Sm「なかむ」
Nk「ん?」
今は大好きな彼とデート中、
どうしても言わないといけないことがあって心苦しいけどデート中に話を持ち出した
Sm「今度友達と旅行行くことになって、3泊4日北海道の方まで行くことになった」
Nk「…ぇ、?」
Sm「…ごめん。……俺は断ったんだけど、どうしてもって言われて……」
正直、彼が居ないと嫌だ
なかむがいない旅行なんて楽しくない。
なかむと一緒に行きたい
そう、口にしようとした時、
Nk「……、そっか。行ってらっしゃい……、」
彼は素っ気なく返した
nakamuにとっては俺はそんなもんなんだな、
悲しいな
nakamuなら悲しんでくれると思ったのに、
心做しか視界はぼやけていた
Nk side
彼は初めて”友達と旅行に行く”と言った
今まで友達に誘われた時ずっと断ってたのに
Sm「…ごめん。……俺は断ったんだけど、どうしてて言われて……」
彼はとてもとても苦しそうに寂しそうにそう言った
正直、俺も嫌だ
これはきっと嫉妬というやつなのだろう
胸が痛くて、苦しい
目元が若干熱く今にも視界はぼやけてくる
Nk「……、そっか。行ってらっしゃい……」
正直に気持ちを伝えられない
俺は彼の目を見れず皿を見て大好きなたらこパスタを喉に通した
Sm「やっぱりやだよ……ボソ」
彼の本音になんて気が付かずに