nmmn/スマきり/自衛推奨
今回からこちらでノベル版出したいと思います。
急な変更すいません。
暗っぽい名前ですがコメディ寄りです。
苦手な方は自衛推奨。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
『ねえ、きりやん』
『俺、上やってみたい。』
「は?」
一瞬時間が止まったような気がした
それ程静かになった
え?今この人なんて言いました?
上?上やってみたいって言ったよね?
そんな今更交換なんて出来ないよ
もうそれぞれ型にハマってきたじゃん
なんでそれを今….
「え、な、なんで?」
俺は疑問に思い恐る恐る聞き返す
何を恐れてるのかは知らないけど
『え….だって』
『前きりやんがやってみればって言ったんだろ?』
『だから。』
俺が….?
そんなこと…..
…..
「あ〜〜」
言ったわ。全然言った。
前スマイルが拗ねた時に咄嗟に言ってしまったんだった
クッソ!なんで取り消さなかったんだあん時の俺!!
「いや、でも」
「やっぱスマイルには上出来ないと思うよ」
俺は彼を納得させるべくベラベラと言い訳を並べる
『えっ、で、でもやってみるだけはいいでしょ』
『別に合わなかったら今度からやらないってだけなんだからさ』
「いやね?それでもさ、」
「まず今更立ち位置交換ってのもダルいでしょ?」
「もう慣れてんのに態々ぎこちない方に行かなくたって、もう俺は俺は満足してるよ」
言っては言い返す
言い合いの始まり。
スマイルは少しムスッとした顔で斜め下を向いた。
折れたか。
いつも潔はいいが今回は良すぎる。
逆に怖い。
まあ、俺が上、彼が下という立ち位置を保ってくれれば俺は文句ない。
先程から何故俺がこんな異様なまでに下側を拒絶しているのか、
シンプルに怖い
いやマジスマイルにはしてるんだけど、自分があーゆー事されると思うと背筋ゾッとする。
スマイルなんかは気持ちいいらしい。
でも俺は怖い。痛いのは無理。
ぶっちゃけ後ろは専門外なので卒業なんか出来ない。
いや、したくない。しない。
ここは断言させて。無理。
という事で、そろそろべそかきそうな彼女さんが目の前にいる状態をどうにかしたい。
『……』
さっきから右下を見つめて何かを考えているようだ。
今回は妙に折れるスピードが早かったので少し疑問はあるがこの様子なら大丈夫か。
「スマイル〜?」
俺は彼の視線の先に手をフリフリと翳す。
「おーい…スマイルさーん….?」
パシッ
「え?」
グイッ
「わっ!ちょっ….ッ!?」
ドサッ
「す…すまいる….?汗」
突然の行動に脳が停止し、無意識に彼の名を呼ぶ。
『俺もさ….一応、男なんだけど….』
下から見る彼の顔。
見たことの無いギラギラとした目。
やばい。こいつやる気だ。
もう、こうなったら、仕方ない。
平常心、動揺してません感を出しまくって余裕ぶる。そして耐える!!
「知ってるよ」
「その上で俺はお前が好きだから」
『じゃー…..別に俺が上でもいいっしょ?』
…ダメなの。それは俺の都合上ダメなのよ。無理なのよ。
でもそれをそのまま言ってしまうと動揺が見えてしまう。
そうだ。どうせ彼に上なんて務まる訳は無いだ。スマイルはどう考えても適していない筈だ。
だから、今、彼に襲われたとしてもギリギリのラインで俺がさり気なく上下を交換すればいいだけ!
うんそれがいい!
そしてお前には出来ないんだってことを分からせて二度と上をしないようストッパーをかける
よし、それで行こう。
落ち着いて、平常心….乱されてない感…
彼氏としてのゆとりを見せていかないと、
俺はすっと息を吸い口を開く
「そ、そこまで言うならやってみれば?」
「ほら」
俺は押し倒された状態で両手を広げ自ら招く
まあ嫌なことは早く終わらせたい主義なんでね。
『えっ、いいの?』
「ふっw…どーぞ?w」
余裕の笑顔で笑いかけ
「まあ、“出来れば”の話だけどね笑」
少し尖った口調で彼に煽りをかける
『….ほ〜ぅ?』
『やってやるよ』
そう言って彼は俺の唇にキスを落とした。
コメント
14件
続きをください…(願望)
見るの遅れた....( ᵒ̴̶̷᷄꒳ᵒ̴̶̷᷅ )←は? てか普通にサイコーなんだが?先が気になってしまうじゃないか☆
😇👍✨ ちなみに続きはどうなりましたk