テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
やっほーるまらまだよー
やっと本編!
結構がんばって書いたから上手だといいな〜
それじゃあいってらっしゃい
小さい頃からよく周りの大人から言われていることがあった
“絶対に街外れの大きな森に行ってはいけない”
なにがあっても 絶対に
行くな近づくな
興味を持ってはいけない
間違えた道を行くんじゃない
絶対に絶対に
“行くな”
〜〜〜〜〜〜〜
毎日楽しく学校へ行き、友達も沢山いる
ごく普通の学生
ある日親と大喧嘩し、夜中に一人で家を出て行ってしまった
ミオ「はぁっ、はぁっ…!」
怒りのままに家を飛び出し行く場所もなく走り続ける
家は結構都会らへんにあるので夜中でも街灯や車の光がチカチカと自分を照らしている
人の話し声や車のクラクションで少し騒がしい
この街で生まれ育ったので、街のことはなんでも知っている、まぁつまりちょっと離れたところに行っても簡単に家に帰れるのだ
ミオ「はぁっ、これからどうしよ…」
「お金もスマホもなにも持ってない…」
あたりはすっかり暗くなり、昼間ではしっかり見えているはずの建物もなにも見えなくなってしまった
もちろん懐中電灯なんてないので、むやみに歩いたらすぐ転んでしまいそう
ミオは途方に暮れてしまった
ミオ「せめて光でもあれば… といっても街から結構離れたところに来ちゃったし、さすがにここには街灯なんてな…ん?」
遠くの方に一つだけ小さな光が見えた
さっきまでは無かったのに
いまにも消えてしまいそうな、目を離すと無くなってしまいそうな小さな小さな光
これ以上遠くへ行くと家に帰れない気がしたが、光が欲しいとずっと思っていたのでとりあえず光がある方へ行くことにした
ミオ「ねぇ!誰かいるのー?!」
(返事はない、 人じゃないのか?)
そんなことを思いながら光の方へ歩いていくと、だんだん光の正体が分かってきた
ミオ
(人だ、 人が立ってる)
(光は…多分持っている、ろうそくだろうか
なんでこんな真夜中に一人でろうそくを持って立ってるんだ?
そもそもここは遠く離れた街外れ、 店も家も建物はなにもないはず)
(あの子は、、、だれ?)
ミオ「すいません、光があったので…」
「あの!私迷子になっちゃったんです、近くにある街に住んでいて、道知ってますか?」
???「…」
ミオ「え、あの…」
???「…」
すたすたすた
ミオ「え、ちょっと、ちょっと待って!」
なんの返事もせず、表情も一切変えないまま
くるりと後ろを向き、大きな森の方へ歩いていってしまった
仕方がないので、急いで追いかける
ミオ「ねぇ、待ってよ!行かないで!」
???「…」
すたすたすた
ミオ「っ…!もう!」
行ってしまった入ってしまった
街外れにある大きな森に
森の中は少し荒れていて、見た事のない花や草がある
そのまま歩いてしばらくすると、なにやら大きな建物が見えてきた
ミオ「あれは…館?」
???は立ち止まることなく館の真ん中にある黒い扉を開けて中に入って行ってしまった
慌ててミオも中に入る
カチッカチッカチッ!
ミオ「わっ…!!」
入った瞬間中にあるランプが一斉についた
内装は豪華で螺旋階段(らせんかいだん)に、天井にはシャンデリア
ほこりもゴミも一つもない
周りを見渡しているとろうそくの消えた匂いがして、追いかけてきた子を見る
綺麗な青色の目をしていて、紫色の長い髪はふたつに結ばれており、頭に大きな黒いリボンをしている
服は黒くてスカートの先におしゃれな模様がついているフリルのワンピース
靴は短いブーツだろうか
ミオ「あなた…だれ?」
(背はちょうど私と同じくらい、同い年?)
???「ようこそ迷いの森へ、永遠の館へ」
???「私に名前はありません、貴方様が付けてください」
ミオ「えっ」
(名前…か)
そう思いながらミオはもう一度???を見る
ミオ
(この子、服も綺麗だけど顔もすごく整ってる)
(ていうかさっきから思ってたけどこの子何を言っても顔色一つ変えない今もずっと、動かない)
(外見はとても素敵なのに中身は何もない?)
(なんだかお人形さんみたいな…人形?)
「じゃあ”ドール”でいい?」
ドール「かしこまりました”ドール”ですね」
名前は”ドール”に決まった
花のように綺麗な外見、けれど中身は枯れてしまったようにすっからかん
なんだろう
まるで、
「まるで、ドライフラワーのような___」
るまらま
46
コメント
1件
るまらまさんの「永遠の館」、どっぷり没入しちゃいました…!夜中に光を追って森に入っちゃうミオの無鉄砲さにハラハラしたけど、「ようこそ迷いの森へ」の台詞で背筋がピンと来ました。ドール、人形みたいに綺麗で空っぽなのが不気味で可愛い。「ドライフラワー」の比喩が刺さります。続きが気になりすぎます…!