テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
・青緑
・軍パロ
side.shk
傷を負った足を引き摺りながらため息をつく。
任務に行ったのはよかったけど、まさか襲撃に遭うなんて思わなかった。
きりやんにバレたらまた怪我して帰ってきたのか!って怒られるし、4人には心配されるし、
別に心配されるのが嫌なわけじゃない。
ただ…みんなの仕事を邪魔したくない。たったそれだけのことだけど、
「…」
「…あ、おかえり」
「..きんとき」
最悪だ、よりによってきんときに見つかった。
バレないように医務室に向かうしかないか。
「ねぇシャークン」
「なに?」
「…その足で医務室まで歩く気?」
「え、」
「はい。1週間は安静にしてなよ」
「ありがとう..」
「で…何で隠したの?」
「….」
「目逸らすな」
「…心配かけたくなかったから、」
「またそんな理由で、」
「そんな理由って..俺はみんなのことを思って、」
「みんなのことを思うなら報告ぐらいしなさい」
きんときにデコピンを喰らわされた。普通に痛い。
「あれ、そういえばみんなは?」
「スマイルは監視室で寝てる。3人は買い物」
「きんときは?」
「俺は斧の手入れとか、戦場の立ち回りを練習してたかな」
「そっか」
・
・
・
・
「….なに、?」
「…きんとき寝てないだろ」
「なんのことかな」
「寝ろ。今すぐに」
「大丈夫だって」
「いいから寝ろ」
俺は無理矢理きんときをベッドに座らせた。
こいつの大丈夫は大体大丈夫じゃないからな。
「しゃけこそ寝た方がいいでしょ」
「….確かに」
「納得するんかい」
「じゃあ俺も寝るわ」
「え、」
「…なに」
「いや、何で一緒のベッドで寝るんですか、」
「別にいいだろ。こっちの方が暖かくて寝やすいし」
「じゃ、おやすみ」
「….本当こいつは、」
「こっちの気持ちも考えろよ…/」
shkさんは無意識にやってそうなイメージはあります。
さめさん
39
コメント
1件
あおいです〜!読了しました! ずるいよ、もう…!最初は怪我を隠すシャークンが不器用で可愛いなと思ってたのに、ラストでさりげなくきんときをベッドに引きずり込んで「おやすみ」って、完全にシャークンの方がずる賢いじゃないですか(笑) お互いに「大丈夫」を信じられなくて、無理矢理でも一緒にいる選択をする距離感、めちゃくちゃ好きです。軍パロの緊張感の中にある、ふたりだけのぬくもりに胸がぎゅっとなりました。続きも絶対読みます!