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「針人間を次々倒したり

森に散りばめられている人々は

お前らの仕業か?」


その言葉でキルアやツボネは驚きを隠せない

それはそうだろう。気配など気づかれるほどの無能は暗殺部隊に居ない

イルミたちが気づいたのも

針人間が不自然に減っていくからだろう


「そうですわ」


ララシアの美しい声でそう答える


「目的は?なぜ2人を守る」


その言葉でアルカはイルミの方向に走り出す


「アルカッッッ」


「ちょうどいいや」


そう言って針がアルカに向かっていく

しかしこの時ナニカになっていたはずなのに

アルカに戻っていたその違和感にこの場にいた者は気づいていた


そして針もアルカに届かず

イルミとすれ違いローブの少女に抱きつく


「ふふふ会いたかったあ」


そしてその言葉でアルアは涙腺が切れる


「わあ泣かないでどこか痛いの?」


さっきまで殺伐としていたはずなのに

この場は感動の再会の雰囲気が流れている


「しんぱい”かけさせないで」


イルミは気づいただろう

アルアとアルカの違和感 それは距離感

アルカとアルアは一心同体のようなもの

なのにも関わらずアルカは

アルアに少しも話しかけていなかったのだ


「大丈夫だよ!私にはお兄ちゃんがいるもん」


ドヤ顔でそういうアルカ

キルアの涙腺は緩まる一向である


「久しぶりなんだから笑って欲しいな! 」

アルカがそう言う

さっきからそうだが

あったことがあるような口調

アルカが会ったことある人間なんて

家族か使用人のみである


「それにしても身長抜かされちゃったなあ

私がお姉ちゃんなのに!」


その言葉でイルミは確信に

キルアは思考が停止する


その一言でアルアはローブのフードを取る


「お姉ちゃんさすがだね。

どうしてあの子が

私じゃないってわかったの?」

「うーん。どうしてだろう

でもなんか違ったの」

「アルアどういうことだよ!」

兄がそう言う

きっとスコープ越しにいる家族も

同じことを思っているんだろう


「アンナ戻っていいよ」


その一言で少女はアルアの姿から

透明感はあれど対照的な黒髪黒目に変わる


「俺の針人間を片っ端から倒してるのも

アルア?」


「うんそうだよ」


「いつからこんなに仲間を作っていた?」


「作るつもりはなかったけど。 ひとつ言うなら私が変わったのはg.iからだよ」

「じゃあねイルミお兄ちゃん」

その一言でアルアはアルカを

アンナはキルアを持ち移動する


「アルウェン達足止めだけよろしく」


「奥様からの初めての任務は 頑張らねぇとな」

「ほら行くぞヨハネ!」

「分かってますよ」


「この方がアルア様の双子のお姉ちゃんなのですか?似てないですね」


「アンナが抱えている方の方が似ていますわ」


「ちょっとララシア口を慎みなさい」


「別にいいわよ

似ていないのはホントのことだしね」


「アルア様はララシアに甘いのです」


「そうかな?」


「ええそうです」


「アルアアルア!どこに向かってるの?」


「この先に車を待たせてるから

そこに向かってるの」


「そうなんだあ

でもどうしてこんなに身長伸びたの?」


「お兄ちゃんより高いよ!」


「念道具だよ。この指輪がそうなの!」


「へえ!綺麗!アルアに似合ってる!」


「ほんと?嬉しい」


そう言っているアルアの表情は

つききっきりでいたララシアでも

見たことの無いくらい可愛い笑み


「あ、ありました」


そう言ってスピードを落とす


「病院まで最短距離で」


「かしこまりました」



_____同時刻 アルウェン視点


「さっき君アルアのこと奥様って言ったよね

それどう言うことかな…♧」


まず口を開いたのはヒソカであった

イルミはどうしようか迷っている様子


「奥様は奥様だろ!なあヨハネ」


「貴方はいつも説明を省きますよ

ほんとに殺しの才能に感謝すべきです」


「感謝はしているぞいつも!」


「奥様と私達が呼んでいるのは

アルア様がハデス公爵家の夫人であるから」

「ふーん♢」


「イルミこのことは知ってたの?」

「知ってたわけないよね」

「まあいいや。

とりあえずこいつらから聞けることは

全て聞いてしまうのが建設的だ」

ヒソカとイルミの目的はアルアの事を聞くこと

そしてアルウェンは足止め

両者戦う必要性がないこと

お互いに戦うとめんどくさいことを理解し

アルウェンは戦いたがっていたが

それをヨハネがいい感じに言いくるめ

なぜか落ち着いて話をすることに


そしてその場にツボネもいるため全ては

ゾルディック家にダダ漏れである


しかしヨハネはそれを理解した上で

いまからアルアについて洗いざらい話すつもりだそれはヨハネとって夫人になる上でのケジメであるという認識であるから

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