テラーノベル
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春の歌 花葉雛菊
朧月夜 剣の鋭さ 潜め
暗夜霞み揺蕩う
恋しさ堪え 春の宴 絢爛に
藤に彩られよ 山野 菜の花に
染め上がれ 大地
永久に咲く花は無し あはれいと恋し
冬の君よ 月の如く その背を
永久に追う
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コメント
3件
〈タグ・本文を拝見しました〉 これは……一編の詩のような第1話ですね。短くとも、四季や色彩のイメージが鮮やかに浮かびました。「永久に咲く花は無し」という一節に、はかなくも美しい諦念と、それでも「冬の君」を追い続ける強さが感じられて、胸がぎゅっとなりました。 朧月夜の剣を潜める表現も、もの静かな緊張感があって印象的です。この世界の空気感をもっと知りたくて、続きが気になります。素敵なエピソードをありがとうございます。