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⚠️注意⚠️
創作、ロブロックスモチーフ(oc)、痛いかも
なんでも許せる人向け!
チャイムが鳴った。途端、一斉に教室は騒がしくなった。
『なぁ、この後どうする〜?』
『遊びに行こうぜ〜』
『はぁ、疲れた〜』
今日は帰るのが遅くなりそうだ、重い足を引きずって校舎裏へ向かった。
『お、やっと来た〜、遅かったね?』
耳鳴りがする。本当は来たくなんてなかった。
だが来なければもっと酷いことをされると分かっていた。
「…」
声が出ない。言いたいことは全部飲み込んだ。
『…なんで黙ってんの?』
怖い、逃げ出しても無駄な事は明白だ。
いらない思考ばかりが頭の中でぐるぐる周る。
口を開こうと思った瞬間、体が宙に浮いた。
勢いよく地面に体を打ち付けた。
全身が焼けるように痛い。
口の中が切れた。血の味がする。
「…ぅぅ…」
小さい呻き声しか出ない、息が苦しい。
『なんで呼ばれたか分かってんの?』
分かってる、分かってるよ…
『お前さ、最近オレらの事避けてるよな?』
…嫌いだ、他人の事を暴力でしか従わせられない奴らが、弱肉強食の世の中が。
「…ごめんなさい。」
『ラックが悲しんでたよ〜?』
…ラック。この人達はラックの取り巻きだ。彼の事は教師ですら注意しない。…そんな人に目をつけられるなんて、ホントに運が無いなぁ…
もう涙なんて出ないと思ってたのに、視界が歪む。
『ラックにベジェが寂しがってたって伝えとくね〜』
一人になった。日はもう沈みかけている。
傷の痛みを堪えながら帰路に着いた。
自分が嫌いだった。両親は病気で早くに死んだ。今は親戚からの仕送りで一人暮らしをしている。
家に帰ってカバンを放り投げ、ベッドに倒れ込んだ。
きっと明日も同じような日を過ごすだけ。
こんなにも面白くないものはあるだろうか?
布団にくるまって目を閉じた。