかった。
このせいで…俺も翔太も危ない目に遭ってきた。男だろうと関係ない。170前半の男でも自分より高い人や体格のいい成人男性に襲われれば抵抗できない。…体格差が仇となっている。
夢…叶えたかったな……
コメント
2件
あーゆり組尊い…😇 課題頑張れるわ!ありがとー!!!