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第二話-「少女」
僕は歩きを続けていた。
気がつくと、僕はとある場所へと着いた。
「…????」
僕は、都会へと着いたのだった…。
ざわざわとしたビルに囲まれた道路。
気づけば波に連れていかれそうな人の数。
僕は、先ほどとの温度差に、意識を現実から離されそうになった。
でも、普通の都会と少し違う。
少しハイテクな感じがする。
近代未来?みたいな…。
考えているうちに、僕は予想が当たり、人の波に揉まれた。
僕にはその波を抜け出す力はなく、ただただ連れてかれる。
出たいが出れない。なんて、もやもやするんだろうか…。
その時、僕は腕を引かれ、路地裏に引っ張り込まれた。
驚いて見た、その人はセーラー服を着た女の子だった——
???「良かった。死んでないね」
その子は、17歳の平均身長に、長い白髪を片方に緩く結んでいて、特徴的なのは顔の両斜め上隣に「−」と「×」があったこと。
僕は混乱を抜け出し、正気に戻る。
「助かった。ありがとう…」
???「ううん、どういたしまして。君みたいなのは分かりやすいからすぐ“新人”って分かったよ」
僕には意味不明な言葉だ。
単語は分かるのに意味が分からない。
「…君は?」
???「自己紹介…か…。こっちに来て。いい広場みたいな場所があるの」
言われるがまま、僕は彼女に着いてゆく。
どうも、彼女は疑いにくい。
素直に着いて行ってしまう僕の不注意なのかは今は分からない。
言われるがまま、着いて行き、路地を抜けた。
コンクリートの地面に建物に囲まれた、いかにも不良が集まりそうな場所…というのは偏見かもしれない。
彼女は、そこにあったタイヤにぴょんっと座り、僕の方を向いた。
???「改めて、ちゃんと自己紹介するね。私は「電(デン)」、【電光高等学校】の生徒なの。」
「【電光高等学校】…?」
電「うん。この都会の世界の私立学校みたいなところだよ。」
「ここに…学校が…」
電「現代には普通だよね。さっきも言ったけど、私もそこの生徒だよ。」
「へぇ…」
電「君も実は入れるんだよね」
「えっ」
電「私達と一般人には少し違いがあるの。」
電は誇らしげに言った。
電「君も見たでしょ?私とさっきの波の人々を思い出して」
「あっ…」
そういえば、気にしていなかったがほとんどに人が全身真っ黒で、輪郭だけはっきりしていた。
電「私達はこうやって“身体”があるけど、一般人には“身体”はないの」
「そこが違いってやつなの?」
電「イエス!君と私はいわゆる、特別なの」
そういわれても、実感は湧かなかった。
妙に気が据わっている。
…気のせいだろうが
電「とりあえず、こっちに来て!例の学校に招待してあげる!」
「ゑ!?そんなに簡単に招待とか…」
電「いいのいいの!言ったでしょ?君はいわゆる“特別”なんだって」
「…」
僕は言い返せずに、彼女——電(デン)に思いのまま連れて行かれたのだった。