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1ヶ月前からあいつがいない。
いつもならイタ王やナチス達と一緒にいる
いや、だがアイツらも見てないな
そんなことを自室で考えていた。
すると、
「コンコン、入りますよ」
ドアが開くとそこにはイギリスがいた
「なんだよ親父」
少し苛立ったように聞く
「息子の様子が気になりましてね」
そう言うと部屋に置いてある資料を漁り始めた。
「勝手に人の部屋漁るんじゃねぇよ、、、」
「いいじゃないですか」
そう言うと親父の手が急に止まった。
「?、、、どうした?」
「少し気になるものを見つけましてね。」
「?、、、」
疑問に思った俺は親父の手元を見てみる、
その資料とは
大日本帝国ら、及び枢軸国の処理について
と書かれてあった。
「あぁ、俺が考えた計画書だよ」
少し震えた声で答えた。
自分でもなぜ震えているのかが分からない
「そうですか。」
イギリスはボソッと答え、アメリカの方を向いた。
「良かったのですか?気に入っていたのに」
イギリスは言った。
なんの事だ?と思いながらも質問に答えた
「計画書のことか?その事なら心配いらない。
処理と言ってもアイツらのことは生かすつもりだ」
イギリスは黙った
「やはり、あのときのままなのですね。」
?
さっきから何を言っているんだ?
「息子、いや、アメリカ合衆国
もう、そのへんにしなさい」
「お、おい さっきから何を言っ」
俺の言葉は遮られた
「1945年8月15日から あなたの時は止まっています。そう、日帝を殺した日に」
日帝を?俺が?
意味がわからなかった
俺は処理するとは言ったが殺すとまでは言っていない。
しかも今は1945年、8月16日、さっきから親父は何を
そう思っているとイギリスが心を見透かしたかのようにすぐさまカレンダーを差した。
1955年?10年も経っている。
いや、そうだとしても、昨日日帝に会ってそれで、
あれ?
俺、会ってなにしたんだっけ
彼は 今にも俺を殺しそうな目を向けている。
なぜだ?
俺が何かしたのか
いや、むしろお前を助けたんだぞ?
あぁ そうか
俺はお前を
殺したんだったな