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皆様、ボンジュール。いぷしろんです。
今回は短編集に載せた「酒飲まば、宵月に溺る。」「金魚鉢」「夜空と金魚鉢」の3つについて語ろうと思います。
まず「酒」。
これはもう、完全に見切り発車です。一人称で、ただ或る人を想い起こすだけの作品を書きたいという欲の成れの果てです。それがあーんな不思議な話になっちゃった。不思議。
個人的にはしっかり気に入っています。
自分の人生が幸せだったとか不幸せだったとかハッキリ断言するんじゃなくて、「あの人」に付随する感情を回想するだけ。人生の終としてとても美しいと思いました。人間、死に際位穏やかでいたいじゃないですか。終わり良ければ全て良しなんですから。
まぁ万人受けは無理ですよね。価値観を強く押し付けるだけの作品になってしまったのは要反省です。
次、「金魚鉢」。
これもまぁー不思議。摩訶不思議。
一体何の話なんでしょうねコレ。金魚鉢をテーマにしたお話が書きたいという見切り発車の結果です。いっけね☆俺の計画性の無さが露見してしまう☆……あ、もう手遅れですか?そうですか。
「難解な、教科書にでも載ってそうな話」というのが全体の雰囲気としての目標でした。いやムズい。ずっしりとした中身がないと駄目なんですねこういうのって。たい焼きの中のあんこくらい重くないとね。やっぱすごいんだなプロってのは。
あ、ちなみにディス・ザ・ザットワッ卜が上げている「金魚鉢」は、同じ題名で違う作品を書いてみようみたいなチャレンジ……?の産物です。シンプルなお題で、こうも変わるもんなんですねぇ。
最後、「夜空」。
……といっても、コレは「金魚鉢」の続きというか何というか。「金魚鉢」の中で困惑していたあの話し相手さんのお話でした。
軽い感じに書けたので俺は好き。
多分、理詰めよりフィーリングな男だからあの彼女と合うんでしょうね。きっと末永く幸せになってくれることでしょう。
でもあいつヘタレだからいつまで経ってもプロポーズしなそうなんだよな……いや何で二人の結婚事情まで考えてるんだ俺?
……とまぁ、今回総括して言いたいことは
「皆さん、生半可な気持ちで見切り発車な話は書いちゃいけねぇ。こうなるぞ」
……ということでした。
以上!解散!