テラーノベル
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街は眠っている。なのに、1体のロボットが起動した。
長期間のスリープモードで、体内で刻まれている時間に狂いが生じたのか。
普段では決して起きない日に、ケインは目覚めてしまった。
新しく購入したアジトから出ると、心無きの車さえも通っていない。
「静か、ですね」
誰が聞いているわけでもないのに、ひとりごとを呟く。
と、その時上空を1機のヘリが音を立ててケインの頭上を通過していった。
「え?」
あの機体、見覚えのある軌道。
「店、長!」
自然と足はヘリを追っていく。しかし道路を横切ろうとしたら突然、ピンクの車複数台が後輪を滑らせながらケインの前を疾走り抜けていく。
「あぁっ…!」
それはあっという間の出来事で、街にはまた静寂が戻った。
「…な、ん」
この街にいない、起きていないひとたちの影を垣間見て、気付けばケインの顎先につうっと水滴が伝う。
それは、懐かしくて「心」が震えた証なのか。
「夢が叶う街、であれば」
会いたいと願う事を、今くらい許してもらえないだろうか。
某Xで盛り上がっていたので、ひっそりと参加
うーん、解釈違いかなぁ…